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タヌキ親爺の晴釣雨呑

定年になったタヌキ親爺が田舎での釣り・狩猟・燻製作り・山菜取りなどに挑戦した奮闘記

解禁から1ヶ月

2013-12-12 05:23:26 | 日記


あと数日で解禁から1ヶ月となりますが全く獲物がいません、有害駆除で獲りすぎたのか ? 

解禁直後に獲れた鹿が一匹のみ。。。。。

箱罠は入り口の餌を食べても中には入ってこないし、解禁直後に餌を中で食べたはあれから全く来ません、くくり罠も近くを通ったのは1個だけで後はこの1ヶ月間何の変化もありません。

有害駆除で6月から私は百匹以上獲りましたので獲物も警戒して山奥へ逃げていると考えますが、今まで2日に1頭は獲れていた獲物が1ヶ月に1頭しか獲れないなんて考えられない。。。。

何でやろ、、、有害駆除は獲物が獲れても自分の物にならないので適当に罠を掛けていて獲れなくても見回りの時給を貰うのが仕事ですが、猟期は獲物を獲るために罠を掛けているから掛ける位置を考えすぎてダメな所に掛けているのかも知れない。。。。。

  だから獲れないのか。。。

竹藪の箱罠は周りをがボコボコに掘り起こしていますが餌を食べないので頭にきて箱罠の近くにくくり罠を掛けました。

猟師の先輩は箱罠の近くにくくり罠を掛けると2度と獲物が来なくなると言っていたが我慢が出来ませんでした、くくり罠に一発で掛かればいいんだろ。

まあ、、、いいわ。 肉もそんなに欲しく無いし、 暇だから獲物に遊び相手になってもらいます。


解禁から2週間目

2013-12-04 05:22:41 | 日記

狩猟解禁して2週間、が来て中の餌を綺麗に食べていた箱罠はあれから鹿も猪も近くに一切来て居ません、他所で獲られてしまったのか、旅のだったのか分からないが残念である。

の行動範囲は1日30㎞ぐらい動くと聞く、その範囲の中には他の猟師の箱罠も沢山仕掛けてあるのであの大胆な餌の食べ方をするはすぐに獲られると思う。

他の箱罠は入り口の餌は食べてあるがそれ以上は中に警戒して入ってこない。

近くの竹藪に設置した箱罠は、箱罠から1㍍ぐらいの所に一握りの米ぬかを置いて獲物が来たかを知るためのセンサーにしているが毎日来て食べて箱罠の周りはが掘り起こしてボコボコになっているが箱罠の餌は入り口のも全く食べない、

去年もこの箱罠はそうだった、賢いである、今年は色々な手を使って獲ってやる。。。。と思うと楽しみである。

箱罠は獲物が入ると扉を落とすために糸が張ってあるが、獲物が入って餌を食べても糸に触れない、綺麗に餌を食べて糸の前で喰うのを止める、糸が見えるのか、、、、

昼間でも糸は人間には見えにくいのに、、、、、糸の太さで1番悪いのは電柵の線の太さを嫌うらしい、何回も感電してるからとのこと。

最近は糸の代わりにイバラとかクズのの弦を張ると自然界のものだからも警戒しなくていいと聞いているが人に教えるがまだ試した事が無い。

解禁から2週間でまだ鹿が一匹しか獲れていない、解禁してすぐだったので欲しいと言っていた人にやってしまった、すぐに又獲れると思っていたが獲れない。

友達からまだ獲れないのかと催促の電話がうっとうしい。。。。。

猟師の先輩の話、昔解禁の日に5個の箱罠をセットして翌日全部の箱罠にが入っていて全部で8匹獲れた、その解体は想像を絶するぐらい大変だったとの事である、

  今は昔。。。。そんなに獲れたら面白く無い。

上の写真、誰がこんな物、、捨てたんや、、、と思って良く見たら、、、、、、キノコ  ?

獲物の解体

2013-11-27 05:21:17 | 日記



禁煙を初めて半年になります、最近では人の吸う煙草のニオイが特に気になり出しました。女房に言うと私は今まで我慢をしていた私の気持ち、分かるだろぅ、、、と言われます。

さて、今回は獲物の解体について書きます、獲物は止め差しをしてからなるべく早い時間に腹を取り除きます。

獲物の胸から腹にかけてナイフを入れて切っていきますが、その時尿管や腸管、胆嚢などを絶対に傷つけないように慎重に作業をして下さい。

両足の付け根の骨をノコギリで切って肛門の周りを切り腸と一緒に引き出します、肋骨もノコギリで胸まで切ります。食道をを切って腹を引っ張るとベリベリとナイフを使わなくても綺麗に臓物が取れてきます、

