あるよね
機械の不具合だから
心霊現象みたいな話とは
いちばん、程遠い
そんな筈だけど
でも、機械絡みの
都市伝説、怪談は
現代には
結構、あるよね
でも、自分には
霊感なんてないし
もちろん、そんな
都市伝説なんて
あんまり、興味はない
自分の経験以外はね
でも、こんな時代で
色々、電磁波とかも
飛び交っているからだろうか
機械の誤作動とかは
結構、ある気もする
あれば、パソコンが
卓上電子計算機から
パソコンと言われ始めた時代
ただ、もちろん
本来、アナログなおまえ
まったく縁はなかった
ただ、色々あって
みっちり、社内研修
挙げ句、どうした訳か
落ちこぼれ会社員が
役員のラインスタッフ
それも、後々
会長になった人だった
おまえにも
そんな時代があった
そんな時の珍しい残業
その日には
巨大な本社営業部
いつも、残業だらけなのに
人影も、まばら
半分位、消灯
その静まり返ったオフィス
役員席の前のデスク
囲われた部署
黙々と事務作業
そんな時だった
突然、背後のプリンター⁉️
作動を始めた❗️
作動は、パソコンと連動
電源は、両方切ってあったからね
誤作動など、するはずが無い❓
振り返ってみて
ただ、唖然と見つめる
うなり出したプリンターは
一枚分プリントして
また、突然
止まった
我に返って
覗きに行ってみる
プリンターの電撃は
切れている
確かに、さっきは入っていた
もちろん、動作は
パソコンに連動していて
パソコンで切って
更に、プリンター本体も
電源は、切ってあった
切れていたのに
一時的な通電❓
印刷された帳票は
おまえが、作成した
部署別、取引先別
品種別の予算
自動計算される
そのうちの一枚
本来、部署別に作動
いじらなければ
最低、１００枚以上は
自動印刷される
それが、特定の一枚
なんでか、分からない
プリンターには
記憶能力は、全くない
だから、パソコンを起動せず
勝手に作動して
特定の一枚だけ
帳票を印刷、とか
理解不能だった
確か、そんな事が
暫くして
もう一度あった記憶
しかも、同じ一枚
記憶装置のないプリンター
しかし、マシンの中に
記憶されてしまう
そんな部分があって
そして、電磁波とかか⁉️
通電してしまった❗️
そして、誤作動
そんなだった、だろうか
いや、分からない
でも、なんだか
凄く、荒唐無稽
専門部署なりに
聞く気も起きず
そのままにしてしまった
あれば、なんだったのか…
