じゅんくんを忘れない

先天性心疾患の子の出産までの記録です
となんとなく始めたブログです。こんな風に幕をとじるとは思ってもみませんでした。

胎児異常

2004-01-01 00:00:00 | Weblog
19/11/20 妊娠34週の妊婦検診の日。
      いつもより長いエコー。
      この先生の検診はいつも、各部分の位置を正常~OK~、と言いなが       ら順番に診ていって、体、足、頭など大きさをはかって、
      うん、標準。とかいいながら推定体重をだして最後にベストショット
      な顔写真をとってくれます。
      なのに今日は何も言わない。
      ずっと同じとこを診てる。
      クリニックじゃなくて総合病院のエコー。
      とてもみにくい。説明されないとどこを診てるのかわからない。
      なんとなく位置的におなかかな、と思う。
      
      ゆっくり先生の言った言葉は、「胃の位置がちょっとずれてるようで      す。」たしかに肺の横に並んで見えた。
      「今から大学病院に連絡取るのでそちらに行って下さい」
      とてもびっくりしました。
      なにがおきてるのかもわからなかった。
      帰りの車の中で突然涙が出てきて車をとめた。
      とにかく急いで帰って調べようと思った。
      
      先生に言われた疑いのある病気は、【横隔膜ヘルニア】
      ヘルニア?家族にも二人いるけど、腰が悪いの?と
      ゆう感じで一応説明も受けてきたけど、全く耳に入ってこなかったの      で調べて更にびっくりした。
      とゆうよりも愕然とした。
      臓器を分けている壁の横隔膜に穴があいててそこから臓器が流れてい      ってしまう。生まれてすぐに肺を圧迫されて呼吸困難になる。
      治療は手術。
      産まれたばっかの赤ちゃんを手術するなんて考えられない。