戦略的組織変革の遂行にあたっての留意点は何か。

・変革の必要性の認識
・変革案の創造
・変革の実施・定着

戦略的組織変革への抵抗の理由にはどのようなものがあるか。

・変革には既存の行為を継続する場合には現れないコストが伴うから（埋没コスト）。
・組織は変革の必要性を認識することができない可能性があるから。
・たとえ業績が悪化しても、なお既存の行為を継続しようとする強い力が作用するから。

組織学習にはどのようなものがあるか。

＊シングルループ学習
・既存の制約条件、枠組みの中で行う修正・学習活動。

＊ダブルループ学習
・既存の価値や目標、政策などの枠組みを超えて行う学習活動。

リーダーシップの行動類型論にはどのようなものがあるか。

＊レビンのリーダーシップ類型論
・民主型リーダーシップ　　　　　
・独裁型リーダーシップ
・放任型リーダーシップ
調査の結果は、民主型リーダーシップでは集団の凝集性、メンバーの積極性や満足度、集団の作業結果のいずれにおいてもほかのリーダーシップスタイルよりも優れている、とした。

＊ミシガン研究
・独善的専制型（システム１）
・温情的専制型（システム２）
・相談型（システム３）
・参加型（システム４）
このなかで部下のことを十分に信頼している管理方式がとられている参加型組織（システム４）が理想型であるとし、このタイプの組織におけるリーダーシップの特性から「従業員中心型」のリーダーシップが最善であるとした。

＊マネジリアルグリット
・１・９型　人間中心型
・１・１型　無関心型
・５・５型　常識型
・９・１型　仕事中心型
・９．９型　チームマネジメント型
左数字→人間への関心度
右数字→生産への関心度
理想的なリーダーシップのスタイルを９・９型チームマネジメント型とした。

リーダーシップの資質特性論とは何か。

実際に優れた功績を残したリーダーをもとに、そのパーソナリティとリーダーシップとの相関関係を明らかにしようとするもの。