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→♂♀←_no.14_2013:The Weather Fairies

2013-06-20 21:03:29 | 今月のお薦め_XX.20XX
The Weather Fairies Daisy Meadows著 Georgie Ripperイラスト HiT entertainment

rainbow fairiesの一件で貰ったお揃いのスノーボールの異変が起き、
妖精モードにかわったKirstyとRachelはそれぞれの家から再びFairy島へ。
王様、王妃様とお鼻がちっちゃめな初めて見る7人のお天気妖精が二人を出迎えを受ける。
虹の妖精には手を出さないと約束したJack、今度はFairy島の天気にちょっかいを出してきた。

島の天気を決める雄鶏Doodleにある7つの尾羽には7つの天気の要素を司る力があり、
毎朝、各お天気を担当しているお天気妖精一人ひとりに尾羽を渡し、
その日の天気を実践しているのだが
Jackは手下である7人のゴブリンに天気を司る尾羽を盗ましたのである。

人間界に逃げたゴブリンを追っていった尾羽のないDoodleは魔法の力が発揮できないばかりか、
ただの風見鶏になってしまった。幸いにもKirstyのお父さんが何も知らないで
錆びついた風見鶏になったDoodleを家の納屋に飾るつもりで拾ってきた。
そう、偶然にもKirstyの住んでいる村にゴブリンたちは逃げてきたのだ。

DoodleがいないFairy島の天気は無茶苦茶に、また、盗んだ天気の尾羽の使い方を知らない
ゴブリンたちが逃げてきたWetherbury村でも天気に悪影響が出ていた。
王様と王妃様はKirstyとRachelに奪われた尾羽を出迎えてくれた各お天気妖精
(雪の妖精Crystal, そよ風の妖精Abigail,雲の妖精Pearl, 陽射しの妖精Goldie,
霧の妖精Evie, 稲妻の妖精Storm, 雨の妖精Hayley)と一緒に取り返して欲しいとお願いする。

王妃様は二人に妖精モードと人に変身できる妖精ダストの入ったロケットを渡す。
また、王様はゴブリンがJackの魔法により人の子供の肩位の背丈まで大きくなっていることを教えてくれた。

1_Crystal_the_Snow_Fairy
人間界に戻ったRachelは両親に雪降るWetherbury村にあるKirstyの家に送ってもらう。
2人は1週間以内に村のどこかに隠れているゴブリンを探しだし、Doodleの尾羽を奪い返さないといけない。
大人たちがお喋りから、降雪が激しいwillow丘に雪の尾羽を持ったゴブリンがいるかもしれないと考え、
雪の妖精Crystalと一緒に二人は雪遊びをすると大人たちに告げ、willow丘に向かう。
予想通り、ゴブリンを見つけた3人はスリッパ作戦により雪の尾羽を取り返し、納屋の屋根のDoodleに付けると
一瞬、doodleに反応し、言葉を叫んだ(beware, he squawked)ようだが、直ぐに鉄の風見鶏に戻ってしまう。
Rainbow Magic: The Weather Fairies: 8: Crystal The Snow Fairy
Orchard Books


