夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

夢見るタンポポおばさん と 節約

2015-12-02 21:30:53 | 日記・エッセイ・コラム

                   夢見るタンポポおばさんと節約

節約と言うお題でしたので、どうしても投稿したくなりました。

   始めに

                タンポポおばさんの夫ケビンは普通のサラリーマンでした。50才を過ぎて独立開業。

サラリーマンは与えられた給与の範囲内で生活と言う基本的なことを実行するしかありません。

まず手取りの中から必ず一割を貯蓄します。

信託銀行の定期預金等にして運用します。

何に使うとか考えないでとにかくなかったものにします。

絶対に手元に置いてはいけません。

千円ならばパッパッと直ぐ使ってしまいますが、百万円ならば、慎重に考えて使います。

残り9割のお金で生活することを考えて実行します。

収入よりも支出の多い借金生活なんて、もってのほかです。

  始末、後始末が大切です。物の有効利用。使った後の後始末。

普通に使って、残ったら貯蓄するなどと言う考えでは、お金はたまりません。

冷蔵庫や押し入れに物がたまらない様に生活して、やっとお金が貯まります。

                     衣食住ではなくて、住、食、衣の生活。

私たち夫婦は、昭和52年5月に結婚して、今年38年目になります。

昭和53年  郊外の新興住宅地に土地57坪。建物27坪のミサワホームの建て売り住宅購入。⇒平成3年に購入時の金額の二倍で売却。

平成3年   富士山がドーンと見える風光明媚な富士山麓にトヨタホームの注文住宅を新築転居。土地101坪。建物40坪。住宅ローン完済。

平成18年   幹線道路添いの生活に便利な建て売り住宅購入。と一戸建て住宅を三軒手に入れることが出来ました。

 

二軒目に建てた富士山がドーンと見える家からの富士山

 

 

                 私たち夫婦にとって、 最大の節約は手入れの良い家が高く売れたこと!

 夫は次男坊で、富士霊園のお墓以外は、家も車も電話も何も持っていませんでした。

家賃が惜しいので、ローンが家賃並みの支払いで済む小さな建て売り住宅を購入。

永住するつもりはなかったので、後々売却することを考えて、ミサワホームブランドの使い勝手の良い家を選びました。

植木などの手入れが好きなので、いつも綺麗に手入れをしていたら買い主のご主人様が大層気に入って、不動産屋さんも売りやすかったようです。

庭だけでなく、塀、壁、内装等も綺麗にしてあったので、12年間も住んだ家なのに、購入時の二倍の金額で売れました。

 車は軽自動車。税金や燃費の点で優れ物です。

 家族の食事はほとんど私の手作り。夫婦共働きで、学校給食のない時には、お弁当は朝5個作りました。

どうしても炭水化物中心になりやすい外食等は、栄養学的だけで無く、お金がかかるのでめったにしませんでした。

 住宅ローンがあれば、生活は自然と節約モードになります。

我が家の息子たちも、現在住宅ローンを利用中ですが、独身時代とは別人のように変身しています。

 

左 ローズマリー  右バジル

ハーブを沢山育てて、料理に使っています。

    

                        整理整頓と節約

  持ち家が無くても、あれが欲しい。これも欲しい。と言って買った安物の洋服や靴が散らかっている人が多いのが現実です。

私は靴も冠婚葬祭用から、普段履き迄全部で10足も持っていませんが、全然不自由していません。

昔から、履きやすい靴を大切に履くのが好きなのです。

 整理整頓の上手な人は節約も上手です。

                       探す時間がもったいない!

無駄な物は、たとえ安売りしていても買わないこと!

洗剤やトイレットペーパー等保管場所がもったいない。

我が家では洗剤は、使用中1ヶ。予備1ヶ。と決めています。

トイレットペーパーは一袋。置き場所も二十数年間不変です。

節約って、お金の節約だけではないと思います。

  

            時は金なり

時間の節約は働く女にとっては何よりも大切です。

何かを探したり、何かの置き場所を確保したりするのに、時間やエネルギーを浪費するのはもったいない!

