goo blog サービス終了のお知らせ 

タヌキ親爺の晴釣雨呑

定年になったタヌキ親爺が田舎での釣り・狩猟・燻製作り・山菜取りなどに挑戦した奮闘記

くくり罠の設置の仕方

2013-11-07 05:56:08 | 日記



先回のブログで書きましたが罠猟で1ヶ月平均20匹獲れましたが、1日おきに1匹獲れても1ヶ月で15匹の計算だから1人の捕獲数としてはまずまずと思っています。

今回はくくり罠の設置方法について書きます、まず獲物が餌場としている休耕田や耕作地と獲物が隠れれる山や竹藪などの有る場所に行きます。

耕作地と山の境を見て歩くと獣道が付いていますので良く観察して獲物がどうゆう動きをしているか想像しながら何本の獣道があるかの確認をして行きます。

その中の何本かの道に罠を設置しますが、地面が平らの平地には掛けてもまず掛かりませんので登りか下りになっている場所の中で、獲物が登る為に足を踏ん張る所、何回も踏むので凹んでいる所がありますので、良く見て必ず踏み込む場所を罠の設置場所にします。

穴を掘るときは獣道の横の方から作業をします、獣道はなるべく歩いたり踏んだりしないことに気を付けて下さい。掘った土はバケツを用意してその中に入れて残った土は遠くに捨てて周りに捨てないこと。

パイプを埋めてその上に小枝を3本ぐらい置いてパイプの型に切った段ボールを置いてそれにワイヤーを設置します、そこに土を被せて罠を見えなくします、土はけっこう乗せても大丈夫ですのでキッチリと罠を隠しましょう。

獲物が獲れないと言う人の仕掛け方を見ると罠の周りの土が盛り上がってここに罠がありますと言っていたり、ワイヤーが見えていたりしています、獲物は少しでも変だと思うとまたいで通りますので掛かりません。

基本は自分でもどこに掛けたか分からない様に自然に見えるように設定することが特に必要です。罠の固定には近くの木などにくくりますが最低でも手首以上の太さの木にくくって獲物が引き抜いたり折ったりして逃げれないことを必ず確認しないと掛かったとき大変なことになります。

ワイヤーはなるべく短くなるように考えて固定します、これは掛かったときになるべく動く範囲を小さくすることです。後は標識を付けて完成ですがもう一度、最終チェックして下さい。

私は去年、罠の真ん中に大きなの足跡がクッキリと付いてるのに罠がはじけていないことがありました、棒で罠をつついても弾きません、罠を掘り出してみると安全装置が掛かっていました、またほかの罠は木に固定することを忘れてました、焦って設置をしていたと思いますが獲物が掛かっていたらどうなったことか。

獲物道は何本もありますが新しく使っている道と古い道がありますので良く見て、土や草の倒れ方などから判断して設置して下さい。

くくり罠の選択

2013-10-30 07:32:08 | 日記
     


先回のブログにも書きましたが私は今年、罠猟で5ヶ月で100頭の、鹿を捕獲しましたので1ヶ月平均20頭獲れている計算になります。

8班に分かれて有害鳥獣捕獲をしてますがその中でも捕獲数がトップですが、自分としては少し出来過ぎだと思っています。

あと2週間で猟期になりますので私のブログのくくり罠の項目に対してアクセスしてくれる人が多いのでくくり罠について書こうと思います。

有害をする前の罠はパイプにバネの入った罠を使っていたが、空弾きしたら直すのに大変で時間が掛かったし、またパイプを埋める為の穴を掘る必要があった、それよりもセッティング中に空弾きしたらバネが強力なので当たると大変な怪我になるので恐くて使いにくい。

有害駆除の罠はは全部シシトールと言う罠なので最初はこんな古いタイプの罠で獲るのかと馬鹿にしていたが設定が簡単で空弾きしていて直すのも簡単、パイプ式に比べて危なくなく獲物もキッチリと獲れる。

パイプ式は他人が間違って足でも入れたら怪我をする確率が大きいがシシトールは皆無と考えるし扱いやすいので、私は2度とパイプ式は使わないと思う。

罠は昨年まで穴を素堀していて踏み板の上に朴歯の葉っぱを乗せて土を被せていたが、今年からは写真のようにパイプを埋めて葉っぱの代わりにダンホール紙を使い上に土を乗せて獲物に罠を見えないようにしている、最初のパイプ埋めが大変だが罠を直すのが簡単に出来てキッチリと獲物の足をくくることが出来る。

筒を2つ合わせたサカエ式のくくり罠も使ったがこの罠はパイプの角を獲物が踏むと空弾きしてしまうが、シシトールはパイプの中の踏み板を踏まないと弾かないので獲れる確率が高い。

これからくくり罠をする人や、罠を増やそうとしている人は是非参考にして下さい、これで間違いなく獲れます。

次回からは罠の設置方法、止め差し、解体など書きたいと思っています。

血圧計と看護師

2013-10-24 05:32:38 | 日記


最近、病院などに行ったが今は血圧などは待合室の隅にあって自分で計らなければならない。

昔は看護師が手を握りながら計ってくれた、少しでも高いとこれは白衣性で無くて看護婦さんがベッピンさんだからびつくりして血圧が上がってしまった、など言って何かとコミニケーションが取れたが今は本当に味気ないし、たとえ言っても馬鹿にされるだけ。

