寅年のＵ爺の引退

ＧＷも近く、何よりも月末の追い込みで・・工場は仕事量は？ですが、わしゃわしゃしてます。
今日は短時間ですが、プーちゃんもとりあえず復帰・・。
今後の検査の結果や、体調を見ながら、ボチボチ仕事していく予定です。

昨日は朝から、犬のかりんも怯える突然の雷雨だったり、最近は変な天気ですが、
今日は、少し汗ばむ感じで、春らしくなってきて、屋上の花も次々咲いています。

　　

４月の２０日で、寅年のＵ爺が、仕事から引退しました。
年が明けてから風邪を引いたりして、体調に自信が無くなったそうで、２月頃より決めたことでした。

高齢ですが、背筋もシャンとして、耳が遠いのですが、それ以外は元気で、皆勤賞もんでして、
数年間も、溶接後の仕上げや、いろんな雑用をしてくれて、本当に助かっていました。
辞めると聞いた時は、寂しい気もしたのですが、年齢も年齢なので・・。
２０日は、仕事の時間が終わってから、皆で挨拶して、お別れしました。
２５日の給料日には、もう一度会えましたが、「まだ働けそうにも思うね」と言われると・・。
寂しくもなりますが、いつかは・・なので、とりあえず笑顔で、皆でもう一度お別れしました。

仕事から引退するということは、男の人の場合は特に、いろんな感慨があるようです。
その後の毎日をどう過ごしていくか・・
働くのが生きがいの人間ほど、不安に思ったり寂しく考えるようで・・人それぞれですが・・。
これからは、お孫さんや奥さんと、楽しく暮らして欲しいなと思っています。

　　　真面目でちょっと頑固でしたよ

２０日の最後の日、急遽、お昼休みにジェロとひょうたん君と三人で、花束でも・・と、買いに行きました。
ウチのような小さい工場は、中途採用の人や定年後の爺さまらが多く働いています。
急に勤めて、急に・・突然辞めていく・・そんな人も多いです・・。
Ｕ爺のように、きちんと決めて辞める人のほうが珍しかったりで・・・。
ウチなんか、ウッチャンナンチャンのナンチャンにそっくりな、Ｉ爺がもう一人いた程度です。
ジジと二人で始めた小さい工場で、こんなもんかも知れんのですが、やはりお世話になった人やし・・。
気持ちと言うか、何かはしたい・・そう思い、近所のお花屋さんに行ったわけです。

初めて行ったお花屋さんで、いろいろ見ながら・・ひょうたん君がうるさい、うるさい・・。
花束は恥ずかしい気がする、蘭は手入れが難しい、その花は弱ってる・・だとか、ああだこうだと・・。
貰うのはＵ爺ですが・・自分が貰うように・・そりゃもう・・ああだこうだと・・。

やっとこさ見つけ、やっと気に入ってくれたのは、サンスベリア（虎の尻尾）の変種でして・・。
普通の品種より葉が細く長く、観葉植物でもお洒落な感じで・・そのうえ「７８０円」！！！
安すぎないかとも考えたのですが、そう見えないし、大きな立派な鉢にも入っていて豪華で・・。
三つある中から、ひょうたん君が選び、綺麗にラッピングしてもらい、用意できたんですわ・・。

「値段じゃない・・気持ちや気持ち！！」
そう言いながら、工場に向かう帰りの車の中でも、「高いと思ってビックリするでしょうね」とか
「一番元気なの選んだから、充分長持ちしますよ」とか・・うるさいうるさい・・・・。
とにかく・・はしゃいで？テンション上がりまくりの・・ひょうたん君でした・・。

　　

お別れも終わり、着替えて帰り支度のひょうたん君。
帰り際にそばに来て、「やっぱり、高そうな・・言うてましたね。」と、わざわざ言いに来たり・・。
よっぽど・・選んだのが嬉しかった様子です・・わな・・。
しかし・・いつかくるだろう・・ひょうたん君の時は、
値段のハッキリした大好きな「酒」にでもしたほうが良いな・・とも思いました・・わな・・。

寅年はあともう一人・・「まだまだ働くわよ」と、Ｏ爺が元気に働いております。
皆でこれからも・・元気に長く・・楽しくも、やっていければ・・そう思います　はい。


　
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