tamagoxのブログ

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『原神』を自分なりに紹介してみる

2022-12-03 21:58:21 | 原神

オープンワールドアクションRPG『原神』を二年前くらいからプレイしているのですが、記事を書いたことは無かったので紹介してみたいと思います。

(2023/2/8追記:記述ミスや解釈ミスを修正、その他細かいところを修正、追記しました)

 

◇『原神』とは

『原神』とはスマホ対応でありながら本格的オープンワールドであり、スマホゲーの歴史を塗り替えたと言っても過言ではないアクションRPG。

スマホだけでなく、PC、PS4、PS5にも対応しており、そちらでは更にハイクオリティな画質や音響で楽しめる。(Switch版は配信予定)

 

昨今流行り始めている「見えるところにどこでも到達できるオープンワールド」であり、探索面に比重が置かれているゲーム。

戦闘は、無条件で段階式の「通常攻撃」、クールタイムがあるが強力な「スキル」、ゲージを溜めて撃つ「元素爆発(要は必殺技)」の三つの技で戦うオーソドックスなARPG。

(ボタンを長押しする「重撃」、高い位置から出せる「落下攻撃」もあるが、扱いは通常攻撃とは異なるが通常攻撃の派生)

 

◇探索と戦闘

探索はシンプルなものから複雑なもの、隠し要素等様々な謎解きがあるのでここで一口に語ることは出来ませんが、とにかく膨大な数の宝箱が用意されており好きな人は隅々まで探索したくなるかもしれない。

探索率(正確な数字ではないあくまで目安)も表示されるので「埋めたくなる」構造も探索意欲をそそる。

 

戦闘は上述のスタイルが基本だが、それに加えて「元素」と呼ばれる属性を組み合わせて戦うのがコンセプトになっている。

元素を組み合わせると「元素反応」と呼ばれる現象が起き、それによって戦闘が有利になったり不利になったりする。

 

キャラが使う武器は片手剣、両手剣、長柄武器(槍)、弓、法器(魔法みたいなもの)の5つ。

4人で1パーティとして組み、どれだけシナジーのある組み合わせに出来るかに挑戦するのもよし、好きなキャラで固めてみるもよし。

 

◇ストーリー

世界を渡り歩いていた双子の兄妹は突如謎の神に襲われ、片割れを連れ去られ自身も封印される。

封印から目が覚めたもう一人の片割れは見知らぬ世界「テイワット」で目覚める。

海から釣り上げた謎の非常食精霊「パイモン」と共に連れ去られた肉親を捜すため、テイワット各国の神をめぐる旅に出ることになる。

 

これが本作の基本的なストーリー。ここから各国ごとに章が分かれておりそれぞれの事件や陰謀に巻き込まれていく。

 

◇七国と七執政

テイワットには七つの国があり、それぞれ「俗世の七執政」と呼ばれる「神」が統治している。

各国は属性である元素にそれぞれ対応している。

以下にそれらの国を紹介。

 

・「自由」の国 モンド

風の神「バルバトス」が統治する中世ヨーロッパ風の国。

フィールドは広大な草原が大半を占めるが広大な遺跡や雪山などもあり、様々な顔を見せる。

首都であるモンド城はその昔、旧貴族による圧政が敷かれていたものの、現在は誰もが自由を謳歌できる国となっている。

街を取り仕切る実務は「西風騎士団」が行っているが、騎士団の大半は遠征に出払っている。

 

・「契約」の国 璃月

岩の神「モラクス」が統治する中華風の国。

フィールドは切り立つ崖が多い山々が目立つ。西のほうには「層岩巨淵」と呼ばれる広大な洞穴がある。

璃月港と呼ばれる首都はテイワット最大の貿易港があり、世界の商業の基点となっている。

岩神の他にも仙人と呼ばれる複数の超常的な存在が人々を守っている。

商業など人の暮らしを仕切る実務は「璃月七星」と呼ばれる上層部が行っている。

 

