夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

木犀

2018-09-25 22:35:56 | 日記・エッセイ・コラム

木犀

2018年9月24日(月)秋分の日の振替休日   富士霊園にて撮影

金木犀の花

お彼岸なので、

午前中に仕事を終了したケビンと、高速道を走って 富士霊園や沼津のお墓に庭に咲く花々を手向けて来ました。

   消耗しますよね…… 渋滞って  重体も重態も

天気もそれなりで快適と言いたいのですが、東名高速道路は、御殿場の出口に後二キロの所で渋滞。

二キロメートルを20分以上掛けて何とか脱出。

高速料金が勿体無い?

帰りは国道246でチンタラ帰って来ました。

国道246は、地元の主要な道路です。

上りは高速料金を浮かしたいトラックドライバーや渋滞を避けたい賢いドライバーで混んでいましたが、下りはそれなりに流れていました。

 

それにしても関東方面の方々は辛抱強いですね……

渋滞20キロとか40キロとか掲示板に表示されていますが、慣れっこなので、疲れないのでしょうか?

運転していて割り込みとか、イライラしないのでしょうか?

余程重要な用事や大切な案件等でなかったら、連休中に遠出等しなければ良いのにと思うのですが…

 

 

富士霊園の金木犀

こんなにも沢山の金木犀が一斉に咲いているのを見るのは本当に久し振りです。

えもいわれぬ馨しい香り

花の時期は僅か十日から半月程。

夜、風が吹くとはらはらと静かに散って、朝は地上に流れ星のように落ちています。

 

 

 

木犀は静岡県の樹です!

 

 

普段は静かで目立たない樹です。

金木犀は銀木犀の変種です。

中国での名前は桂花。

銀木犀の方が本家です。

銀木犀の花は白色。

銀木犀は金木犀に比べて香りも上品。

造園業界では、銀木犀に敬意を払って、木犀と言うと銀木犀を指すようです!

我が家の大切な木犀は、銀木犀です。

花は十月に入って咲きます。

花言葉は高潔。初恋。

最近は、トップリーダーと呼ばれる立場の方々でさえも、

高潔な人間は見かけなくなりました。

政治家、高級官僚、スポーツ界…

銀木犀の樹も珍しくなりましたので、

名前も存在もあまり知られていないようです。

 

金木犀の花はオレンジ色。

花言葉は謙虚。

謙遜。初恋。

 

花言葉が高潔。謙虚。謙遜。

木犀の花

 

常に、上から目線。

自己中心で傲慢な態度に下品な言葉使いのABさん、トランプ大統領に贈りたい。

 

 

 

 

 

 


菊結び 雑技団

2018-09-24 20:58:05 | 旅行記

菊結び

飾り結び

右の五弁の花形、薔薇の花びらのポプリの入った御守りは、北海道知床 斜里町の真言宗の寺院宝光寺の皆様方が手作りされたものです。

菊結びは、息子さんが結んで下さいました!!

左側は、国営の絹の絨毯工場の直売所で、駱駝の絵の描かれた手織りの壁掛けを購入した時のオマケです。

真ん中は、西安のガイドさんが全員にプレゼントして下さいました。

 

青龍寺の物品販売所で購入した御守りです。

飾り結びが美しいです!

蝉は人間の一生を現しているのだと説明していましたが、意味は??

白い蝉の形をしていると言うことは理解出来ます…

左側は龍の形だと言っていましたが、こちらは何処が龍なのかも全く判りません!

日本 北海道 真言宗 宝光寺

中国 西安 青龍寺

中国 西安 国営絹織物工場  オマケ

飾り結びも中国からやって来て、日本の伝統的な衣装や工芸品へと繋がっています。

呉服では、

七五三の三才女児が着る被布(ひふ)の飾り

大人の女性のお出掛け用道行きコートの飾り等に使われています。

工芸品では、水引細工の飾り結び。

結婚式のお祝い金を包む祝儀袋に飾られている様々な飾り結びの水引細工。

菊結びは、延命長寿

無病息災

邪気払い

等極めて縁起の良い飾り結びのようです。

  西安の街では、主要な道路の街路灯も赤い菊結びの形をしていました。

上海で私は見つけることが出来ませんでしたので、

     長安発 日本着の伝統的な縁起の良い結び方かも知れませんね……

 

   雑技団

西安の博物館で撮影した

雑技団の人形の陶器

 

一番下の人間の顔がとても苦しそうな表情です。

唐の時代の陶器と説明書きがありました。

と言うことは、上海雑技団のルーツは長安!?

サーカスみたいな曲芸が、そんなに古い時代から現在迄

伝統的に継続中とは!!

