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菱四つ目かごを作る その2

2015-06-08 06:57:39 | 日記
竹細工の教室で菱四つ目かごを作りました。
ひごを用意してもらい、教えてもらいつつ制作しました。
自作の材料ではないので自分の作品とは言えませんがやはり教わるとコツが学べます。
出来としては悪くないと思ってます。







忘れぬうちにコツなどを書き留めておきます。

・ひごは長さひと節の10mm幅の厚さ0.8mm(皮)~1.0mm(身)で皮が8本と身が16本。
・作る前にひごを水につけておき、制作中もひんぱんに霧吹きで濡らす。
・皮4本で編み始め、それ以後は身を使用、最後の外わくは身。6×4方=24本。
・組んだ後に上下左右のサイズを正方形に合わせる。私の場合は22.5cm四方。
・皮で編んだ部分の先端4ヵ所にビニール紐をかける。この紐部分が折り曲げ(立ち上げ)部分となるため、紐に重なる部分に節がある場合はそこで曲げるため、折れやすい節はずらしておく。
・立ち上げる線を木の板などで折り曲げて、曲げ癖をつける。
・ビニール紐で作った正方形の角部分(皮が2本)から編み込んでいく。
 ある程度編み込んだ段階で洗濯ばさみで挟み、次の角にとりかかる。
・4角ができたら、編みを締めて行くが底の角になる三角部分を上手に押し込むことがコツ。
・編み込むのは皮でできた菱型の真上の菱型部分までで、それ以上は編まない。
 左に伸びるひごが上になってその後押さえられない状態、逆に右に伸びるひごが下になって、その後は上になってない状態。
・左に伸びるひごを編み端から12cm、右は10cmの長さに切る。右のひごが左より背が低くなるように。
・全てのひごを先端から4分割して、皮の菱型の真上の菱型部分編まれた部分まで裂く。
・ビニール紐をほどいて、皮の菱型の真上の菱型部分を一周するように上下と回していく。
 ビニール紐をきつく引き、カゴの上部がすぼまった状態にする。(見映えよくするため)
・右に伸びたひごを(4分割したものを1本として)3本分くらい内側に押し込んで、その上から左に伸びたひご3本分くらい内側に押し込んで止めるようにし、それを繰り返して一周する。
・濡らした皮藤で巻いて完成。

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