雪の春季例大祭

　今朝起きたら一面真っ白になっていた。昨夜降っていた雨が朝方雪に変わったらしい。しかもずいぶん積もっていて昼近くまで降っていた。今日は午前中はムラの尊社の秋季例大祭があり、午後は集落（区）の神社の春季例大祭があったから、この雪でかなり混乱したのではないだろうか。



　午前中の春季例大祭は役がなかったので参詣を割愛させてもらった。午後の部はgenが新１年生としておよばれしていて、オレは獅子を運ぶ役割があったので家族で参詣した。数年前に神楽保存会が解散して今は有志が集まれば奉納するという事になっていて、今日は突然の不幸ができたりして有志が集まらず奉納できなかった。こんな形になってしまったのは寂しい気もするが、若い後継者が限られる中でこの先いつまでやらされるのかと言う先の見えない不安を抱えたままでは、ここで一区切りつける事が最良の選択だったと思う。以前にも書いたが伝統芸能を守るということは端から見れば素晴らしい事だけれど、実際に続けて行く事は大変なのだ。



　それで、とりあえず獅子を披露してパクパクやってもらって終了。すぐに獅子を片付けるわけにはいかないから夕方まで呑んで、頃合いを見計らって徒歩でムラの集会所まで運び無事に納めてきた。





　集会所からの帰りに空がきれいだったので写真を撮ってきた。明日は良い天気になるな。