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はぐれ雲

毎日世界のどこかや身の回りで起きることを自分のことばで書いていきます。かなり過激な場合もありますがいつも本音です。

銀座が好き

2022-01-23 15:23:44 | 日記

            二人の銀座
いっとう好きな街は銀座です。

 と言うと、お生まれですかと誤解される。お金持ちだとなんだ。とも。
わたしはお金持ちではない。
残念ながら、小金持ちですらない。銀座が好きだと言うたびに、けげんな顔をされる。
わたしはボンビーしゃん。そう、今はボンビー怒りの脱出の
最中なのです。 もうかれこれ半世紀、銀座と付き合っている。
50年好きでいるというのは、なかなかのことだ。それも片思いで。
人との関係は壊れることもあるが、街との関係はそうそう壊れない。

この、銀座の酸素は自分の体が喜ぶのだ。ああ、この空気。透け感、抜け感、煌めき感。
わたしは以前埼玉県に住んでいたので、東京都の玄関口は赤羽。奥座敷は有楽町になる。
そう、有楽町で一本。てくてく明石町までから歩いていく。そこが職場だ。
職場は銀座のにぎわいとは関係なく森閑としている。そこも気に入った。

例え新宿や渋谷に行ったとしても、帰りは銀座に寄り、カフェでコーヒーを飲む
それから帰宅する。これは昔からそう。
銀座と親しくなったきっかけは、学生時代に築地魚河岸でバイトををしたことだ。
華やかな雰囲気が気に入ってずっといたかったけど
幼いころの夢であるナースになりたくて看護学校へ行った。
卒業したら迷わず銀座の近くに就職を決めたのは偶然でない。

そういえば銀座ではほとんど飲み物しか飲んだことがない。ディナーなんぞ数えるくらい。
安くておいしい店などがあったあら教えてもらいたいくらいだ。
ボーナスが出れば築地まで行き、仲間と横町の安いお寿司屋さんで腹いっぱい寿司を食べた。
あとは(今は閉店した)モンスーンカフェ、勝鬨橋のふもとの隅田川の見えるファミレス
それと沖縄料理がけっこう多いのでゴーヤーチャンプルーや島そばを食べるくらいだろうか。
以前、夫の古稀の祝いでちょっと有名なレストランを予約した。そのくらいだろうか。
特別においしいということではなかった。うむ。

でも。その後もずっと銀座が好き。

 今はコロナで飛んで行きたい行かれないカモメと同じ。さんざめく波、波、波が見える。


















銀座和光