時のつれづれ(北多摩の爺さん)

下り坂を歩き始めたら
上り坂では見えなかったものが見えてきた。
焦らず、慌てず、少し我儘に人生は後半戦が面白い。

水際で生物兵器を防ぎ守る。

2022年12月30日 | 時のつれづれ・師走 

多摩爺の「時のつれづれ(師走の38)」
水際で生物兵器を防ぎ守る。

弾薬、ミサイル、さらには戦闘機などを買うのは・・・ 軍備の増強だから、明らかに防衛費だが、
この国の周辺に位置する物騒な大国では、核兵器やミサイルを使った軍事行動ではなく、
人の目には見えない生物化学兵器(ウイルス)を、旅行客という民間人を媒介して、
他国に攻め入る実験を3年前から始め、年明け早々には、新たな実証実験を試みると宣言した。

ウイルスは他国から持ち込まれたとの言い分があることは・・・ 百歩譲って聞くとしても、
3年前の冬に、コロナウイルスが発生したと云われた大陸が、
年始に行われた、同国の一大イベント春節(民族大移動的な旅行)において、
そのウイルスを、世界の各地に拡散させてしまっ
たことは、
3年という時を経て、すっかり風化してしまったが・・・ それを否定することはできない。

その後は情報の隠蔽と、ゼロコロナ政策というハードランディングで感染は封じ込めたようだが、
今月に入ってからの方針転換は、本来はソフトランディングを図るべきなのに、
ハードランディングを指示したものだから・・・ 想定通りに感染爆発してしまった。

極端な政策から、対局にある極端な政策に間髪入れず転換すると、
こうなることすら分らないのだったら・・・ 情けないが、為政者としては失格だろう。

自国で開発したワクチンの効き目が弱いうえに、
接種のプライオリティを若者優先にして、
高齢者への接種を後回しにしたツケを、いまになって払わされているらしい。

こうなると、免疫のない高齢者が感染し、亡くなる可能性は極めて高くなり、
当局の発表では死者が数名しか出ていないにも拘わらず、
火葬場は予約待ちで、市中の病院や薬局には長蛇の列というから、
しばらくは、成り行きに任せるしか、打ち手がないのではなかろうか?

それにつけても・・・ 恥を隠すことには強権発動を厭わない国にも拘わらず、
病院、火葬場、薬局で起こっているドタバタを晒して恥ずかしくないのだろうか?
プライドの国では、プライドと恥の区別すらつかなくなったのかもしれない。

あの国のことだから、たぶんそうなんだろうなと・・・ 思うものの、
ここにきて、あろうことか、感染爆発が落ち着いてないのに、
年明け早々から、ほぼ鎖国に近い状態だった同国への入国を緩和するとともに、
同国民の海外旅行を促すと発表したもんだから・・・ 呆れて開いた口が塞がらない。

昨夕(29日)のニュースでは、
大陸からイタリアに到着した旅行客の約半数で、陽性者がでたというから、
バカにするなであり・・・ 民間人を使ったウイルス攻撃のシミュレーションであって、
これほど迷惑で物騒な国は、他に類を見ない。

大陸の感染爆発を受けて、総理は即座に反応し、大陸から国内に到着する便に限って、
30日の0時から、水際対策が強化されることになり、
検疫業務を効率化するため、大陸からの到着便は成田、羽田、関西、中部の4空港に限定し、
増便については認めないとしたが・・・ 観光客を目当てにしていた沖縄から異論が出ているらしい。

沖縄の観光業界の思いは分らんでもないが、
多くの離島を抱える、同県の医療体勢のことを思うと、
もう少し、熟慮してもらいたいものだが・・・ 如何なものだろうか?

検査で陽性になると、待機施設として指定されたホテルで
症状がある人は7日間、無症状なら5日間隔離され、
すべての陽性者は、ウイルスのゲノム解析を行うらしいが、
問題なのは、係るコスト(検査代、治療代、宿泊代、食事代)は、だれが面倒見るのだろうか?

宿泊代や食事代は、当然自腹で払っていただくとしても、
検査代や治療代は、外国人には健康保険が適用されないので、
状況によっては高額となると思うが・・・ 取りっぱぐれのないようにしていただきたい。

思うに水際対策に係る、検査代、治療代、宿泊代、食事代などのコストは、
たぶん現在は厚労省の予算だと思うが、その本質がなんたるかに着目すれば、
国民を守るための防衛費だと言っても、良いのではなかろうか?

そう捉えれば、他国の事情は知らないが・・・ 航空賃や船賃に上乗せで徴収している、
国際観光旅客税(たぶん、出国1回につき1人当り1,000円を支払ってるはず)を倍増して、
新たな防衛費予算に算入することも・・・ 検討に値するのではなかろうか?

訪日する観光客数が、コロナ禍以前の2019年レベルまで戻るとして試算すれば、
2019年の訪日観光客が、約3,200万人だったことから、
倍増して2,000円にすれば・・・ 320億の増収で、
3倍にすれば、640億円の増収となるから、けっこうな額になるのではなかろうか?

訪日観光客を国別に選別して、狙い撃ちで課税することは厳に慎むべきだが、
公平に課税することを前提に試算すると、
お隣の大陸から2019年に、この国を訪れた訪日客は約900万人だから、
倍増で90億円、3倍増で180億円を、大陸が防衛費として負担してくれることになり、
究極の目的税になると思うが・・・ 如何なものだろうか?

そもそも、他国からの脅威に備えるための防衛費だから、
他国からやってくる人々に負担して貰うというのも・・・ 有りではなかろうか?

なお、ここまで述べたことは、あくまでも個人的な思いであって、
本件について議論するつもりはないので・・・ 誠に勝手ながら、ご容赦願いたい。

閑話休題
さて昨夕、晩メシを食ってるときに女房から、ふいにこんなことを言われた。
「今年のことは今年中にやっとけなんていうけど・・・ なんか、やり残したことはある?」
その返答に一瞬戸惑ったが、「やり残したことはないけど、疑問が解けないことはある。」と応えた。

「なによ、それ?」と続けるもんだから、
「すみっこぐらし」と「ちいかわ」の区別が分らないと応えると、
「バカじゃないの?」と大笑いになった。

6歳女児の孫は、「すみっこぐらし」が大好きだが、
3歳男児の孫は、「ちいかわ」がお気に入りなのだ。
2人には大変申し訳ないが・・・ 私にはその区別が付かない。

このまま年を越しても良いのだろうか?
私は、ちょっとしたストレスがあるまま年を越すことになりそうだが、
私のブログを読んでいただいた皆様には、良い年が迎えられるように願ってやまない。

今年一年、拙いブログを読んでいただき、大変にありがとうございました。
来年もまた・・・ 宜しくお願い申し上げます。


コメント    この記事についてブログを書く
« ダイヤモンド富士 | トップ | 雲外蒼天(うんがいそうてん) »

コメントを投稿

時のつれづれ・師走 」カテゴリの最新記事