じゅんくんを忘れない

先天性心疾患の子の出産までの記録です
となんとなく始めたブログです。こんな風に幕をとじるとは思ってもみませんでした。

ICU

2008-04-09 01:15:25 | Weblog

家を出て1時間後、病院に到着。

車の中ではずっと泣いてた

病院に着いたときはその泣き声も弱くなってた。

うちは救急はやってないんですよねー。
とか言われながらも、なんとか循環器の先生を、担当の先生を、
呼んでほしかった。

先生と看護士さんが血圧と体温とサチュレーションを測る
血中酸素濃度が測れない。赤ちゃんてどこで測るの?
とかゆってる。
わたしはとにかく早くなんとかしてってあせってた。
いつもは足の小指で測ってます。という。
そんなに悪そうではないような感じでゆっくりと診察されるも
毎日みている私からは、ものすごく悪い感じにみえ、
こんなに顔は白くないし、呼吸もこんな感じではない。
酸素濃度も泣くと一気に40くらいまでさがるから
測れないからどうしようではなく測れないほど下がっているのでは
ないですか?
だんだんいらいらしてきて
このままでは大変なことになる!と焦りもピークでした。
大丈夫じゃない?という先生をみていた看護師さんも焦ってきだして
たまたま残業していた担当ではない循環器の先生をよんできてくれた
部屋に入りわが子の顔をみた瞬間にその先生は
めちゃめちゃ悪そうじゃん!!
と大きな声でゆった。
それからさっきまでののんびりした診察とはかわって
ばたばたと走り回る先生と看護師さん
挿管をして点滴をして人工呼吸器をつけてICUに運ばれていった。

何をしてももう泣かなかった。