竹細工を学ぶポータル(初心者用)

初心者が竹細工を学ぶために役立つ映像や情報をまとめています。

六つ目丸カゴ 4サイズ

2015-09-07 06:47:06 | 日記
六つ目の丸カゴをヒゴの幅を変えて4サイズ作りました。



内側からヒゴ幅を3.5mm、4mm、4.5mm、5mmで厚さは0.6mm共通です。



ヒゴの1mmの違いでこれだけ最終形のサイズが違うのは驚きます。
ヒゴの精度の重要さを今さらながら思い知りました。



個人的には3.5mm幅で作った一番小さなカゴが気に入ってます。

基本中の基本なのでまだまだ作るつもりです。

竹細工の防カビ対策

2015-09-07 06:46:27 | 日記


せっかく作ったカゴにカビが生える経験を何度かしました。

最初はキャンプに持って行ったカゴがカビました。
水きりに使ってましたが、雨に濡れたり高温多湿な環境なのでしかたないといえばしかたないのですがカビたまま使うわけにいきませんので小刀でカビ部分を削りました。
カビやすい場所は縁まきの内側(身)と力竹。
やはり水を吸ってしまう身はカビに弱い。
ということでいろいろネットで調べると「酢がいいらしい」との情報を得て、上の写真の左端のように霧吹きに酢水(1対1)を入れてたっぷり吹きかけました。
しばらくは酸っぱい匂いがしてましたが数日で気にならない程度に。

で、結果として・・・・・・・カビました(^^)
ベランダに置いておいただけなのですが少し雨が吹き込んだかもと雨の後に急に晴れたので非常にカビやすい環境であったのは確かでした。
しかし、最初の時のカビが身の中まで入り込んだのに比べ、酢水を使った後のカビは表面だけで拭き取ったらキレイになりました。
部屋の中で乾燥した環境の中で愛でるのなら必要はありませんが少しでも水を使ったり、外に置く場合は酢水は役に立つんじゃないかと思います。

そして、絶対にカビさせたくない場合としてニスを紹介します。

1つは写真の真ん中の「セラックニス」。
自然素材らしく安心度が高そうです。
さらさらとしたニスなので塗りやすくて便利です。
そのかわりに何度か塗らないと防水効果は薄いかもしれません。
但し、防水じゃなくて防カビなら薄く塗るだけで大丈夫かと思います。
なかなか手に入れるのは難しいですが私は竹のコップなんかにこれを使っていてお勧めです。

もう一つは写真の右の水性ウレタンニス。
「セラックニス」に比べると濃いので、1度塗るとしっかりてかります。
但し、ニス塗った感が強いのであまりお勧めはしません。