損切り無用!月足チャートでスロー投資

元金2,000万円 → 2024年7月下旬現在、ほほ1億円(21年以降の配当含む)

投資(ギャンブル)の向き・不向き

2007-02-04 21:53:20 | 株の雑感
 フジタはバブルの頃、2,000円を超え、父は5,000株弱を持っていた。当時、私が何度、「売ってベンツを買おう」と言ったことか。私の言うことを聞かなかったばかりに、それが今や、減資によって評価額5万円ほどに……。本当にバブル時、1,000万円弱にも膨れ上がった評価額が、わずか5万円にしぼんでしまったのだ。

 同様に、藤和不動産も減資を食らっている。こちらは今、株価が多少は戻しているから、損はフジタほどではないようだ。だが、よりにもよって減資になる建設株ばかりを仕込むとは……。ああ。

 さらに、にっかつ。これは「ワッハッハ!」と笑い飛ばすしかない。とっくの昔に上場廃止である。

 で、以上の3銘柄とは別に、父は「太平工業」を1,000株、14年前に買って持っていた。先日、私が車を買いかえた際、「いくらか出してやろうか」というから、「太平工をくれ」といって、即座に叩き売ってやった。

 14年前の父の買値は780円、売った価格は689円で、もちろん損切りである。ただし、ヒマな人は太平工の20年足を見てほしい。5年前の2002年、55円の最安値まで突っ込んでいるのである。

 おごった言い方だが、「息子は株が上手なのに、なんで父親はこんなにヘタなのだろう?」 不思議だっ!!

 父の名誉のためにいっておくが、彼は以上のように株はダメでも、不動産に関してはわりと上手なのである。いずれもちんけな家だが、1968年に都内、85年に埼玉・川口、2004年に都内、といずれも比較的、不動産が安い時期に買っている。

 というわけで、やはり人には向き・不向きがあるのだと思う。私は不動産については、父のおかげでさしあたって必要がないし(都内の家を借りている)、興味もないし、知識もないので、たぶん一生、手を出さないだろう。

 ギャンブルは、自分に向いた種目に徹するのが一番なのだ。


 

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