ジェラードのゴールだけじゃない（リバプール３－０サプリサ＠トヨタカップ）

リバプール身長２００cmの長身FWピーター・クラウチの
ナイスボレーが開始早々に決まってから試合はそのまま
リバプールペースへ。

サプリサは２番の選手が頑張るけれど、リバプールの
パス回しに翻弄されっぱなし。まあ取れそうで取れない
ダイレクトパスを繋ぐリバプールのパスセンスが高いから
なんだろうけど。

前半ジェラードの高等テク２本
（２点目のスーパーボレーとその直後披露したロングサイドチェンジ）
が見られただけで十分チケット代に値するプレーでした。
個人的にはあれが生で見れただけでも元が取れた…かな。

最近のリバプールはテレビで全く見てなくて
全く予備知識の無いままに見ていたのですが
ルイス・ガルシアやモリエンテスを控えに置く
チームなんて、ある意味反則ですよ。
カラガーも出てなかったし。

そんな中でリバプールは６番リーセが豊富なスタミナがあり
どこのポジションでもそつなくこなせる器用な選手だと
いうことと、２２番シソコがセンスあるボランチだなあと
いうことが分かったのが発見でした。
しかしシソコって、あれでまだ２０歳なんですか。
なんかもう既にベテランの風格を漂わせるプレーに見えた
のですが…。ホントに２０歳？

シセはテレビのゴールダイジェストでたまに見かけるから
知ってるけど、決めるべきときに決めないとねえ。
そこまでのお膳立てが完璧だっただけにね。
でも点差のついた試合だったのに最後まで点を取りに行こうと
した姿勢は立派です。

身長２００cmの超長身FWクラウチは面白い選手でした。
ただデカイだけでなく足元も確かにしっかりしているなと。
こんなタイプのポストプレーヤー、日本国内じゃありえません。
ジェラードのゴールも凄いけどクラウチの１点目も何気に凄い
ゴールなんですよね。
ただし、前述の通りリーグ戦見てないのでリーグでレギュラー
取れているか良く分かりませんが…。

１１番シナマはファーストタッチの印象が一瞬、前横浜FCの
シルビオを連想させましたね。
その後の消えっぷりまでもそっくりｗ

全体的な印象はサプリサもリバプールもＪリーグクラブの
ように前線の高い位置からガツガツ当たりに行かなかったけど
サプリサはともかくリバプールもきちんとパス回しをする
チームだったこと、本場イングランドのチャントや横断幕なども
見聞きすることが出来たことなど、点差、実力差がついた試合でした
が大変面白い試合でした。

最後にチケットを譲っていただいたドクトルパルさん、
本当にありがとうございました！
では。