第２９回関東女子サッカー選手権大会 準決勝 横須賀シーガルズＦＣ ｖｓ 日本体育大学

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第２９回関東女子サッカー選手権大会　準決勝 （（兼）第２９回全日本女子サッカー選手権大会関東地区予選） 2007.11.3（Sat) 10:30KO　（40分ハーフ） 会場：市原スポレクパーク人工芝
横須賀シーガルズFC	2	1-0	3	日本体育大学
		1-3
得点者 鈴木 オウン・ゴール	時間 ２４分 ４４分 ７８分 ７９分 ７９分			得点者 ２１番 １９番 １９番

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当初はこちらのエントリーをアップしたあと無事起きれるか不安だったけど
何とか起きれて市原スポレクまで行ってきました。
選手、関係者さん達は何時に横須賀方面を出発したのか
分からないけど、こちらは電車で２０分ほどで現地到着。
噂には聞いていたけど、本当にだだっ広い。


デジカメぶら下げて受付の所に観戦希望の旨を話したら
「撮影する人はプレスカードを登録してください」と
言われてビックリ。簡単な手続きで発行してもらえたけど
牧歌的な雰囲気ながら運営がなかなかの本格モードで、
ちょっと緊張ｗ　

ここではプレスカード提示の他にもダンマクの掲示する場所も
決められていて、ネットに直接つけると風に幕が煽られたりすると
ネットが破損するためワイヤーの部分に付けなくてはいけない
のだけれど、この位置が結構高い部分にある。（参考：日体大の幕）



というわけで、今回の幕はゴールポストやバーの廃材（？）に
括り付ける形に。まあ苦肉の策なんだけど、キックオフ直前に
思いついたのだから仕方がないｗ

（注）
試合の画像は携帯画像のものだと暗くなってしまい
あまりいい写真が撮れませんでした。
デジカメだと明るい画像が撮れるのですが
何しろモノが３，４年前の安物なのでシャッター
スピードが遅くて、こちらもあまりいい画像が
撮れませんでした。



前置きが長くなったが観戦メモを少々
相手は関東リーグでも戦っている日体大。
シーガルズ先発はFWが吉田がトップで大滝、中山が
左右に少し下がり目の位置。中盤は10番鈴木を中央に
萩原と８番の選手がボランチ。８番の選手は誰だろう？
すんません。DFは片岡、桑原、牟田、石田の４バック
GKは久野。

ＦＷーー－－－－－吉田ーーーーーーーー
ーーーーー大滝ーーーーーー中山ーーーー
ＭＦーー－－－－－鈴木ーーーーーーーー
ーーーーーー萩原ーーーー８番ーーーーー
ＤＦー片岡ーー桑原ーー牟田ーー石田ーー
ＧＫ－－－－－－－久野ーーーーーーーー



前半は攻める日体大、守るシーガルズの図式が延々と。
というか、ここまで守るシーガルズは初めて見た気がします。
やっぱりカップ戦モードの戦い方なんでしょうね。
２４分、前半唯一のチャンスの形を作ったシーガルズ。
大滝の左サイドのドリブルから右の中山へサイドチェンジ
中山のクロスは一旦は日体大守備陣に跳ね返されたけど
鈴木がこぼれ球を狙い済ましたシュートで１－０先制！
シーガルズはこの後、中山のクロスから吉田の惜しいシュート
などで数は少ないものの、放てば確実に決定的なシュートで
日体大ゴールを脅かし１－０のまま後半へ折り返します。



後半は前半失点して意気消沈したかに見えた日体大が持ち前の
高いモチベーションを盛り返してきました。
４４分（後半４分）コーナーキックから中盤の２１番の選手に
ヘッドで決められ１－１の同点とされてしまいます。
しかし、試合の流れから見れば後半は両者互角の感じ。
６６分には大滝～鈴木～中山と繋ぎクロスバーに当たる決定的な
シュート！この辺りからシーガルズペースになって良いムードに
なってきてはいたのですが。
ちなみに大滝は日体大７番のマークに付かれてちょっと持ち味を
消されていた感あり。でも段々ペースが作れてきたかなと思った
頃に藤田と途中交代。それまで（らしさ）を見せれなかった故の
交代策かと思いましたが、もう少し見てみたかったですね。

試合も終盤に差し掛かり、延長戦かと思われた７８分。
日体大の右サイドの選手からのクロスにFW１９番がヘッド！
１－２と土壇場で勝ち越されることに。
もうダメかと思ったけど７９分に中山に代わって入った大友が
左サイドに流れてシュートしたボールがオウン・ゴールを
呼び込む形となり、再び２－２同点に！！

これでさあ延長だ！と思った矢先にさらにドラマが。
シーガルズの同点から１分も経たない内に、またもや
日体大ＦＷ１９番にやられてしまいました。
２点目の日体大勝ち越し弾と同じような形での失点。２－３。
程なくして試合終了のホイッスル・・・。
喜ぶ日体大イレブン・関係者。うつむくシーガルズ。
これも経験不足だ・・・と簡単に片付けてしまうには
少々酷な結末だったかもしれません。
それまでのシーガルズのサッカーは自分が今季見た中でも
最も良い部類に入るものであっただけに・・・。
本当に悔しい敗戦でありました。

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余談にしてしまうのは彼女らにとって大変失礼であるけれど
翌日（１１月４日）に行われた浦和レッズレディースとの
３位決定戦は２－４（０－２）の敗戦。
関東３位まで手に入る全国行きの切符を逃してしまいました。
今年に入って全国に行けなかった大会はこれで３度目とのこと。

いろいろと反省もあっただろうけど、終わったことは仕方が無いと
気持ちを切り替えて行くしかないですね。
女子ＦＣの次なる目標は昨年と同じく関東リーグ残留。
全力を尽くして「最後は笑って」終われるようにしたいですね。