竹細工を学ぶポータル(初心者用)

初心者が竹細工を学ぶために役立つ映像や情報をまとめています。

火吹き竹を作る

2015-04-13 06:09:03 | 日記
火吹き竹を作ってみました。

<全景>


作り方は見たまんまです。
真ん中に節があり、左側は節前で切断、右側は節先で切断し、真ん中の節の内部に穴開けて、右側の先端に小さな穴を開けます。(下写真)
右側の先端の穴の大きさによって吹いた息の出方(強さ)が変わります。

<先端>


竹「細工」じゃないぢゃんというご指摘はごもっともです(^^)
但し、これも竹民具のひとつ。
月末から行くキャンプで使う七輪で試してみたいと思います。

うちわ(団扇)を作る

2015-04-08 05:54:48 | 日記
普段使っているうちわを見ながら
いつものように独学で作ってみました。

制作途中


完成品


残念ながら丸型にはなりませんでした。
理由を簡単に云えば裂いた骨が左右にあまり広がらなかったということです。
原因は分かっているのとこれでも使えなくないので、やや満足です。
ちなみに紙は和紙でできた狂言の台本をたまたま持っていた(300円で購入)ので使用しました。

次回への課題


左が今回作ったもので、右が参考にしたものです。
そもそも持ち手の形状が違うのですが、持ち手から伸びる曲がった骨みたいなものを太くしないといけないのです。
何故かは後程、作り方解説の中でご説明しますが、その骨が太くないと細骨が広がらないってことです。

うちわの作り方


上の図を左から右へ見てください。
まず、左端の寸法の竹を用意します。
まず真ん中の図のように節の上の部分を32に裂いて、節の側面に穴を開けて(上写真左参照)2mm角の横ひご(茶色部分)を通します。
そして右端のようにたこ糸(赤線)を32本を交差して渡して、横ひごを曲げた先に結びます。
横ひごの両端が左右に開いて32本の開きを固定する働きをします。
なお、横ひごが細いと32本が戻る力に負けて、32本全体の開きが狭くなります。
(この原因で私の第一作は丸くなりませんでした)
じゃぁ、、横ひごを太くすればいいじゃないかってことなんですが、そうすると節の側面にそれに合ったサイズの穴を開けないといけないのですが、今の私の道具ではその穴が開けられないというのが大きな課題です。
ここまで出来たらあとは紙を貼るだけ(黒点線部分)。
私は学校の工作で使うのりを使いました。(100均で3本で108円)
貼る前に下側の丸みは切っておいてください。

で、乾いたら自宅にあるうちわを定規にしてじょきじょき切って完成です。


2作目。
前回の反省から骨を開くのに工夫しました。
下写真のようにヒゴを交互に3本渡して、骨の開き癖をつけました。



そして無事に予定の形のウチワが完成。

骨と骨の間にしわが出来てしまうのが次なる課題ですが、ま、ここまで出来たらOKでしょ。

菊底編みを作る

2015-04-04 14:14:36 | 日記
立竹を重ねて底を編もうとすると重ねた立竹がグラグラ揺れてバラバラに・・・・・・
底編みの細ひごがポキポキ折れて・・・・・・いきなり頓挫。(^^)

教本をじっくり読んで再挑戦です。

まず、竹で輪を作り、立竹を一本づつ固定して底を編むんだそうです。
そして、底編みの最初の部分は皮藤でもいいとのこと。

で、ここまでは来ました。
出来はかなり酷いですが(^^)



底を編み込んで、胴回りに移り、縁は竹で巻きたいな。



で、ここまで来ました。
とりあえず完成は見えてきました。
出来は置いておいて。



でも、底が丸まっちゃってるんですよねぇ~~。
平坦になるようにしましょうとか書いてあったのにねぇ。
今回は出来ればいいです(^^)

そして、
胴巻きがほぼ完了しました。



横に置いたペットボトル(500ml)と比べると大きいのが分かりますね。
残るは竹皮巻きでの縁仕上げ。

そして、これを買っちゃおうと思ってます。

山岸竹材店さんの背負い紐(税込 1,728 円)。

このカゴを、さて私は何に使うのか(^^)


ようやく完成です。
正確には仮完成。



形になるはうれしいものです。
特に新たにチャレンジした編組および形状だとなおさら。
独学です。と出来の悪さの言い訳をさせていただきます。(^^)



縁を竹皮で巻いたのですが材料が少なくて中途半端な見映えになりました。
ここはやり直したいと思います。しっかり竹皮で巻きこんだ形状に。



底が丸くなってしまったのもあり、足附けにチャレンジしました。
ま、外れないから、ま、いいか。


いまだ用途が決まってなく、置き場所に困るものではあります。
来年、野菜作りをスタートできたら使おうかな。