時のつれづれ(北多摩の爺さん)

下り坂を歩き始めたら
上り坂では見えなかったものが見えてきた。
焦らず、慌てず、少し我儘に人生は後半戦が面白い。

あっという間に・・・ 第7波

2022年07月13日 | 時のつれづれ・文月 

多摩爺の「時のつれづれ(文月の30)」
あっという間に・・・ 第7波


昨日、4回目のワクチン接種に行ってきた。
それにしても、打ちも打ったりで・・・ この1年で4回目のワクチン接種である。
インフルエンザを含めたら5回も打ったことになる。

おそらく、これから数年は、こういった状態が続くのだろうと思うと、
いささかうんざりもするが・・・ 年寄りが長生きする術は、
もはや、ワクチンに頼るしかないのだろう。

1回目がファイザーで昨年の6月22日、2回目もファイザーで昨年の7月17日、
その時は全く副反応がなかったもんだから、3回目は深く考えずモデルナを打ったら、
その夜から37度後半の熱が、まる1日続いたもんだから、
体とワクチンには、どうやら相性があるようだ。

よって今回は・・・ ファイザーにした。
1回目から3回目は、いずれも自治体の集団接種会場に行ったが、
今回は自宅マンションを出て、歩いて1分のクリニックだから、メチャメチャ楽チンだった。

実は前回もそうしたかったのだが・・・ 自治体からの接種券を待って、1月末に予約に行ったら、
既に2月は予約一杯で、早くても3月になる言われ、
それじゃ、2回目から8ヶ月も間が空いてしまうので・・・ 「まっ良いか。」ぐらいの気持ちで
予約がガラガラに空いてた集団接種会場に行き、モデルナを打ったという事情もあった。

で・・・ 今回も「予約は無理かな?」と半ば諦め気味で、近所のクリニックに行くと、
なんとなんと「8日からなら、いつでもOKです。」との嬉しい言葉が返ってくるではないか。
3回目接種から5ヶ月後の7月3日以降でないと、予約が取れないが、
8日からならドンピシャであり・・・ バッチリグッド、ベリーグッドである。

クリニックの受付の人に聞くと、4回目になってから、予約の入り方が鈍いと言ってたので、
6月に入ってから感染者が落ち着き、安心感が蔓延して、
4回目はパスしようと思っている人が・・・ 当時(6月下旬)は、けっこう多かったのだと思う。

私たち老夫婦は、息子夫婦から週1回ペースで、孫のお迎えを頼まれていることから、
細心の注意を払うためにも・・・ ワクチン接種をパスなんてことは、頭の片隅にもなくて、
1日でも早く、ワクチンを打ちたいと思っている・・・ 優等生なのである。

とはいえ、女房の予定がいろいろあったもんだから、予約は昨日(12日)の15時に決め、
14時55分に家を出たが、予約時間の1分前にはクリニックに着いているんだから、
痛い思いをするのに、なんだか変だが・・・ ルンルンである。

受付を済ませて待っていると、クリニックに1本の電話が入り、応対模様が聞こえてきた。
別に盗み聞きしてるわけじゃないが、聞こえるもんだから・・・ 黙って聞いていると、
どうやら7月22日に予約してた方が、都合が悪くなり変更したいとのことらしかったが、
次の予約は・・・ 一番早くても、8月30日だとの声が聞こえてきたから、ビックリである。

あんなに余裕があったみたいなのに・・・ 今月に入ってから、倍々で感染者が急増しており、
昨日は、ついに東京で1万人を超える感染者がでているんだから、
おそらく先週の頭ぐらいから、予約が殺到したんだろうと思う。

年寄りは、こうしてワクチン接種を自分のことと受けとめながら、
他人に迷惑をかけないよう・・・ 自ら行動を起こすが、
20代、30代の若者は、皆がみなじゃないが、自分のこととして受けとめてないんだから、
他人に迷惑をかけるなんてことは・・・ 思いもしないのだろう。

官邸が発表しているワクチンの接種状況を見てみると、
高齢者の3回目接種率は、昨日現在で90%なのに・・・ 全体では62%であり、
60%に達してからは、1ヶ月以上も経つのに、いまだに2%しか増えてないのである。

ワクチンの接種率が上がらなきゃ・・・ こういった事態に陥ることは、
子どもにでも分る、常識問題だと思うが、間違っているだろうか?

もし、自分が若かったら、どういった判断をしてたか分らないので、
頭ごなしに・・・ 若者を非難するつもりはない。

とはいえ、選挙に行きもしないで、マイクを向けられると、知ったげに講釈を垂れ、
ワクチンを打ちもしないで、欧米並みにマスクを外すべきだと、生意気なことをほざいている。
そんな若者が多いことには、いささか頭にくるが、
それでも、若者だけが悪いと・・・ 非難するつもりはない。

なぜなら・・・ その責任は、我々の世代にあるからであって、
我々世代の子育てに、なにか足りないものがあったから、
こんな若者が増えたと思うが・・・ 間違っているだろうか?

そう捉えれば、いまさら若者に皮肉や嫌みを言っても・・・ どうすることもできないし、
「天に向かって、唾を吐くようなものだ。」と言っても、言い過ぎじゃないだろう。
いま、テレビ画面に登場する、ちょっと恥ずかしい若者たちは、
20~30年前の、子育てのなれの果てだと捉えれば・・・ 我慢するしかないだろう。

あっという間に・・・ 第7波に呑み込まれてしまった。
この期に及んでも、若者からワクチン接種の協力を得られないんだから、
こと今回に限っては、落ち着きを取り戻すまでに、かなりの時間を要するような気がしてならない。

感染したくなかったら、感染しても重症になりたくなかったら、
ワクチンを打つなり、人出の多いところを避けるなりして・・・ 自分の身は自分で守ること、
悲しいかな・・・ もはや、それしかなくなったようだ。

追伸
一夜明けて、今朝6時の体温は36.5度、
接種した左腕の上部に、弱めの鈍痛はあるが・・・ それ以外は大丈夫である。
もう少し、時間が経たないと軽々なことは言えないが、やっぱり相性はあるのかもしれない。

一緒に接種した女房は、私が既に寝てた、昨夜遅くに38度ぐらいまで熱が出たらしいが、
「まいった。まいった。」と言いつつも・・・ 朝からメシの支度をしており、
まだ少し熱があると言ってるが、気になるほどではないようだ。


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2 コメント

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Unknown (さくらもち)
2022-07-13 09:06:36
余計なお世話ですが、デトックスされた方が良いですよ。コロナワクチンの本当の恐ろしさは接種直後の副反応ではなく、後に起こり得る免疫不全、心筋炎、心膜炎、他ですから。
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Unknown (多摩爺)
2022-07-13 09:32:22
さくらもちさん、コメントを頂戴しありがとうございました。
今のところ、特に必要性を感じていませんが、参考にさせていただきます。
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