足跡の記憶

あちらこちらで残した足跡の日記 
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空席あり、仏像の間

2011年09月23日 | 日記

お彼岸に 祖母のお墓参りに行った。 いつものことではあるが、全大阪市民が集結したかのような一心寺である。
写真は、一心寺横にある施設の3千人の仏像の一部。 とは 言っても 寄付により一体づつ増えていく仏像。 まだまだスペースに空きがあり、だれかが仏像を寄付してくれるのを待っている。

大阪では、街中に土地が少ないため、一般市民の多くはお寺に納骨し、墓を作らなかった。  奈良出身ではあるが、大阪に長く住んだ祖母は一心寺に収まった。 一心寺では、10年分ほどお骨が集まったら仏像をお骨を混ぜて作る。
お骨の仏像はお寺に並べられ、多くの市民にお参りをされる。 つまり、家族が行けなくても 他の人が拝んでくれるという、きわめて合理的なシステムである。 信心深くない我が家も、時には一心寺に出かけ、他の何千と言う皆さんのお骨とともに仏像になった祖母に会いに行く。


仏像たちの周りには干支の名前をかぶった 仁王さんのような像が。 
ぐるりと丸い仏像の台のところどころに干支をもった大き目の像がそれこそ仁王立ち。
他の像とくらべ、いのししが やたらガンを飛ばしていたのは何故だろう・・・。 ちょっと 凄みすぎだけど、頭の上の猪がかわいい!



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