goo blog サービス終了のお知らせ 

takubonpapa blog

 日常の出来事や感じたこと、Mac、バイク、キャンプ、さだまさし等について書いてます。

福島県民教協冬の集会2011

2011-01-08 23:35:05 | 教育
 毎年この時期に開催されている福島県民教協冬の集会に今年も参加してきた。たくさんある教員の民間サークルのなかに我々学校事務職員のサークルも名を連ねている。このあたりが教育としての学校事務に通じる所であるし、他の学校事務職員の研究団体にはないところでもある。単なる受験学力だけではない、子どもたちが未来の主権者として身につけてほしい学力であるとか、子どもと向き合う時の立ち位置など学ぶべきところがたくさんある。

 今年も都合が付かず1日目だけの日帰り参加となったが記念講演と分科会に参加してきた。記念講演は神奈川の中学校教員の柏木先生が講師だったが、学校での子どもへの向き合い方や、子育てにおけるポイントを聞く事ができた。思春期は心の親殺し(親離れ)が大事であるという話がとても印象に残った。それから最近の学校はキレる子どもがいると医者の診断を受けさ発達障害などの病名を付けて特別支援学級や通級学級へ隔離させるというように、教員の専門性を細分化する方向へ進んでいるけれど、柏木先生はそういう子どもも含めて学級づくりをするという気概を持っておられて、これが本当のインクルーシブというものなのかもしれないと感じた。

 安心できる未来が描けず、され20代30代の死因の一位は自殺という死ぬ事までも自己責任にされる社会で、大切にしたい事として自己肯定感を育てるためにほめる事が大事だと話していた。欠点や悪いところを指摘されても人間は変わらないと。オレも親として子どもを褒める事が少ないと反省した。
 そして学校で大事にする事は学校的価値観から自由でいる事なのだそうだ。そしてできれば学校的価値観に風穴をあけるという立ち位置に共感した。教師自らが楽しくあり続け自らの生き様を示す事、自らが学び続けている事、子どもとともに学ぶ事、学ぶとは現実を知ること、現実を変える事という言葉が心に残った。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トクちゃんらーめん分店次郎 | トップ | 帰りに伊達屋に寄ってみた »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