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地方創生・旅日記

九州を愛する男の車中泊・旅日記

バブル崩壊後に、変化を嫌がった財界の罪は重い

2025-03-04 18:22:33 | 政治経済

犯人探しをするわけじゃない。
昨日、浮かんできた。失われた30年。バブル崩壊は日本の転換期だったんじゃないかな。
プラザ合意まで遡るとアメリカが悪いとなる。でも、一応、泡の好景気は来たが弾けた。銀行は頭を下げて金を貸した。バブルが弾けたら貸しはがし、多くの不良債権が生まれ金融機関救済に6800億の公的資金が投入される。
この時、政府、大蔵省、財界経営者は時代が変わるのが嫌だった。
終身雇用の家族的経営が成り立たなくなってきていたのを容認したくなかったんだと思う。そのツケが今、正規・非正規の問題となって出てきている。キチンと国民に、社員に説明していたら問題視すらされていないかもしれない。




また、金融機関と大蔵省の判断ミスも大きい。住専が破綻し、債権回収団体が血眼になって回収してる時に起こった大蔵官僚による「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」。当時は若かったし怒りもし、呆れもした。これが官僚なんだと思った。





銀行が倒産し始め世間は震撼した。銀行は倒産しないものと信じられてきた。
金融ビッグバンなんて打ち出し、外資がどんどん入って来た。数多あった都市銀行はメガバンクと呼ばれる3行に。今、不要な銀行が多かったんじゃないかと思う。
地銀も合併、買収が繰り返され少しずつ役割に応じた行数になって来ている。
そんな中、九州では福岡FGという歪な銀行が生まれた。フィナンシャル・グループなので買収ではないというのが福岡銀行の理屈。一地銀でありながら、メガバンクを含めた総資産6位。九州各県のメインバンクは福岡銀行という構図になる。
公取上はNGのはずだがFGという形で逃げ切っている。

九州内で国が霞ヶ関が県が福岡一極集中を煽ってる。

もうこの国は詰みつつある。政治家なんて当てにならない。
国会議員なんて一向に減らない。
国会議員が国会議員の都合よく法律を作ってる以上、改革なんて言って改革された試しがない。
政教分離という言葉がある。

政経分離。

政治と経済を分けられないか?経済界だけで政治と関わらず別国家の仕組みができないか?と、よく妄想する。

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