takubonpapa blog

 日常の出来事や感じたこと、Mac、バイク、キャンプ、さだまさし等について書いてます。

授業参観

2011-04-16 20:39:53 | 子育て
 今日は午後から子どもの学校の授業参観があった。午前中は暖かかったのでタイヤ交換をしたのだが、いまはいているスタッドレスタイヤは車検の時にディーラで付けてもらったせいか、ナットが外れなくて汗だくになってもなお1本はどうしても外れなくて結局スタンドに持ち込むはめになっちまった。

 午後の授業参観では子どもたちの元気な姿が見られた。今日はいつもと変わらない授業参観だったが、放射能の影響を考慮して屋外での活動が制限されており、5月の運動会は延期になった。おそらくプールも入る事ができないだろう。様々な制限はあるが子どもの安全を最大限考慮しつつ前に進むしかないと考えている。
 子どもたちには数字に表れる学力よりも、思いやりだとか、誰かのために行動できるとか、困難を自分の知恵と力で乗り越えられる力をつけて、この国難を乗り越え未来を切り開いていける大人になってほしいと願っている。それ以上に今の大人が頑張らなければならないことは言うまでもない。
 そんな親の思いや教職員の頑張りとは裏腹に、県教育委員会は昨年度から始めた定着確認シートを継続することを求める通知を出した。子どもの安全や心のケアが最優先させるべき時に、相も変わらず点数学力だけに固執していることに憤りを感じる。あなたたちが今やらなければならない事は、安全な教育環境と避難児童への教育費の保障など子どもの権利を保障するための条件整備ではないかと思うのだが、、、。

 二本松市の小学校に勤務する学校事務職員のSさんからメールで届いた文章の一部を引用させていただく。せめて給食費だけでも無償にしてほしいと願わずにはいられない。

子どものために
 今年度最初の給食を終えての職員室の会話。
 ある子どもが「久ぶりの食事だった」とのことを受け、給食を始業式翌日から開始してよかったと校長も発言。
 給食調理員さんは民間委託派遣社員。それでも一緒に子どもたちのためにと、給食開始のために準備を進め開始ができた。食材発注などを担当する養護教諭と業者も積極的に動き、最初のメニューをカレーライスに。子どもたちの好物でおかわりも可能なメニューはカレーにつきる。案の定、何度もおかわりをする子どもたち。聞くと、菓子パンと飲み物の食事が続いていたのです。まして、子どもたちにすれば、器での食事でない食べ物は『配給』だったのです。
 子どもたちのためにできることを。これがせめて私たちが仕事としてできることです。
 3月11日以降、ガソリン不足、自らも家屋被害、家族の被害をかかえ、困難な中でも勤務時間をはるかに超えて勤務しています。職員室も少し疲れ気味を感じます。今の状況を何とか改善するために、子どもと保護者、教職員を励ます人、物、金。支援ではなく補償と保障を強く求めたいと思います。



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