罪を犯した兄とその弟。二人が交わす多くの手紙の言葉。しかし、弟が兄に向けて送った最後の手紙の言葉に言葉を失い、兄がその思いを受け止めた言葉に、深い悲しみに陥った。しかし、最後に兄弟が絆を確かめるシーンで涙が止まらない・・・ . . . 本文を読む
加藤ローザのイメージビデオ的な感じもするけど・・・でも、加藤ローサはかわいい!それに妹夏美役の菅野莉央の演技が素晴らしい。特典でもらったDVDのアナザーストーリーが意外と面白い! . . . 本文を読む
今から12年も前に作られた作品。しかし、その中で展開される戦争論、東京の街の虚構、そして日本人の本質。それは今の時代を正に予言したかのような作品だ。今、改めて見てみてその色褪せない、いやむしろ今のこの”きな臭い時代”にこそ見るべき作品ではないか。後藤は言う「そんなきな臭い平和でも、それを守るのが俺達の仕事さ。不正義の平和だろうと、正義の戦争より余程ましだ」。 . . . 本文を読む
私の誕生日と同じ1965年に筒井康隆氏によって生まれた原作は、それ以来ずっと人々を魅了し様々な媒体で描かれてきた。その切なくも青春の目映いまでに美しい”時”をかけるストーリーは我々に時に共感をそして時に郷愁を覚えさせてくれた。今までの中で誰も疑いようのない傑作は大林宣彦監督=原田知世主演版の尾道を舞台にした映画だろう。しかし、ここにもう一つの傑作がアニメで登場した。もう一人のヒロインと共に。 . . . 本文を読む
おでんやで知りあった自称元やくざ(現役かもしれないが)の安田さんは、目を閉じながら日本酒の入ったコップを片手にこう言った。「これなんだよね、この曲いいよね。」こんなシチュエーションなら間違いなく演歌。しかも切った張ったのやくざものと来そうだが、そこでかかっていた曲は、「チャイコフスキーピアノ協奏曲第一番」だった。 . . . 本文を読む
「記号化される時代」この映画のキーワードだ。1997年の作品。世紀末の雰囲気漂う東京。時間と場所が記号化され裕美の写真の中でそれは刻み込まれていく。あの世紀末を忘れたような今の時代に、でもその延長にしか今の時代は無いのだと再認識させられた。 . . . 本文を読む
くせのある俳優、芸人、アーティストの豪華出演陣が目白押しで、初めからマニアックなものからストレートギャグまで、笑いが鏤められて楽しいぞ!笑えるぞ!・・・って何だ涙が!ラストに向かって止まらないぞ!どういう事だ!そして最後は号泣で席が立てない・・・今年も半ばに遂に大本命の映画登場か?! . . . 本文を読む