 小さい頃親の言うことを聞かなかったり、泣いてばかりいるとサーカスに連れて行かれるとか、売っちゃうとか脅かされましたが、

現在も雑技団の子供たちは、幼少期に経済的に恵まれない親元を離れて

連日厳しい修行と訓練に明け暮れているとガイドさんから聞きました。

余りに身体を酷使した為に、かって有名なスターだった方も骨がボロボロになっていて、60才前前だと言うのに、

車椅子生活を余儀なくされているとバスの中で説明されて悲しくなりました。

 

以前シンガポール発着のクルーズ船でも、中国からの雑技団のショーで、小学生位の子供たちが懸命に技を披露していましたが、

学校はどうしているのかなと疑問に思ったものです。

世界中あちこちで出稼ぎをして、外貨を獲得する客寄せパンダとして使われているようです。

毎日御飯が食べられるだけましかも知れませんが、子供たちの人権や気持ち身体はどうなるのでしょうか?

頭の上に六人も人間を乗せたら、首の骨が駄目になってしまうに決まっています!

 

と言う訳で、 私たち夫婦は今回、上海雑技団のショーはパスしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


中国 西安 青龍寺の般若心経

2018-09-23 22:27:54 | 旅行記

中国 西安青龍寺の般若心経と御朱印帳

右側は菊結びの付いた延命長寿の御守り

 

青龍寺の御朱印

空海の先生 惠果阿闍梨

真言宗の宗祖 空海阿闍梨

 

 

 

佛の光は普く照らす

 

般若心経

般若心経は、中国や日本だけでなく、マレーシアの仏教寺院でも唱えられています。

 

   我が家の般若心経の額

  私の母が、亡くなる三年前に写経した般若心経

自分が余り長生きしないと言うことを薄々気付いていたのだと思います……

昼間野良仕事をした後でも、毎晩のように心を込めて写経をしていました。

2018年9月23日  自宅和室 にて撮影

皆の幸せを祈って書いていたようです。

一農婦として一生を終えた母ですが、文字はとても綺麗で読みやすい字を書きました。

30年以上経った今でも、懐かしい母の字です。

丁寧で、几帳面な性格が良く出ていると思います。

 

 

 

 


シルクロードのオアシス バザールでござーる

2018-09-22 21:37:37 | 旅行記

シルクロードのオアシス バザールでござーる

2018年9月13日            中国 西安 にて撮影

オアシスで商人たちが、絨毯などの商品の商いをしている絵

右側に赤い大きな絨毯が見えます!

このような市をバザールと言うのだそうです。

後方の屋根付きテントの中から女性が少し顔を出して外の様子を見ています…

これは表の商いの様子を見守っていて、

景気の良さそうな人、上手く商売が済んで懐具合の良さそうな男を捜しているのだと説明してくれました!

古今東西

女は強し!?

               ガラスケースの中に展示してある作品なので上手に撮れていませんが、とても興味深い作品でした。

オアシスで、囲碁を打っている絵です。

対戦している二人だけでなく、

周りで見ている人々の様子がとても分かり易いです。

ここにも、馬やロバの動物が描かれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ルーツは中国です!大仏殿鴟尾、布袋様、太鼓。

2018-09-21 23:33:48 | 旅行記

現在の日本でも見ますがルーツは中国です。

鴟尾  しび   とびのお

沓形  くつがた

東大寺大仏殿の屋根

唐招提寺金堂 の屋根に飾られている火除けの呪いです。

 

奈良 東大寺の大仏様に良く似た仏像です。

 

 

 

布袋様

唐の時代に実在したとされる仏僧

太鼓っ腹の僧

手にした袋は堪忍袋とも言われる。

 

櫛 繊細な細工が施されています。

女性の髪を飾るかんざしや櫛は、何時の時代も美しい!!

和風の半月形のツゲの櫛の故郷は中国だったのでしょうか!?

私は、日本独自の物だと思っていました…

 

時刻を知らせる大きな太鼓

鼓楼  ころう

1380年建造

 

 

文武盛地

文字も日本人が今現在学校で学習し、使用している文字です!

 

日本で現在使われている漢字は、和字(日本で独自に作られた文字例えば躾とか峠等)を除いて

中国の漢の時代の文字が多いので、大体何となく意味が解ります。が

全く意味の異なる単語もあります。

例えば手紙

日本では勿論 便り a  letterです。

中国では、トイレットペーパー です!

因みに中国では使用済みトイレットペーパーはトイレに絶対に流してはいけません!!

排水管が細いので、直ぐに詰まってしまい、大変な事になります。

トイレットペーパーも置いてないトイレが殆どなので、中国旅行の際は必ずポケットティッシュを沢山持って行って下さい!!

時計が無い時代に、街中の人々に時刻を知らせた太鼓達。

見学者と比較すると太鼓の大きさが理解出来ます。