・「永遠」の国 稲妻

雷の神「バアル」が統治する日本風の国。

フィールドは群島で成り立っている。ほとんどの場所から海が見える。ピンクから紫の桜が咲き誇っているのが特徴。

西端の島「海祇島」からは地下の広大なマップ「淵下宮」に行くことができる。

首都は稲妻城城下町。訪れた時点では鎖国中であり、商業も含め国外との貿易はほぼ制限されている。

税金など財政を管理する「勘定奉行」、文化や催事を管理する「社奉行」、治安維持や戦を行う「天領奉行」の「三奉行」が雷神のもと国の実務を執り行っている。

海祇島を拠点とする、雷神及び稲妻城勢力から離反した勢力「抵抗軍」もおり、内戦状態にある。

 

・「知恵」の国 スメール

草の神「ブエル」が統治する中東風の国。

フィールドは、東は鬱蒼としたジャングル、西は広大な砂漠と正反対の顔を持つ。

首都はスメールシティと呼ばれる大樹に造られた街。学術機関である「教令院」が人の暮らしを管理している。

先代の神が500年前に没してから現在の草神に代替わりしたが、どこにいるのか、何をしているのかはほとんどの人は知ることはない。

教令院には「六大学派」があり、それぞれの学派には賢者と呼ばれる上層部がいる。教令院に入り研究し、論文を通し出世することに執着する人間が多い。禁じられた研究を取り締まる「マハマトラ」という警察機関も存在する。

砂漠の民は教令院が支配するシティに反感を持っている者も多く、砂漠の神である「キングデシェレト」を信仰している。

 

・「正義」の国 フォンテーヌ

水の神「フォカロルス」が統治する国。

海面(厳密には湖面)が他の国より高い位置にあるイギリス・フランス風の国。

フィールドは鋭利な山頂が印象的な山々と、生態系豊かな水辺、水中で成り立っている。

首都は「フォンテーヌ廷」。細かい法律が定められており、人々の罪を裁くためショーも兼ねた裁判がよく行われている。

罪人が収監される「メロピデ要塞」は水中に存在し脱獄が極めて困難。

裁判で行われたそれぞれの主張を基に最終的な判決を下す「諭示裁定カーディナル」という人工知能システムが存在する。

このシステムで裁かれたエネルギーがフォンテーヌ全土に張り巡らされており、機械類の動力源となっている。

 

・「戦争」の国 ナタ

炎の神「???」が統治する国。

現時点で未実装

 

・「??」の国 スネージナヤ

氷の神「???」が統治する国。

現時点で未実装

各国で暗躍している組織「ファデュイ」を擁する

 

・亡国 カーンルイア

500年前に神に滅ぼされた神を持たぬ国。

現時点で未実装

各国にもカーンルイアの遺構や兵器などが見られる

 

◇元素

テイワットは七つの元素から構成されており、プレイアブルキャラはその元素を戦闘に使ったりギミックの起動に使ったりする。(使わない攻撃は物理属性になる)

先に述べた通り他のゲームでいう属性にあたり、敵ごとに耐性ステータスが設けられている。

種類は炎、水、草、氷、雷、風、岩。戦闘だけでなく探索や謎解きにもそれぞれの元素の特性を使うことになる。

 

これも先に述べた通り、戦闘において複数の元素がキャラに付着し掛け合わされると元素反応と呼ばれる様々な効果が現れる。

元素反応のダメージは「元素熟知」というステータスによってダメージを上げることができる。

付着した元素は時間で消費され、元素反応を起こすと付着した二つの元素は更に大きく消費される。キャラやスキルによって付着量の強弱がある。

また、自キャラや敵だけにとどまらず、特定の元素を帯びたオブジェクトでも反応を起こすことができる。

 

余談ではあるが、草元素のみ自キャラが使用できるようになったのはver.3.0からで、それ以前は一部の敵が扱うものや予め付着している敵がいるのみだった。

以前は草に関する元素反応も1つしか用意されていなかったが、3.0で本格実装されてからは草元素絡みの新しい元素反応もかなり用意されている。

 

 

 

・元素反応の種類

 

蒸発 

×の掛け合わせで起こる反応

反応を起こした側のダメージの倍率が上がる。炎よりも水側から起こしたほうが倍率が高い

 

溶解

×の掛け合わせで起こる反応

反応を起こした側のダメージの倍率が上がる。氷よりも炎側から起こしたほうが倍率が高い

 