後は血を洗い流して肉を熟成させる為に数日間、外にぶら下げて置きます、肉は熟成させたのとしてないのは全く美味しさが違います。

解体は獲物をぶら下げたまま皮を剥いでいきます、は皮と肉の間に脂がありますから肉に脂が残るようにナイフを使います、普通にナイフを使うと皮の方に脂が付いて肉に付きませんのでここが難しい。

後は腹から肋骨の骨をナイフで1本ずつ外していきます、名人がするとほとんど骨に肉が付きません、私の外した骨を見てスペアリブで喰うのかと嫌みを言います、骨の周りの肉が1番旨いのでもったいないからキッチリと肉と骨を分けろと言われました。

この方法で背骨も足も全部の骨を取っていきます、最後は動物の形をした全く骨の無い肉の塊になりますからそれを切って部位ごとに分けます。

脂を外にして肉を巻いてロールケーキの形にしてラップに包んで冷凍保存します、そうすると肉を切ったとき綺麗な赤白の模様がでます。

シシ肉も冷凍庫に満タンにあります、友達が来たら土産に渡してますがいい食べ方があったら皆さん教えてください。

罠猟の止め差しと血抜き

2013-11-20 13:13:36 | 日記


狩猟解禁となりました、今日初めて自分の罠を仕掛けました、箱罠には餌を日曜日に入れて置き、獲物が近づいてきたら糸を張ろうかと思っていましたが、1つの箱罠はが餌を綺麗に食べてありました。

しまった、まさか解禁のすぐに餌を箱罠の奥まで食べにくるとは思っていなかった、それもが、、、、、、

近いうちに掛かると思うが猟期なので誰かが獲ってしまうかも。。。。。

今回は止め差しと血抜きについて書きますが、このブログを猟のプロの人も読んでみえると思うし、猟を最近始めた人もいると思いますので、最近始めた人のために書きます。

止め差しは銃器でするのは私は嫌いです、有害駆除で見てきましたが、撃つと血まみれになり暫く暴れるし、同級生も銃器は撃つと汚いし何か可哀想だと言います、

私はワイヤーにロープを掛けて獲物の動きを止めて獲物の頭を同級生に鉄棒で叩かせます、以前は何回も叩いていたが最近は一発で決めます、気絶したところで首と前足の間をナイフで刺して動脈を切り血抜きをします。

気絶しているだけなので心臓が動いていますから血は早く流れ出ます、こうすれば獲物は傷もほとんど見えなくて綺麗に原型をとどめています。

血抜きがして無い獲物はタダのゴミです、食べられません。

交通事故や網に掛かって死んだ獲物を食べた人がまずくて食えないと言っていたが、血抜きがしてないので生臭く、ゴミを食っていると同じなのであたり前である。

くくり罠は獲物が近くの木などに絡んで動けなくなっていることも多いし、三点張りで獲物を動けなくして止め差しすることも1人ですることも出来るが、箱罠は箱の中で獲物が動きまくって大変である、私は車のバッテリーの電源を変換して電気を作り、それを箱罠に流して獲物の動きが鈍くなったところを止め差しします。

しかしながら今までは40㎏ぐらいだったのでナイフで止め差しが出来たが、これ以上の大きさの獲物や暴れる雄鹿などは銃器による止め差しが怪我をしなくて無難であると思う。

次回は解体について書きます。

罠の見回り

2013-11-13 05:28:25 | 日記


あと数日で狩猟解禁となりますが今年は獲物を獲る気がまだしません、有害鳥獣でそれなりに捕獲したからだと思います。

しかし肉を欲しがっている友達が何人かいて電話で獲物は獲れたかって聞いてきますがまだ解禁で無いと言ってあしらっています。

有害の肉は自由に食べることは出来ませんので、何匹かは友達の為に獲らないとダメかなと思っています。

今回は罠の見回りについて書きます、罠を設置してから朝見回りにいきますが、まず罠の遠くから見て草や土などに変化が無いか見ながら少しずつ近づきます。

7割は遠くからでも掛かっていれば分かりますが3割は分かりません、何が掛かっているか分からないので慎重に確認することが必要です、獲物が必死で向かって来ますのでワイヤーが切れたら大変です。

最後に罠の埋めた跡を確認して空弾きしてないか、ワイヤーは見えてないかなどの確認をします、特に雨降りの後はワイヤーに被せてある土が流れてワイヤーが見えていることがあるので確認が必要です。

罠の掛けていない獣道も時々見て獲物の動きを確認しながら見回りをして下さい。罠の見回りの基本は空弾きなどはすぐにキッチリ直し、自然に見えるように罠を隠す、獣道をなるべく歩かないなどです。

獲物が掛かっていたら速やかにその場を離れて銃器による止め差しや、その他の方法での止め差しをして下さい、次回のブログは銃器以外の止め差しと血抜きについて書きます。