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はぐれ雲

毎日世界のどこかや身の回りで起きることを自分のことばで書いていきます。かなり過激な場合もありますがいつも本音です。

ホームレスさん宅を訪問

2022-01-04 12:17:03 | 日記
おもに隅田川の川べりですが
一昨年前には頻回に行ってました。最近はコロナでよう行けません。
「職業」なんて聞きますと
「天上界では、お役をいただいています」とか話されて。
「寄付もやりました。天上界ではもう清算済みなんです。」とも。??

ホームレスの方は統合失調や鬱の病気の方も多いようですが。
こういう妄想めいたお言葉もあるのですが本人いたってまじめです。
それにしても住むトコなんとかしてやってくれないかなー。とお上には感じますよ。
この寒いのに段ボールとブルーシートの掘っ立て小屋住まいですからね。

「いま、お仕事もなかなかないですからね・・・」と言うと
ゴミの収集車の手伝いをボランテイアでしていると言われたり
テレビ局のセットを手伝ったり(土方)してますと誇らしげに語られます。

風邪気味だということで市販薬の風邪薬をお渡ししました。
保険証が無いので病院にかかることが出来ない方もいらっしゃるので。
これは訪問看護ステーションであらかじめ決まっているのです。

大量の空き缶を足ででつぶして袋に詰めていた男性がいたので声をかけました。
現在74歳で、「東京に来て3年」ということです。
生きて行くのは大変。

ホームレスの平均年齢は高い。平均60歳以上であり、70代、80代も珍しくない。
高齢者にとって、夏の暑さ、冬の寒さは体にこたえる。
いつでもきちんと食事がとれるわけではないので、栄養失調にもなりがちです。
ですが「生活保護は受けたくない」というのが多くのホームレスさんの言い分ですが。

炊き出しは山谷では第二第四月曜日に100から150食の配食があります。
豚汁におにぎり三種、バナナなどであるのでけっこうな行列ができます。
が、近所で苦情が出ることも多々あり、なかなか理解が得られないこともあり
本当に生きずらい世の中になったもんです。