過負荷

×の掛け合わせで起こる反応

強い爆発が起こり炎元素範囲追加ダメージを与える。小型の敵は吹っ飛び、大型の敵は怯む

爆発は爆弾と同じ判定で、鉱石や岩を破壊しやすい

 

凍結

×の掛け合わせで起こる反応

キャラがしばらく行動不能になる。この反応のみ元素熟知ステータスが一切関わらない

自キャラが凍結状態になった時はタップやボタンを連打すると解除を早められる

ボスや自発的に氷元素を付着させている敵は凍結しない

 

感電

×の掛け合わせで起こる反応

2つの元素が少しの間残留し、その間持続的に雷元素ダメージが発生する

また、周囲に水元素が付着してるキャラが居ると感電ダメージを伝播させる特性を持つ

 

超電導

×の掛け合わせで起こる反応

氷元素の範囲追加小ダメージを与えたのち、物理ダメージ耐性をダウンさせるデバフがかかる

 

拡散

ororor×の掛け合わせで起こる反応

付着したいずれかの元素を拡散ダメージと共に周囲のキャラに付着させる(ただし敵味方の枠を超えて付着することはない)

拡散ダメージは拡散した元素のダメージとなる

 

結晶化

ororor×の掛け合わせで起こる反応

付着したいずれかの元素の結晶を一つドロップし、取得するとその元素のシールドを張ることができる

シールドは受けるダメージをある程度肩代わりし耐久値を超えると消失する。耐久値からはみ出した余剰ダメージは受けることになる。約15秒継続する

元素シールドは種類ごとにそれぞれ同元素ダメージに対する耐性が高くなる。シールドの耐久値は元素熟知が高いほど硬くなる

敵は結晶を拾えないので自キャラのみ一方的に有利な元素反応

 

燃焼

×の掛け合わせで起こる反応

持続的に炎元素ダメージが発生する。元素熟知が同値の感電と比べて一度のダメージは少ない代わりにダメージ間隔が短い

燃焼しているキャラに密着しても燃焼してるキャラと同じダメージを受ける

 

開花

×の掛け合わせで起こる反応。ver3.0から追加された

「草原核」という種をドロップ。この草原核はしばらくすると破裂し、敵味方関係なく周囲の全員に草元素ダメージを与える(自キャラが受けるダメージは本来のダメージの5%)

草原核は風元素などの吸引系攻撃で吸い寄せることができる

 

水元素キャラである「ニィロウ」のみ条件を満たすと「豊穣の核」をドロップする特殊な開花反応を使用できるようになるバフを配ることができる。

豊穣の核の特性

・攻撃範囲が通常の開花反応より広い

・待ち時間なしで即破裂する

・超開花や烈開花に派生しない

 

烈開花

開花の派生反応。草原核に炎元素を当てると起こる

より強力な草元素範囲ダメージを周囲の全員に与える

 

超開花

開花の派生反応。草原核に雷元素を当てると起こる

草原核がホーミング性能を持つ「ヴァインショット」に変化し、狭い範囲の全員に草元素ダメージを与える

 

原激化

×の掛け合わせで起こる反応。ver3.0で追加された

以下の二つの反応へ派生するための下準備であり、この反応自体には何も効果はない

 

草激化

原激化状態のキャラに草元素ダメージを与えるとこの反応と共にその草元素ダメージ倍率を増加させる

 

超激化

原激化状態のキャラに雷元素ダメージを与えるとこの反応と共にその雷元素ダメージ倍率を増加させる

 

・氷砕き

凍結状態のキャラに重い攻撃を加えると起こる反応。物理の追加ダメージを与え凍結状態を解除させる

重い攻撃とは具体的には岩元素攻撃、両手剣の攻撃、一部武器種の落下攻撃など

この反応は起こしても反応を示す表記は何も表示されないが、元素熟知でダメージが増減する元素反応として扱われる

 

 

 

 

 

 

 

以上、『原神』についてのネタバレなしの基礎的な紹介をしてみました。

キャラもこのゲームの目玉なんですが、キャラについて書き出すと複雑になるので今回はあえて言及しませんでした。

次はちょっと踏み込んだ内容に触れてみようと思っています。

 


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