From mitsuzawa northeast

横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

2010 KSL1 さがみ大沢FC vs 日本工学院・F・マリノス

2010-10-06 | 神奈川ローカルフットボール(観戦記)
2010 KSL1 11/11節
2010.10.03(Sun) 15:30KO
会場:日本工学院G(八王子市)
観衆:40人(目測)
さがみ大沢FC10-00日本工学院F・マリノス
1-0
得点者
出田
時間
78分
得点者


S.C.相模原vs横浜猛蹴の1戦の後、引き続き見た試合。
前の相模原-猛蹴戦で日本工学院サッカー部のベンチ外メンバーの生徒さんが
青ビニ袋作戦に参加してもらったという経緯もあり恩義を感じて観戦。
試合前、工学院F・マリノスサポーターの方とも少し話したけど
実際お会いして話してみると、とても感じのいい方たちだった。
もっとも、この日は猛蹴の応援をしていたので、あの方たちは
オイラ達をてっきり猛蹴サポと勘違いされてたかもしれない(汗)。
コールリーダーっぽい方は流石にオイラの素性が分かっていたのか
一切言葉を交さないし目も合わせようとしなかったけど、ま、それもまたよし。
なお、工学院サポの応援はあちらの本隊のようなコーヒールンバとか
そういった類のチャントは無く基本チームコールと選手コールが中心。
チームコールは致し方ないとはいえ、あのリズムの曲を聴かなかったことと
とにかく本隊より熱いんじゃないかと思える応援は、敵ながら僅かながらでも
好感を持ってしまった。

日本工学院グラウンドをホームに持つ日本工学院F・マリノスは
昨年までは関東大会にまで進出するほど神奈川県1部をリードする実力を持つ
強豪チームであったが、今年は最下位争いを演じざるを得ないほど停滞して
しまっている。
昨年の代と比べると・・・というのは酷であるが、これが専門学校生主体の
チームの運営の難しさなのだろう。

しかし、試合は攻める工学院と、守勢に回るさがみ大沢の構図が延々と続く展開。
工学院はセンターバックに素晴らしいロングフィードを展開できる選手と前線の
FW17番が何度も決定機の場面を演出するが、あと一歩という所でシュートを
決め切れなかったり相手の好守に阻まれてしまう。
攻撃も両サイドに基点を作って盛んに良い攻め上がりを見せる。
内容では、社会人チームのさがみ大沢を圧倒しているのに、何でこうもゴールを
奪えないんだろうと首をかしげる位の不思議なチームだった。
なお、試合のレベルはパス・スピード、走力も含め県2部より
全てにおいて上回っていた。シーガルズはもし1部昇格したならば
彼らと同等の試合を演じ勝ち点を奪えなければ1部残留は難しいだろう。
そういう意味で県1部下位の試合を見る機会は非常に有用だったと思う。



しかし同じパターンで両サイドに基点を作り時には縦ポンでリズムを作る工学院だが
ゴールを奪えないという流れから次第に攻め疲れて脚が動かなくなっていき、そこを
勝負には抜け目の無いさがみ大沢がカウンターで逆襲を狙う流れに。
そんななか、78分にさがみ大沢・出田(背番号失念)の個人技によるゴールが生まれ
最後は盛んに熱い激を飛ばすさがみ大沢監督に後押しされながら試合をクローズした
さがみ大沢が彼らにとってリーグ最終戦をウーノ・ゼロで勝利。
この勝利によって、さがみ大沢は県1部の残留予想ラインを越え選手スタッフ、そして
この日集まったジュニアの子供達に至るまで歓喜の輪が出来たのであった。


試合終了後、挨拶をする日本工学院の選手達

試合用夜間照明の無い工学院グラウンドは16時半も過ぎると辺りが暗くなってくる。
試合終了時には、あんなに大勢いたS.C.相模原サポーターも全て撤収し
20数名のさがみ大沢応援団の歓喜の声のみがこだまする。
彼らの試合後の挨拶後の工学院サポの熱い激励がまたなんとも見るものの胸を突いてくる。
この試合を見て、かつてはこのチームも鞠とか鞠公と思い切りdisってたオイラだが
今年に限ってはオマエラ、絶対残留しろよと思うようになった。

横須賀シーガルズが1部に上がって工学院が2部に落ちたんじゃ、
同じステージで応援合戦が出来ないじゃないか
2、3年前は県2部同士で応援合戦を繰り広げたが来年は同じ1部でやって
選手、応援団共々神奈川県リーグを盛り上げたいわけだし。
そういう意味で、何とか残留を果たして欲しい。
「やってやる」とか「声援の音量じゃ負けねえぞ」といった煽り文句は来年以降の話だ。
もっとも、シーガルズもこれから頑張って1部昇格を決めなきゃいかんけど。

(10月10日追記)
残念ながら工学院の本日の県リーグ戦は、かながわクラブに負け、残る試合は
格上・六浦FC戦を残すのみとなってしまった。
工学院がここに勝つのは傍目から見ても非常に難しいわけであるが、
彼らは残留を果たすことが出来るのであろうか。

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