竹細工を学ぶポータル(初心者用)

初心者が竹細工を学ぶために役立つ映像や情報をまとめています。

竹器を作る

2015-01-26 22:05:10 | 日記


ベルトサンダーで竹器を作りました。
左からビール用、お猪口、水割り用です。

手軽に作れるもののフォルムにこだわると奥は深い。

ちなみにビールを試飲してみましたが、
先生に聞いていた通り泡が溢れてしまいました。
先日買ったニスで内側も塗装すると上手くいくのでしょうか。

まずは少し乾かしてからやってみようと思ってます。

で、その後。
ビールを試飲したビール用は内側と底が見事に黒くなりました。
カビですよね。
塗るまで飲むな。ってことです。

お猪口は下のほうが波打ってきました。
乾いて萎んでしまったようです。
加工は竹を少し乾かしてからのほうが良さそうです。
でなけりゃ油抜きの要領でガスレンジなどで加熱して水分を出すか。
底を見ると見映えがいまいちになってしまいましたが
ちゃんとニスを塗ったおかげで使えました。
常温の日本酒、美味しかったです。

水割り用もニスを塗りました。
私の使っているニスは基本的に二度塗りしなさいと書いてあるのですが
内側にニスをどぼどぼ入れて、器を回しながらたっぷり染みこませたので
勝手に一度塗りで完成させちゃいました。
外側は何故か2度塗りました。・・・・・・めんどくさがりです(^^)
3日ほど乾かして、先日、缶チューハイを注いでみました。
塗ってないビール用が泡で溢れたのに比べ、ほぼ泡は出ませんでした。
美味しくいだだけました。
そして、本日2日目。まだカビは発生してない模様。

お猪口と水割り用は完成です。
ビール用は残念ながら廃棄予定。

ミニ門松を作る

2015-01-13 06:54:56 | 日記
門松作りを学んだので作り方を概略でご紹介。
※作る順番で撮影してればよかったのですが、完成してから気付いたので解体の様子を逆回しでご紹介します。


ミニ門松の完成図です。
出来の良しあしについてはご容赦を(^^)


<材料>
時計回りに
・孟宗竹(土台)
・松葉
・千両(見えませんが(^^))
・麻縄
・針金
・藁(わら)200本
真ん中へ
・青竹(節部分を斜め切断したものを3本)
・藁の先っぽを輪ゴムで束ねたもの


孟宗竹の節を下にして、その周りに藁を巻きます。
※本来なら藁は上下にまっすぐな筈なのですが解体した写真の逆回しなので、既に折れてます。
竹に輪ゴムを巻いてやりましたが、両面テープなどを貼っておくとやりやすいでしょう。
隙間なく巻けたら針金で止めます。
写真で上下に折れている部分が孟宗竹から出た部分です。
ちなみに穂の部分を上にして、巻き終ったら上の穂の部分を切り、材料の一つである藁の先っぽを輪ゴムで束ねたものを作ります。


針金部分に重ねるように麻縄を巻きます。


孟宗竹からはみ出た部分を折ります。
まず下の部分は手前に折って、袴のようにします。
上の部分は藁2本を手に取って、右の藁二本の後ろに回して、ねじりながら下に折ります。
続いてねじった2本の右の2本を同様に右の後ろに回してねじって下に折ります。
それを一周やってください。
最後はよしなに(^^)
土台ができました。


青竹3本をビニールテープでバランスよく整えて、土台に入れて、藁の先っぽを輪ゴムで束ねたものを詰めて固定します。


後は松葉を詰めて、千両を飾ると完成です。