takubonpapa blog

 日常の出来事や感じたこと、Mac、バイク、キャンプ、さだまさし等について書いてます。

長野の旅

2011-10-23 23:29:13 | 学校事務
 長野の学校事務職員の仲間から学習会へのお誘いを受けたので参加して来た。福島では日帰りの学習会がほとんどなのだけれど県単位の学習会を泊まりで開催していて、レベルも高く2日目の分科会は時間が足りないくらいだった。こっちは頭が飽和状態でもういっぱいいっぱいだった。

 2日間フル参加だったので観光のオプションはほとんど取れず、帰りに長野駅で1時間ほど時間があったのでバスで善光寺を見て来た。善光寺に滞在したのは30分くらいだっただろうか。蕎麦くらい食いたいと思ったがバス停から行って帰ってくるだけでタイムアウトだった。

 行く時にとんだハプニングがあった。東北新幹線から大宮で長野新幹線に乗り換えようとしたら、ホームに人が溢れていて今日はずいぶん混んでるなと思ったら、上越新幹線の上り列車に1時間半の遅れが出ていたのだ。上りが遅れたので当然下りも同じくらい遅れて、高崎まで同じ線路を使う長野新幹線も同様に遅れが出ていたのだった。
 困ったのは長野駅まで迎えに来てくださってるAさんの携帯番号を聞いておかなかったこと。どうしようか考えたがとりあえず改札を出ていつもの2階の喫茶店に入って考えることにした。とりあえずメーリングリストに投げれば誰かが返してくれるだろうと考えて送ったら、すぐに自宅の電話番号を教えてくれた方がいた。この時はホントにスマートホンで良かったと思った。すぐに自宅へ電話して携帯番号を教えてもらって連絡がついたのだけれど、こんなどこのウマのホネだか分からないヤツを信じてくれて携帯番号を教えてくれたばあちゃんに感謝だな。
 こんなこともあるから事前に携帯番号をやり取りは必要だと身にしみた。


 学習会ではたくさんの刺激を受けた。これまで教育費無償のための高い峰ばかりを目指していたが、それ以前に全国教育長協議会の指標をもとにした公費私費負担区分の、受益者負担主義に基づく子どもが持ち帰らないものまで保護者負担させている実態を解消する取り組みが重要だと感じた。これは長野だけでなく福島でも大きな課題でそれほどの予算増が望めなくても学校事務職員の取り組み次第で改善できることであり特に地方ではそこから進めて行くべき実践課題であると感じた。
 そのためにはまず、公費私費を含めた学校の総予算とお金の流れを把握する必要があり、そのための資料作りが必要だと思う。そしてその実態を教育委員会に伝え予算の増額を求めて行くことも必要だろう。ゴム印は、用紙代は、運動会の花火は、離任式の花束は、そういう小さな所から公費化をはかり保護者負担を減らして行き、いわゆる公費私費負担区分まで公費負担が届
いていない地域の解消が急務だと思った。



 蕎麦を食えなかったので駅弁を買って新幹線の中で食った。走り出す前に食い終わってしまったのだが、座席のポケットに置いてある雑誌「トランヴェール」の巻頭エッセイで作家の角田光代さんが、駅弁は電車が走り出してからおもむろに開けて食べ始めるのがセオリーで駅弁の醍醐味だと書いていた。駅弁を食うことなんてめったにないから知らなかったけど初めて駅弁の醍醐味を知った。



 自宅に帰って、お土産に買ったアップルパイとお焼きを肴に焼酎を飲んで2日間の疲れを癒した。

 Fさんからいただいた「栗ペースト」をなめながら、Aさんから頂いた日本酒「渓流朝しぼり出品貯蔵種」を飲んでみました。偶然ですが飲ん兵衛セットをいただきありがとうございました。
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