もしかして優しさ

2023年12月9日(土)





　Amazonプライムで「プラダを着た悪魔」を観た。

　ファッションには興味のないアンドレア（アン・ハサウェイ）が、
　やむなく就職した先は、大手ファッション誌の編集社。

　トップは、ミランダ（メリル・ストリープ）。
　とにかく仕事ができて、完璧。

　ミランダは、アンドレアを面接して、
　一瞬で落としたけれど、
　何かを感じ取ったのか、呼び戻させた。

　アンドレアも、仕事はできる人材で、
　でもファッションに興味はなかったのだけれど、
　ミランダのそばに居て、自分でも知らず知らずのうちに、
　仕事への考え方が変わっていったのだと思う。

　どこか似ている、アンドレアとミランダ。
　やがて仕事上では欠かせないパートナーに。

　だけど二人とも、プライベートが危うくなって来る。
　ミランダは元々だけど、アンドレアもそうなって来て、
　仕事への向き合い方を疑い始める。。。

　とにかく、メリル・ストリープ演じるミランダが、メチャクチャ格好良い！

　・・・だけど、最後の最後に「みんなが自分に憧れる」って、
　それが当然だって言い切っちゃうのは、ちょっと違うかなぁ。と、
　そこだけは残念だった。

　・・・と思ったのだけれど、
　待てよ。もしかして、、、
　アンドレアが後ろ髪引かれることなく、
　本来の夢に進めるように、と、わざと？
　そんな優しさだったのかも知れない。と、後から思った。