春の炎に注意

　先週の事だが地元で山火事が発生し出動した。小高い丘で煙が上がり炎は見えなかったが、かなり燃えていた。オレが到着した頃に消防ヘリが到着し上空から水をかけており、これは大変だと思った。仲間たちはオレが駆けつけた場所の反対側で下から水を引いているという事がわかって再び車に乗って駆けつけた。

　仲間たちは水元から中継付近で作業をしていた。今回は前線で副長が仕切っており、水元～中継～前線という把握しやすい配置でトランシーバーもうまく機能しているようだった。消防署が撤収し火事場を引き継いだのでオレも前線に行ってみた。高低差は３０メートルくらいだったろうか。なので３キロ（0.3Mpa）の損失があることになるか。

　火事場へ行くまで、また放火かと思っていたのだが遺体がある事を知って絶句した。畑で枯れ草か何かを燃やしていて山に燃え広がって、消そうとしたのか自身も炎にまかれたのだろうか。詳細は分からないが、この季節の炎は見えないし乾燥しているからすぐに飛び火するのだろう。ちょっと油断すると命まで奪われてしまうのだ。自分自身もそうだが、みんなで注意して火災を出さないようにしよう。