じゅんくんを忘れない

先天性心疾患の子の出産までの記録です
となんとなく始めたブログです。こんな風に幕をとじるとは思ってもみませんでした。

4D

2004-01-01 00:00:00 | Weblog
一週間は長く、私には待てなかった。
次の日、子供を保育園に送った帰り、通り道にある
新しいクリニックに飛び込みで入った。
エコーでも、4Dとかならみえるかも。と思ったから。
写真だけでいいので撮ってほしいと頼んだら診てもらえた。
すぐにはっきりとした答えが返ってきた。

「胃だけではなく、ほかの臓器も流れていますね。」
「胃が今見たところ確認できないので隠れているのか、うまく羊水を飲めていないのか。赤ちゃんは小さいです。」
「横隔膜ヘルニアもですが、もっと気になることが、
心臓の動きがおかしいようです。」
「本来4つに別れているはずの壁がみえません。」
あまりに一気に説明されて、またしても私の耳には途中から入らなかった。
勝手にでてくる涙でモニターも見えなかった。
看護師さんがティッシュをそっと渡してくれた。
先生が、一気に話しすぎた。と話すのをやめてじっとモニターをみていた。

新たな病名【心室中核欠損】【食道閉鎖】