時のつれづれ(北多摩の爺さん)

下り坂を歩き始めたら
上り坂では見えなかったものが見えてきた。
焦らず、慌てず、少し我儘に人生は後半戦が面白い。

強いぞ! アカツキファイブ

2021年07月08日 | スポーツ観戦

多摩爺の「スポーツ観戦(その14)」
強いぞ! アカツキファイブ (バスケットボール国際強化試合)

いやぁぁ・・・ まさか、まさか、ゴールデンタイムの地上波で、
バスケットボール日本代表(アカツキファイブ)の国際強化試合が放映されるとは、
ホントに、ホントに、ビックリしたし驚きだった。

たしか・・・ 5年ぐらい前だったと思う。
バスケットボール代表チームのニックネームを
ハヤブサジャパンから、アカツキファイブに変更したまでは知っていたが、
日本代表で知ってる選手といっても・・・ NBAで活躍している八村塁選手と渡辺雄太選手に、
私と同じぐらいの身長ながら、
Bリーグの千葉で大活躍している富樫勇樹選手ぐらいしか思い浮かばず、
その他の選手については・・・ 大変申し訳ないが、まったくもって知らなかった。 

今夜は残念ながら、八村選手はいなかったが、渡辺選手が、
気持ちがいい3ポイントシュートをバンバン決め、
ランキング上位のハンガリーを相手に、終始リードを保ち圧倒したのだから・・・ 溜飲が下がる。

あまり親しみのないバスケットボールだったが、
ついつい見続けてしまったというのが、ホントのとこだが、
得点が入る度に、テレビ画面に向かって軽く拳を握り、小さめのガッツポーズを作る私に、
そばで見ていたバスケ経験者の女房が、ニコニコしながら「楽しそうだね。」と声を掛けてきた。

これが・・・ スポーツの持つ魅力であり、リアルに感じる感動なんだろう。
まったくもって知らなかった選手であったとしても、
プレーの一つ一つに拍手し、そのプレーに感動するんだから
やっぱり、スポーツには不思議な力があり・・・ 気持ちを一つにしてくれる。

一方で、ここに来てデルタ株が広まり、
東京では・・・ 毎日のように、新規感染者が増えてきている。
どんな対策を打っても、それに賛同する人が居て、不満を述べる人が居るんだから、
皆が満足することはあり得ない。

なにをやっても無策と、揶揄すれば良いメディアと違って、政府がなにもしないわけには行かない。
どうやら、4度目の緊急事態宣言を発する腹を固めたようだ。

線状降水帯により豪雨被害がでている地域
雨は上がってるものの、高い湿度で精気を奪われている地域
重苦しい空気感のなか・・・ 新規感染者数の増加を伝えるニュースが、日々列島を覆い、
気も心も暗くしている。

いま、この国に欠けているものは何かと問われれば・・・ 間髪入れずにワンチームと応えるだろう。
ワンチームという旗印に・・・ 分っちゃいるが、集うことができず、
共感することすらできない歯痒さが、国内に蔓延している。

政府をスケープゴートに祀りあげて、批判を繰り返し非難はするが、
意識が低い若い世代や、我が儘し放題の人々を諫める声は・・・ 極めて少数であり、
ニヒルな笑みを浮かべながら、
感染者の増加を喜んでいるかのような報道を垂れ流すメディアに疑問を呈せば、
今度は報道の自由を振りかざすのだから・・・ 始末が悪い。

オリンピックに反対(中止)派と推進派があるのは理解できるが、
メディアが主導しながら、反対と推進の分断を煽り、
国民を巻き込んで、踏み絵を踏ませてしまうような報道姿勢こそ、
この国が克服すべき病巣ではなかろうか?

それと・・・ 勘違いしてはいけないので、記しておかねばならないことがある。
緊急事態宣言の発令について、皆が皆・・・ 国(政府)が無策だと憂うが、
与党も野党も発令について、反対していないことを、しっかりと知っておくことだろう。

早い話が、ロックダウンができない我が国では、だれがやっても、やることは変わらないのであって、
同じことを繰り返すと言うが、
つい数か月前まではハンマーアンドダンスしかないと言ってたはずだが、
なぜいま・・・ メディアは、それを訴えないのだろうか?
事実を伝えることは大事なことだが、それが偏り過ぎると不安を煽り、分断へ進むだけである。
 
スポーツを見て、オリンピックを見て、偽りのない笑顔で感動し・・・ 列島をワンチームにしたい。
この国のワンチームをリメイクするためにも、オリンピックは必要だと思うが、
それのどこが、間違っているだろうか?

もちろん・・・ 無観客もありである。
その場に観客がいなくても、テレビ画面の向こうには多くのファンが居るんだから、
スポーツの不思議な力で、元気と活力を送り続けてほしいと願いたい。


バスケットボール日本代表
国際強化試合    
(沖縄アリーナ)


 日 本 79(1Q・21- 7 2Q・15-16 3Q・24-18 4Q・19-17)58 ハンガリー
(42位)                                          (38位)


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