夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

時の流れ

2014-08-15 22:55:42 | 日記・エッセイ・コラム

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新盆のお宅にお焼香に伺った。

「昭和25年生まれで平成25年に亡くなった。」 と奥様が教えて下さる。

ご主人は享年62才。

若過ぎます。

   私の夫は先日66才になりました。

姿勢と発声方法が良いのでとても若々しく見えます。

頭髪は私と出会った時には今と殆ど同じ様でした。

(もし彼の頭髪がフサフサしていたら、私等とても貰ってもらえなかったと思います。)

現在彼の老いを痛切に感じることはありませんが、孫たちの成長を見ると時の流れをひしひしと感じます。

息子達の頭髪も大分後退して来ています。

結婚当時夫と私は親子と思われていましたので、時の流れは父親と娘のような私たち夫婦を、通常の夫婦のような容貌に変化させました!

華奢でスマートだった私は太り気味のお婆ちゃんに。

貫禄十分な体型の夫は引き締まった身体の紳士に。

何よりも二人で始めた家庭が、息子三人。お嫁さん三人。

孫六人。合計十四人。

時の流れはお盆でも帰る家の無い寂しい私たち夫婦を、賑やかな子孫たちが集う家に変えてくれました。

大黒柱さんこれからも宜しくお願い致します!