『ローマの休日』淀川長治氏による『日曜洋画劇場』解説付上映決定 あの「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」が聞ける
7/5(水) 12:00配信
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映画『ローマの休日』4Kレストア版(8月25日公開)『日曜洋画劇場』(テレビ朝日)で放送された淀川長治さん(写真)による解説映像付きで上映決定(写真提供:川喜多記念映画文化財団)
8月25日より全国公開予定のオードリー・ヘプバーン主演、映画『ローマの休日』製作70周年4Kレストア版が、映画評論家、故・淀川長治(よどがわ・ながはる)さんによる解説映像付きで上映されることが決定した。 【画像】4Kレストア版の美しさがわかる『ローマの休日』場面写真 全国すべての上映に付属して上映される淀川さんによる前説・後説あわせて約3分の解説映像は、1979年11月11日にテレビ朝日の人気番組『日曜洋画劇場』で放送されたもの。 『ローマの休日』は1954年の日本初公開時も大ヒットとなり人気を博したが、その後、長きにわたって日本人に愛され続ける要因となったのが、テレビで定期的に放送されたことが大きいとされている。その中でも『日曜洋画劇場』での淀川さんによる、愛あふれる解説は、おなじみのフレーズ「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」とともに、日本のお茶の間に広く本作の魅力を伝える役割を果たした。 ■淀川長治さんのプロフィール 1909年4月10日神戸生まれ。雑誌編集者・映画解説者・映画評論家として幅広く活躍。“ヨドチョーさん”などの呼び名でさまざまなメディアで親しまれた。32年間にわたって『日曜洋画劇場』の解説を務め、1629作の映画を紹介。1998年11月11日に89歳で死去する前日まで、この番組の解説収録に臨んだという。
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