夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

慣れることの恐ろしさ

2017-02-01 22:49:06 | 日記・エッセイ・コラム

                     慣れることの恐ろしさ

 毎日毎日ニュース画面や新聞で、あの金髪の変わった異人さんを見ていると、

慣れて来て異常さがだんだん気にならなくなって、彼の危険な言動にも注意が行かなくなって来ました…!?

本当はもっと注意深く視聴して、発言や行動の矛盾点や間違いを指摘して、監視しなくてはいけないのでしょうが、

目にも胃にも、頭にも、心にも、とにかく全ての健康に悪いので、自然と拒否反応が出てしまいます。

 

 例えばゴミ屋敷と呼ばれる程の不潔な生活環境での生活。

1.5リットル入りの清涼飲料水のペットボトルの丸飲みや大きな袋入りのスナック菓子の一気食い等。

他人から見れば、明らかに異常な行動も、当人は慣れているので、特別におかしいことだとは感じ無くなっている…

 一度入り込んだら、止められない。

異臭や大食いに慣れるとは、正常な神経や感覚が麻痺して行くことなのだと痛感します。

 

 嘘つきの人はいつも嘘を付いているので、嘘を付くのがそれ程悪いことだとは思っていないようですね…

 一度嘘を付いたらその嘘を隠す為にまた嘘をつかないといけないので、例え途中で止めようと思っても中々止められないのでしょうね…

 マァその内に、誰も嘘つきの人を信用しなくなるでしょうけれど。

 金遣いの荒い派手な生活も、一度慣れてしまうといざ経済的に苦しくなった時には元に戻せないようですね。

麻薬等と同じ様に、金銭感覚が麻痺して行くのでしょうか。

慣れるとは、正常な神経が麻痺して行く恐ろしいことでもあると痛感しているこの頃です。