以前検診をしていた看護師が血圧測定は大変だと言っていた、水銀柱を上げるためにゴム球を何回も握り測定をする、2時間もやっていると握力が無くなり指や腕が痛くて泣きたくなるとのこと、休み時間に氷で冷やしながら仕事をしてるがもっと大変なのは、聴診器のイヤーチップ部と言われる耳に入れる所、これを長時間してると耳に対してとてつもなく痛く、冷やすと頭が痛くなるので冷やすことも出来ない、夜は枕に耳が当たると痛くて寝れないので血圧測定だけは絶対やりたく無いとの話。

今は血圧計も身長計測、体重測定も自動で以前に比べれば楽になつたが、医師の問診だけは昔どおりに聴診器を使っているので検診の終わり頃になるとドクターは耳が痛いのでイヤーチップを耳から外しているのを忘れて、聴診器を患者の胸に当て診察してることがあり、患者にそれで聞こえますかと聞かれたことがあるらしい。

心電図を取っていたら聴診器は必要無いと思うが医者と聴診器は昔からセットと今も思っている人が多いから今後も問診での聴診器は無くならないだろぅなぁ。

でも医者は朝から昼間での数時間の、検診1回で当時の日給は5万円でしたがそれでも検診に来てくれる医者は居なくて、探すのが大変だったとのこと。

目から火花

2013-10-18 14:24:39 | 日記

有害鳥獣捕獲をやりだしてから4ヶ月が過ぎた、同級生と一緒にやっていたが同級生は朝早く毎日起きることが出来なくて3ヶ月でドロップアウト。

鳥獣駆除は8ブロックに分かれていてその1ブロックを担当している、最初の何日かは指導を受けたが教えることが無いので後は任したと言われて現在に至る。

しかし毎月各ブロックごとに何匹獲れたかが報告され、ある程度獲れてないと隊長より嫌みを言われる。

町の税金の中から怪我をしたときの保険代や見回りのための時間給など出ているので仕方ないが、結構プレッシャーになると聞く。

私の担当地区は8ブロックの中ではダントツに獲れているから問題ないが、獲れていないブロックに対して、今年初めて有害駆除をやりだした私が何匹獲れたのに何年もやっているあんたは何匹しか獲れてないと隊長より言われるみたいであまり頑張って獲らないでほしいと言われた。

頑張っては居ないけど動物の習性が分かるから獲れるだけだと思う。

先日、罠を掛けた近くで動く物がいる、良く見ると立派なであるが罠には掛かって無くて怒って逃げていった。その次の罠が空弾きしていたので直していると罠が弦に絡まって外そうと引っ張ったとたん、バネが爆ぜた。

こめかみに罠が当たり、目から火花が出た。  本当に目から火花って出るんだ、と当たった時に思い、その後、しまった やってしまった。と思った。

少し血が出たが、たいしたことが無くバントエイドを貼って終わり。

女房も何も言わなかったので分からないぐらいで本当に良かった。  痛いのは自分だから気をつけなあかんなぁ。

関の刃物祭りにて

2013-10-13 05:08:27 | 日記


昨日から関市で二日間の期間、刃物市が開催されている、今年も何か安くていい物がないかと女房と2人で会場を目指した。

公民館の無料駐車場に車を止めて会場まで徒歩で5分、すごい人並みです。

一昨年は狩猟の為の皮剥用のナイフを買ったが値段が高いだけで使いにくかった、今は獲物の解体用のナイフはカッターナイフを使っています、百円で買えて切れなくなったら折ったら又、新品の切れ味、替え刃も5枚で百円で買えます。

解体専用のナイフは五頭ぐらい解体したら脂などで切れなくなり研ぎに出すと千円かかりますのでもったいなくて使えない。

出店を冷やかしながら歩く、これが楽しい、あまり欲しい物が無い、欲しい物は高い、掘り出し物は出店の裏にあることが多いので店の裏も覗くのをおすすめ。

そこで見つけた物は段ボール箱に入ったどれでも百円、二百円、と書いた箱、その箱の五百円の品物の中で砥石を見つけた、新品だけど箱が無いので、店の人と交渉、三百円で手に入れた。ラッキー。砥石は非常に高いのでなかなか買えなかったがやっと手に入った。

一通り店を見ると今度は、焼きイカなど食い物の屋台に目が行き始めた。ビールは350㍉㍑で五百円、高い、会場から少し外れて所のコンビニでビール500㍉㍑で185円、第三のビールだけど、、、、これで十分。

女房は包丁を買ったが、何処の店でも売っていて、こちらにすれば良かったとか、こちらが安いとか歩きながらうるさい。

こういう場所では買う物を決めてから買わずに一回りして行くと同じ物が他の店で安く並んでいたりするので最後に買うことをお薦めする。

上の写真は昨年刃物市で買ったナイフです、ウェンチェスター社の販売で関市で作っているとのこと、持つと非常にバランスが良く、手にシックリとなじみます、さすがに世界のウェンチェスター。  

このナイフの値段何と2000円。 これが刃物市の楽しみです。