maaolaの旅日記

2008年は京都はもちろん、函館、伊豆、熊本、萩・津和野、香港・マカオへ行く予定

相国寺瑞春院

2008-01-27 13:00:00 | 京都
先週に引き続き、今週も京都の特別公開に行ってきました。
今日は午前中は雪が降ったり止んだり。午後もあられと冬らしい一日でしたが、残念ながら積もるほどではありませんでした。(瑞春院のガイドさんによると、朝のうちはうっすら積もっていたようですが)

<印象に残った見どころ>
1)雁の間
瑞春院は、作家である水上勉の小説「雁の寺」の舞台となったお寺です。
ただ、水上さんが雁と思っていたのは、隣の仏間の孔雀で、この「雁の間」の雁ではなかったそうです。「雁の間」は住職さんの部屋で、当時10歳前後の水上さんが入ることができなかったそうです。

雁の寺(新潮文庫)ももれなく読んだはずだけど、どんな話だったか忘れてしまった...

おおい町にある若州一滴文庫にも行ったことあるのに。

<順路>

     ─┬──┐茶室
      │オ │←
   │  │ ┌┘
   ├蔵─┌─┘≡≡≡   ∬│ 上が北です。
   │  │ ≡≡池≡↑≡≡ │
   └──┘ ≡≡ ↑    │
   ││ ≡≡≡  ↑    │ ア)仏間(孔雀の襖絵)
   ││     ↑エ    │ イ)雁の間
   ┌─┬───┬───┐ ∧│ ウ)イの東側は増築部分
  庫│ │   │ ウ │∵∧│ エ)池泉回遊式庭園
   │ ├───┼─┐ │∵∧│ オ)書院
  裏│    ア│イ  │∵∧│
  ─┴↑────┴─┴─┘∵∧│
     │∵∵∵∵∵∵∵ ∧∧│     
     │∧∧∧∧ ∧∧ ∧∧│   
 ─↑─────────────┴


相国寺瑞春院の地図(google map)

当然ながら、建物内部は写真撮影禁止です。庭園部分は撮影可です。

手元の「歩く地図」には『拝観は3人以上で電話予約』とあります。また拝観料も600円ですので、この特別公開は価値があります。
何が特別公開なのかが明確でなくて、行ってみたら文化財だけが特別公開でいつでも入れたり、特別公開が終わったはずなのに開いていたりすることがあるので、事前の調査・確認は絶対必要です。


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