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きもの雑記帳

大好きなきものについて、日々想うことを綴ります

骨董市へ行きました。

2006-12-15 21:33:37 | その他きもの関係
今日は休暇を取って「平和島骨董まつり」に行ってきました。
いつものように、会場をウロつくこと数時間、何点か気になったものはあったものの、購入には至らず、
着物関係では、黄色と臙脂の帯締め1,500円、そして何故か2点で5,000千円のアンティークバッグを購入していました。
東京都内では今日から世田谷のボロ市も開催されているせいか、お店の数もお客さんもいつもより少なかったような・・・。

それにしても、ほんの数年の間にアンティークの着物や帯が本当に少なくなりました。
骨董市に通い始めた頃に購入した物の思い起こしてみると、掘り出し物!と思える物を見つけるのも難しくなっている気がします。

日本のおしゃれ展

2006-12-11 16:37:39 | その他きもの関係
池田重子さんの「日本のおしゃれ展」が松屋銀座で開催されます。
いつもは80点前後のコーディネートが展示されるのですが、今回は50点程度と規模は小さいようですが、袋物や髪飾りのコレクションも出品されるようです。
「日本のおしゃれ展」といえば、着物ファン必見の催し物、見に行く度に昔着物の美しさと、あまりにハイセンスなコーディネートに打ちのめされます。
開期は12月30日から1月15日まで、お見逃しのないよう!

詳しくはコチラ↓
http://www.ikedashigeko-collection.co.jp/pages/japanese/collection/c_index.htm

身幅のこだわり

2006-11-08 22:21:45 | その他きもの関係
着物を着付けた時、上前が下前の脇線に僅か(1~2センチ弱)に重なる程度が丁度よいとされているようで、私もそう思っています。
リサイクルショップで、寸法表示の身丈や裄が合っているので、試着してみると、身幅が狭かったり、逆に広すぎる場合があります。お店の人に「身幅が合わない」と告げると、お店によっては、「そこは、合わなくても良いところですから。」と言われる場合があります。
着物の身幅は合っていなくても、とりあえず着ることは出来ますが、特に身幅の狭い着物は、座ったり歩いたりしているうちにどんどん肌蹴てきます。
そして、一番イヤなことに何故か太って見えるのです。
私は寸法が合わなくても、色、柄(値段も)が気に入れば買うことがありますが、出来るだけベストな寸法で綺麗に着たいと思っているので、大抵は寸法を直してから着ています。

ただ、こだわりは人それぞれなので、「合わなくても良い」という意見も間違いという訳ではないと思ってもいます。

帯締めの通販サイト見つけました

2006-10-20 21:16:23 | その他きもの関係
着物をコーディネートする際、着物と帯は決まったのに、帯締め、帯揚げがなかなか決まらない時があります。
これでいいだろうと思っていた帯締めが実際に合わせてみると、なんだか冴えなかったり、かと思うと以外な色が意外に調和することがあります。

骨董市やアンティークショップに行くと色とりどりの帯締めが沢山あります。千円以下の物も珍しくなく、状態の良いものでも2千円くらいで買うことが出来ます。
そんなこんなで、持っていない色や、自分好みの色の物を見かけるたびにちょこちょこ買い足すうち、今では引き出し一杯が帯締めに占領されています。

今日は、ネットで「小橋屋組紐店」という帯締めの値頃な通販サイトを見つけました。

沢山持っているはずなのに、見るとやっぱり「この色持っていない、あのコーディネートに合いそう」とか色んな理由を見つけて、つい、買おうとしてしまいます。

このサイトでいいなと思ったのは「耳付き昼夜」というリバーシブルの細めの帯締め、私もこのサイトで購入したものではありませんが同様のものを何本か持っています。
このタイプの帯締めは以外とアンティーク着物にも合いますよ。

「小橋屋組紐店」HPはコチラ
http://www.rakuten.ne.jp/gold/obashiya/


銀座の「きもの」市

2006-10-19 22:12:25 | その他きもの関係
10月25日(水)から30日(月)まで、松屋銀座8階大催場で銀座の「きもの」市が開催されます。
年に2回ある松やの「きもの」市では「よきもの倶楽部」と「撫松庵」が狙いどことです。
よきもの倶楽部では良質の木綿着物が半額くらいに、撫松庵では少々難ありの小物類が千円からになっています。

