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全身麻酔で歯根嚢胞の手術受けました 不幸中の幸いと申しましょうか

2022-04-26 13:48:14 | 健康
昨日退職4月1日ちょっと一杯やることになり4人で居酒屋で集まることになりました。そのうち一人急用で参加できず。食事より酒の会となってしまいました。
お酒にして4合ほど飲んですっかり酔ってしまい、道路の段差で転倒顎を打って挫裂創。通りかかった車の人が救急車を呼んでくださり病院搬送。
CT写真上脳や骨には異常はなかったものの左上顎洞に所見あり。耳鼻科受診を勧められた。
エー!!上顎洞がん?家に帰ってパソコンで見直してみると均一な濃度で嚢腫が疑われた。歯科、口腔外科、耳鼻咽喉科それに万一扁平上皮癌だとしたら陽子線治療が必要。それらすべてを勘案して福井県立病院受診とした。
耳鼻科で診察。歯根嚢腫の大きいもので周囲骨組織融解もかなりみられ抜歯を含めた口腔外科手術が必要とのことで隣接した口腔外科に紹介された。
口腔外科ではまず行きつけの歯科医受診して意見を聞きたいとのこと。
2日ご歯科受診 歯科用CT検査の上返事を渡された。

左上顎洞に嚢腫 歯根嚢腫であり上顎骨口蓋部骨融解 上顎洞後壁骨融解が見られ第6臼歯の歯根が嚢腫内に突き出ている所見あり。
全身麻酔による歯根嚢胞摘出術+歯根切除術が必要
放置すればさらなる骨融解による左上顎の歯の喪失が予想されるとのことでゴールデンウイーク前の手術を希望した。
切開部と嚢腫の位置 歯根切除の予定
嚢胞摘出後のドレーン挿入位置
14日入院手術は15日となった
入院に伴う多くの説明や注意事項予定等々
麻酔導入 次の瞬間覚醒したといった感じであった
切除標本かなり大きい4㎝以上ある
病理結果は良性であった。
4月26日現在まだドレーンが入ったままです。
今回救急搬送されなければ発見時には手遅れとなっていたと思うと幸運だったと思わなければならない。脳ドックやほかの機会にも頭部CTは撮っていたのだけれど上顎部までは入っていなかったため見過ごされたようだ。下顎部に挫創を受けたため頭部全体のCT撮影となったことが分かれ目だったと思われる。一本の歯も失うことなくマーめでたしめでたしですかね!


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