2_Abigail_the_Breeze_Fairy
その日のWetherbury村は風が強く、Kirstyのおばあさんが参加する即席会場で行われる
ケーキの品評会は大混乱。しかし、空には風の影響を受けていない気球があった。
案の定、その気球には、そよ風の尾羽を変な風に扱っているゴブリンがいた。
しかし、そよ風の妖精AbigailとRachel、Kirstyの連携プレイにより尾羽を取り返し、
その尾羽でゴブリンの撃退に成功する。尾羽をDoodleに戻すと今回もわずかに反応が見られたが
その意味するところは謎のままであった。
Rainbow Magic: The Weather Fairies: 9: Abigail The Breeze Fairy
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3_Pearl_the_Cloud_Fairy
村には機嫌が悪い人々がたくさんいて、どんどん増えている。機嫌の悪い人たちの頭のちょっと上には
小さな雲が浮かんでいることにRachelとKirstyは気付く。Doodleの雲の尾羽が原因だろうと考えた
二人が村を探索していると、お菓子工場の煙突から人々の頭上にある雲と同じような雲が
モクモク出ていることを発見。予想通り、誰もいない工場内には尾羽を間違って使っているゴブリンがいたが
雲の妖精Pearlと一緒にDoodle尾羽奪還に成功する。ピンクの斑点がある黒猫パールがKirstyの家にやってきた。
Rainbow Magic: The Weather Fairies: 10: Pearl The Cloud Fairy
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4_Goldie_the_Sunshine_Fairy Daisy
強過ぎる陽射しに地面もカラカラ。乾いた大地の先に陽射しの尾羽を持ったゴブリンはいた。
陽射しの尾羽が壊れたとゴブリンに思わせ奪い返す作戦を実行するため、
Kirstyはお父さんのサングラスを持ってきた。騙されたことに気づいたゴブリンは
RachelとKirstyと陽射しの妖精Goldieに反撃を目論むが
Goldieが取り返した尾羽で泥を乾かせてゴブリンを動けないように。
Rainbow Magic: The Weather Fairies: 11: Goldie The Sunshine Fairy
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5_Evie_the_Mist_Fairy
ゴブリンが霧の尾羽を変に使用しているため、村の森で開かれたfunrunは大混乱。ゴブリンをみつけた
RachelとKirstyと霧の妖精Evieはゴブリン界架空のモンスターpogwurzelを利用する作戦を
実行することにした。pogwurzelはゴブリンのお母さんたちが子供のゴブリンを躾けるために作り出した
空想上の生き物。これを今、この霧深い森の中にいるとEvieの魔法で思わせ、尾羽を取り返す。
Doodleに尾羽を戻すとDoodleが示す言葉の意味も次第に明らかに、どうやら、jackが。
Rainbow Magic: The Weather Fairies: 12: Evie The Mist Fairy
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6_Storm_the_Lightning_Fairy
突然の雷雨にマジカルな輝きがみえたWetherbury Museumに雨宿りした二人が大きな音が聞こえてきた
部屋のドアを開けると目にまず入って来たのは等身大程の恐竜模型。次にガイドさんが見慣れぬ妖精の展示物を
不思議がっている声が聞こえてきた。ほとんどの人がその展示を素通りしていくと雷鳴とともに停電でなってしまったので
大きな部屋に人々は移動した。誰もいなくなって妖精の展示をしっかりみると稲妻の妖精Stormが手を振っている。
稲妻の尾羽を盗んだゴブリンによって展示物に閉じ込められたのだ。Stormを救出し、情報交換をしていると、
Stormを閉じ込めたゴブリンが戻ってきた。
隠れる三人に近づいてくるゴブリンの位置を確認するためにレイチェルは顔を出すと飛んできた稲妻がコートをかすめる。
Stormは的を小さくすることで稲妻攻撃の命中を避けるよう二人に妖精サイズになるように助言するがRachelのロケットがない
(しかし、助言のページp43のイラストにはロケットらしき確認)。飛び込んだ時に落としたらしい。
稲妻攻撃の妨げになる障害物を多くするため少しでも距離をおこうと部屋から走り去るレイチェル。妖精と妖精サイズは飛んで追いかけ、さらに距離を置いて追いかけるゴブリン。虫の展示の部屋を抜け、鏡に映った自身の姿にKirstyがアイデアを思いつき、
強力な稲妻攻撃を続けるゴブリンを撃退、尾羽を取り戻した。
6つ目の尾羽によりDoodleの言葉の大方は判明したようだが、言葉につづきはあるのか。
Rainbow Magic: The Weather Fairies: 13: Storm The Lightning Fairy
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7_Haley_the_Rain_Fairy

窓から外を覗くと水嵩が窓の高さまで来ていて、白鳥に乗った雨の妖精Haleyの姿が見えた。
妖精の力による雨なので窓を開けても水は家に入らず、Haleyは窓から家に入った。
相談をした3人は小さなボートで出かける。公園の滑り台のそばに4匹のアヒルに引かせた逆さにした
傘の中に帽子をかぶったゴブリンがいた。ダストで妖精サイズになった二人とHaleyは木の上の鳥の巣から
ゴブリンの様子を伺った。三人が乗ってきたボートが無人なことをいいことにゴブリンは乗り移り、
これまで乗っていた傘をさして、尾羽で降らせた雨の中、再びアヒルに引かせて進み出した。
ただし、もう雨にはうんざりしている様子である。

そこで鶏の羽を黄色のペンキで塗っただけの偽物である陽射しの尾羽とゴブリンが持っていた本物の
雨の尾羽を交換する作戦をたてた。ゴブリンが偽物の陽射しの尾羽を振ったとき、Haleyは雨の尾羽の雨降り効果を
止めて、信じ込ませることに成功し、喜んだゴブリンはでどこかに行ってしまった。
しかし、Doodleの言葉通り、JackはWetherbury村に現れた。まず、勘違いで浮かれたゴブリンに制裁し、
それからRachelとKirstyのロケットの口を堅く締め開かないようにした。

そんなJackにKirstyは、なぜ、みんなと仲良くできないか問うが、悲しいことに怒るだけでさらに攻撃を強めた。
しかし、7つ尾羽が揃い力を取り戻したDoodleの敵ではなかった。
みんなで妖精島の宮殿に行き、Fairy島の天気が正常に戻ったことを確認。魔法のダストの入ったロケットを
返さなくてはいけないとおもっていたRachelとKirstyに王Oberonは返す必要はないこと告げ、
助けが必要な時やFairy島に遊びにきたい時、気兼ねなく魔法のダストを使えるよう、いっぱいにしてくれた。
また、Doodleは彼の姿形そっくりな風見鶏をKirstyの家の納屋に用意してくれた。
今度はKirstyに遊びに来てといって、Rachelは迎えにきた両親と帰って行った。
(おしまい)
Rainbow Magic: The Weather Fairies: 14: Hayley The Rain Fairy
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1冊70ページくらいなのでweather fairiesだけでも500ページ弱、英語を読んだことになるのかなぁ。
ほとんどのページに、素敵なイラストがついているので文字数的には少なくなるけど、絵のおかげで
知らない単語も気にしないで読み進めることができる、素敵なシリーズです。


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