私も行くと必ず何かしら購入してしまいます。

松屋銀座のHPにもまだ情報は出ていませんでした。
そのうちUPされると思うので、とりあえず松屋銀座のトップページのURLを乗せておきます。
http://www.matsuya.com/ginza/index.html

着物でお出かけ

2006-10-15 21:33:47 | その他きもの関係
         
天気が良かったので、着物で外出してみました。
先ず、ほぼ1年ぶりで、有楽町の国際フォーラムで開催されている大江戸骨董市へ。
         
ここは、始まったばかりの頃は結構通っていたのですが、何度か不猟が続いたため足が遠のいていました。
場所柄、外国の人が多く、コーヒーや軽食を出すお洒落なケータリングカーが何台も来ているのが特徴です。
         
到着が午後だったためか、着物関係で特に心引かれるものは無く帰ろうと思った矢先、西洋アンティークのお店でフランスの生地で作った可愛いスカートを発見、思わず購入しました。
もっと個性的な柄の物もあったのですが、ぐっと抑えてこの羊飼い柄にしました。

とりあえず物欲が満たされたところで、次は「ららぽーと豊洲」へ、ここにある「UKIYO-e TOKYO」では「にゃんとも猫だらけ」という歌川国芳を中心とした猫の浮世絵の展覧会が開催されています。
         
初めて行く「ららぽーと豊洲」を、私は甘く見ていました。広い!そしてものすごい人・人・人です。
そこは、8つの建物と海浜公園で構成された大きな町のようなところだったのです。
殆ど迷子状態でウロウロしているうちに、確か先週あたり王様のブランチで姫が紹介していた場所だったのを思いだしました。
やがて本当の迷子になった私は、何とか見つけた総合案内センターで、自分の現在位置を確認し「UKIYO-e TOKYO」の場所を教えてもらい、やっと目的地に到着することが出来ました。
         
「UKIYO-e TOKYO」は予想どおりのこじんまりしたギャラリー、展示物を見て家でもゆっくり可愛い猫の絵を見ようと、図録を購入しました。
「ららぽーと豊洲」のせいで予定の倍は疲れましたが、結構充実した1日でした。
本日のコーディネートは、後日紹介します。

問屋さんに行きました。

2006-10-07 19:50:42 | その他きもの関係
和裁教室で次に縫う袷用の八掛を買いに馬喰横山の問屋さんに行きました。
「辻和」という問屋さんで、一般の小売もしています。

反物を持って行き、担当の人と色を合わせてみながら八掛を選びます。
八掛が4,800円、ついでに3枚分の胴裏6,800円も購入しました。(安いです!)
ついでに紬類の反物を見てまわりました。12マルキ、総絣のモノスゴイ大島紬なんかも売られていました。
百貨店などでは、200万以上するそうですが、問屋さんでは90万円でした。
「わ~絶対買えない」と思いながら見ていると、折角の機会ですからと、気軽に触らせてくれるので、ちょっと驚きました。

反物や帯地も見てみましたが、市価の半額から3分の1くらいのようでした。
足袋や半襟なども半額近いお値段でした。

担当さんも感じのいい若い女性で、押し付けがましいところは皆無でした。
初めての着物問屋さん、なかなか楽しめました。

端布は語る

2006-09-10 17:22:15 | その他きもの関係
反物を買って仕立てると、畳紙の中に着物と一緒に余り布が入っています。
大抵は布の巻き始めの部分が切り取られた物で、シールが貼ってあったり、数字や文字のスタンプや判が押してあります。

実はこの端布には、その布に関する様々な情報が記されています。
紬類、特に大島紬の地球や旗のマーク等は有名で、リサイクルショップでもそういった証書の有無で値段が違ってきます。
では、縮緬などの柔らか物はどうでしょう。
        
