南欧州金融危機（ミューヘン、ハンブルグ、ミラノ、英国）

ギリシャの経済危機は、スペイン、イタリアに連鎖するのではと言われていますが、ミラノを見る限り、余り、その様な雰囲気を感じません。
ラジオは、スペインの失業率は、２０％、25歳以下で、４０％と言っていましたが、街を歩く限り、その様な雰囲気は無く、本当かという印象でした。また、欧州の統計数字を見ると、自動車販売については各国とも好調であり、電子機器、部品販売も好調の様で、新聞、ニュース報道の実感がありませんでした。　欧州、とりわけ、英国での最大の関心事は、BPの米国ガルフ湾での原油流失事故で、皆、BP CEOの米国公聴会での発言に関心を持っている様でした。シェル、エッソは、二重に安全装置を装備してたものの、BPは一重装備で、安全への配慮が足らなかったのではと言われています。（米法では、安全装置一重で法的にはOK。）BPのCEOは、米法に従い、安全に十分配慮し操業していたと説明、抵抗していたが事故の結果を見ると虚しく思えました。(2009-07-15)