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不祥事、リンナイもか!

2007-02-12 07:20:44 | 株の雑感
 リンナイは1996年から97年にかけ、つごう1,500株仕込み、2004年から05年にかけて小幅の利食いを取って売却した。純利食い額は、合計でわずか22万9,629円(手数料・税引き)に過ぎない。

 しかしながら、リンナイを所有していた96~05年は日本株が大暴落を演じた時期で(03年に日経平均が7,607円まで下落)、あらかたの銘柄がどん底まで叩き売られたのに、リンナイはしっかりと値を保っていたのである。リンナイを持っていて、精神面でどれだけ助けられたことか。

 それだけに、今の株主が気の毒でならない。おそらく今週、株価は暴落し、長期にわたって下値で低迷を続けるだろう。だが、会社が事後処理を誤らなければ、株価は必ず復活する。今後の展開を注意深く観察するつもりだ。

 さて上に記したように、リンナイは国内の主要銘柄が乱高下してもあまり連動しないディフェンシブ銘柄であった。ディフェンシブといえば、電力・ガス、鉄道、食品、薬品などの業種があげられる。ここで、はたと気づかないか。

 電力会社の原発事故、ガス漏れ・爆発、西武鉄道の不正会計処理、JR西日本の大事故、今回の不二家の事件、ちょっと古いがミドリ十字の薬害……と、ディフェンシブ業種・銘柄には、意外に不祥事が多いのである。

 ディフェンシブ銘柄は、やはり少しだけ保有するというスタイルが無難なようだ。かつ、利益を追求する会社に不祥事はつきもの、株なんか絶対に信用してはならない。

 

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