先日紹介したキキョウとともに、秋の花の代表格のひとつ、リンドウ“Gentiana”。
漢字表記すると“竜胆”となり、これは漢方の“リュウタン”から来ている。
根が生薬として重宝され、それが飲むとトンデもなく苦いらしく、
「竜の肝のように苦い」から、こう名付けられたとか。
竜の肝を嘗めたことがあるのかと。
園芸品種はお盆過ぎくらいから出回り始め、敬老の日くらいにピークになる。
このため、敬老の日のプレゼントの鉢花として定着している。
野生種は秋風の吹く頃に、藍色の花が茎に段々に咲き誇る。
野山に自生しているものは、あまり高く伸びない。
リンドウ。
もっともオーソドックスな青色。
リンドウ、ピンク。
最近は青よりも人気がある。
野生種は野山の比較的湿った場所に自生するらしい。
自分は昨年の秋に、一度見たっきり。
細い茎がひょろっと伸び、花を数輪付けていた。
葉も花もほとんど虫に食べられて無惨な姿で、
いつも見る切り花のリンドウとは比べものにならないくらい貧相だった。
だが、逆にその風合いがはかなく美しく、その花を見つめながら、
これが“わび・さび”ってヤツかな?なんて思った。
野生のリンドウ。
福岡県添田町英彦山にて。
昔は平野部でも自生するリンドウを見ることができたそうだが、
キキョウ同様、やはり個体数が減ってしまい、
今は自生地は野山や湿地などに限定されてきている模様。
リンドウの切り花は、そのスッと伸びた茎、
対に付いた尖った葉、節々に段々に咲いた花、
その花姿が他の花と合わせやすく、生け花等に重宝される。
またお盆あたりから出回るため、仏花としても使われる。
花色はやはり青色がメインだが、ピンクや白、白と青のツートンカラーなんてのもある。
光がじゅうぶんでないと花はしぼんだまま開かない。
花は晴れた日にしか咲かず、夜や雨天時はしぼむ。
室内の照明器具でも開かないことが多いため、鉢植えは戸外で管理するのが普通。
切り花も咲かせたいのであれば、日の光が射す明るい場所に置かなければいけない。
つぼみの姿もいいけれど、やはり咲いた状態のものが美しい。
花びらは内部の方が鮮やかなので、満開になったものはひときわ目立つ。
リンドウ白色。
後ろはグラジオラス。
ずいぶん冷え込んできたため、そろそろ葉が色付いてきて、
今年の花も終わり、じきにリンドウ自体も枯れてなくなる。
リンドウが終わる頃、野山は紅葉が始まり、
ススキの穂も完全にはじけて、真っ白な穂並みが風にそよぐ。
こうなってくると、霜が降り始めるのももう時間の問題。
峠道の凍結も始まるから、車のタイヤもスタッドレスに交換する合図になるのである。
ピンクのリンドウのガラス花瓶投げ入れ。
供花づくりの際に出るカットした脇枝を集めて投げ入れてみた。
一本だけ白が混ざってる。
花挿しに生けたリンドウ。
アレンジメント作りで出た、切れ端や折れた花たちを適当に生ける。
一緒に生けているのは、ヒペリカムとドラセナ・ゴッドセフィアナ。
ドラゴンクエストⅩ,王都カミハルムイ、南門の真っ正面に居るリンドウさん。
桜のキーエンブレムをゲットするとセリフが変わる。
このリンドウさん以外にも、エルトナ大陸には花や植物の名前が付けられているキャラが多数居る。
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YouTube: ZOO Ding Dong EXPRESS LIVE in '93
Ding Dong EXPRESS/ZOO
'90年代前半に日本の音楽会を席巻した、ダンス・ボーカルユニットの先駆け的存在、
ZOOの8th.シングル曲。確かスキー・スノボー用品?か何かのCMに起用されていた。
そういやスノーボードが登場したのもこの頃だったよなあ。
バラエティ番組、“天才・たけしの元気が出るテレビ”の人気コーナーだった、
“高校生ダンス甲子園”はじめ、空前のダンスブームだったなか、
日本屈指のダンサー達が集結して結成されたグループ。
当時中学生だったが、このZOOに夢中になった。
・・・が、クラスにはひとりもファンが居なかった。
リンドウと何の関係が・・・?
サビの「Ding Dong」が、「リンドウ」に聞こえると思ったが、
よくよく聴くと、ちゃんと「ディンドン」って歌ってるわ。
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