先入れ先出し法で在庫管理をキチンとしていれば、大丈夫。

 

先ずは冷蔵庫の整理からでも、始めて下さいませ。

あー早く食べないと賞味期限が来ちゃうと思うことから、節約モードにスイッチが入りますよ。

 

 『欲しい物を買うな。必要な物を買え。』

中学校3年生の時の担任の教えです。

 

 車は移動道具と割り切って、エコノミーカーで満足。

豪華な食事は、肥る原因。肥えた豚より痩せたソクラテスとやせ我慢。 

 酒もタバコも嗜まず、カラオケも人生で数回しか行ったことのない私ですが、

外食よりも外国と言う信念で、

60才を過ぎてから子供の頃からの夢だったスイス、ドイツロマンチック街道、フランスを初訪問。

今年は、スイス、イタリア、エーゲ海アドレア海クルーズ旅行を夫婦で楽しみました。

 

夢は見るものではない。

叶えるものだ!

    一戸建て住宅や、毎年の海外旅行も、最初の一歩から。

 

読み終わったら、下駄箱の整理整頓、玄関先のお掃除から始めて下さいませ。

たいていの家では、下駄箱は玄関にあると思います。

玄関が綺麗だと訪ねて来た人が幸せになります。

家人も朝出掛ける時に気持ちが良いです。

少なくとも、朝の慌ただしい時間に、靴が散乱した玄関を見る時間が不必要になります。

  これが一生毎日続くのです。

 

どうぞ整理整頓や、節約を楽しんで続けて下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


村を変革して行く者は、若者。馬鹿者。余所者。

2015-12-02 20:03:13 | 日記・エッセイ・コラム

      今年を振り返って

 年の瀬が近付くと、今年の十大ニュースや、今年の漢字、はてまた一度も聞いたことも使ったことも無い流行語大賞等が発表される。

今年の一大事件には何と言っても国民を全く無視した国会運営。わけても安保関連法のごり押し成立をあげるべきだと思う。

閣議決定が先にありきなどと議会制民主主義を理解しているとは思えない内閣。

周辺から、 出て来る。出て来る。いい加減な意見。おかしげな輩。

自分の主張を押し通そうとするためならば、どんな手段も選ばないやり方。

NHKのお偉い方々。テレビを見る気も失せますよ。

内閣法制局長官。よこしまな考えを述べるのは止めて下さい。

本当に内閣法制局の役人なのか疑ってしまうほどお粗末な方ですね。

下村前文部大臣。

正直止めて一番ホッとしているのは、御本人ではないでしょうか。

望月前環境大臣。

経費の会計責任を亡くなった奥様のせいにするようでは、奥様が浮かばれません。

その他大勢のABさん周辺人物は怪しげな方々ばかりです。

 

   寄らば大樹の陰

 

     皆様が頼りにしているはずの大樹が、根元がちゃんと根付いていない、切り出してきたクリスマスツリーみたいな物ですから、

見かけは枝ぶりの良い大きな樹でも生きていないも同然なのです。

豪華な飾り付けに惹かれて、樹の下に集っていると、落雷の時には大変に危険です。 

雷は、周囲でも一際高い樹に落ちます。

目立たない木々は無事です。

 

       大きな樹の下には小さな木しか育たない

 子育てで良く言われます。

偉大すぎる父親、立派すぎる母親、才能溢れる両親。

産まれる前から子供も苦労していたことでしょう。

親の七光りが眩しすぎて、枯れたり、お金を湯水の如く使って放蕩したり。

乳母日傘でモヤシみたいに育ったりと大変です。

 紅葉の種は竹トンボみたいな形をしています。

実が親の直ぐ下に落ちると余り良い子が育たないので、少し離れた場所に飛んで行き、子孫繁栄するようにと飛翔する種の形をしています。

 

私のふるさとの里山では、木守りの実と言って、

柿や柚子などの実を収穫する時に鳥の為に二、三個残します。人間が食べるだけで無く、

鳥達に食べてもらって、種を遠くに落として貰う意味合いも有ると教えられました。

 

             類は友を呼ぶ 

     オタクと呼ばれる人たちの集まりを拝見すると、皆さん同じような衣服に持ち物。鞄。靴等まるで制服のよう。

朱に交われば朱くなる。で言うことも、行動も似ていて、髪型。化粧。言葉使い等判で押したよう。

少しでも個性的な考えや行動をするとたちまち仲間ハズレ。

 

これは中学生や、制服組の職業にも言えることです。

大変ですね…‥

 

仲間ハズレになるのが嫌ならば、寄らば大樹の陰。

新しい新鮮な考えや世の中を変える行動力が生まれるのを期待するのは難しくなります。

 

村を変革して行くのは、

若者。馬鹿者。よそ者だそうです。

   確かに

国を変革して行くのは、若者たち。既成概念にとらわれない者。外部から来た違う価値観を持った者。外国で学んだり生活した経験者かも知れませんね…