写真の端布は両方とも丹後縮緬の反物の物です。
上は呉服屋さんで仮絵羽で買うと50~60万円の訪問着、下は反物で20万くらいの小紋です。
似たようなスタンプですが、良く見ると上の段のものには、量目780グラム、長さ13メートル、とあり、下段のものには、量目700グラム、長さ13メートルとあります。
同じ長さの反物でも80グラムほど重さが違っています。

        
この写真は濱縮緬の訪問着のもの、量目700グラム、長さ12メートルとあります。
良く見ると二等品という判もありました。
これは20年くらい前に両親に買ってもらったもの、百貨店のセールで15万くらいでした。

        
最後に紹介するのは、反物で5万~10万円の間で売られているもの。
絹100パーセントの表示はありますが、産地や重さ、長さの表示は確認出来ません。
ひょっとしたら日本で織られたものではないのかもしれません。

反物の金額は産地や重さ、長さだけで決まるものではなく、その他には縮緬の種類や、何よりも「染め」という重要な要素があります。また、「流通システム」という素人には謎の要素もあるようです。

私は凝り性なので、こういった情報を集めたりするのが好きなのですが、実際に着物を購入するときは、それらの情報はあくまでも「参考」だと言うことは忘れないように心がけています。
いくらお得であっても好みでないものや、絶対着ないようなものを買ってしまっては、本末転倒ですから

20代に誂えた小紋

2006-09-06 21:50:34 | その他きもの関係
この前の日曜日、20代の頃の誂えた着物の寸法直しをお願いしました。
何年か前から直そうとは思っていたのですが、つい着る機会の多い紬を優先してしまい、今頃になってしまいました。
この着物は、当時通っていた着付け教室の「学院祭」で先生に見立ててもらい、購入しました。
20代で着るには地味な色柄でしたが、おかげで今でも着ることが出来ます。
それなりに値引きがされていたようですが、仕立て代を入れると軽く20万を超えており、支払いがちょっときつかったのを覚えています。

この着物、かなり身幅が狭いことは解っていたのですが、念のためもう一度寸法を測ってみました。
前幅が23.5センチ、後ろ幅が28センチでした。う~ん、細い!!
当時はそれでも先生から「将来太るかもしれないから、少し大きめにしましょう。」といわれてこの寸法にしたのでした。
ええ、太りましたとも!!!
まったくこの手の「過去の栄光」ほど悲しいものはありません・・・・。

寸法をはかったついでに、反物の端布も見てみました。
当時は生地や染めの良し悪しの判断もつかず、色柄が良ければいいくらいの認識しかありませんでした。
端布には、生地の老舗ブランド、「伊と幸」や濱ちりめんの産地証明の判が押してありました。
いい手触りのしっかりした生地でした。
着物全体は直しが終わってから紹介します。

着物を着ると疲れる訳

2006-09-01 23:19:04 | その他きもの関係
土日連続して着物を着て外出することがあると、未だに疲れを感じます。
初心者の頃よりは緊張感や慣れない草履のせいだと思っていましたが、未だに洋服よりも疲れる感は拭えません。

群ようこさんの「きもの365日」で元旦から毎日着物を着続けるべく頑張った群さんですが、結局2月足らずで毎日着物を諦めることになります。その理由は「着物を着続けると体調が悪くなる。」ということでした。
群さんは体調の悪くなった理由を、慣れない衣類のため体温調節が上手く出来なかったための冷えではないかと分析しています。
その後、群さんの体調不良は、ババシャツの着用で一応の解決をみたようです。

私自身、いくら着物が好きでも洋服のほうが着慣れた衣類であることには変わりありません。
私が感じるのは、着物を着た時と洋服を着た時では使う筋肉が違うのではないかということです。
歩く時も洋服では腰が軸になりますが、着物では膝が軸になるような感じがします。
また、洋服では何気なくしてい後ろを振り返る動作も、着物だと上半身全体を動かすような動作になります。
もともと着物は身体をひねる動作に向きません。着装の構造上、捻る動作は着崩れにつながるからです。
普段と違う筋肉を使っている上、動きが抑制されること、この2点が疲れの主な原因だと思っています。

ただ、そんな疲れなんか問題にならないくらい着物は魅力的な衣類です。
着物を着こなすということは、着物に身体を慣らすことなんですね。