From mitsuzawa northeast

横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

第45回関東サッカーリーグ2部前期第4節 横浜猛蹴 vs 日立ビルシステム

2011-05-02 | 横浜猛蹴(観戦記等)
2011 関東リーグ2部前期第4節
2011.5.01(Sun) 13:05KO
会場:保土ヶ谷公園サッカー場(横浜市保土ヶ谷区)
観衆:120人(目測)
横浜猛蹴42-00日立ビルシステムサッカー部
2-0
得点者
32岡本
28鳥毛
23米山
18飯田
時間
19分
45分
59分
88分
得点者



横浜猛蹴 (2011関東2部前期4節vs日立ビルシステム)
20斉藤 28鳥毛
11相澤23米山
32岡本26関口
21栗原15松岡
12望月37青野
 17大坪将 


横浜猛蹴・選手交代
71分 26関口 → 10堀川
80分 28鳥毛 → 18飯田

横浜猛蹴・警告、退場
なし

==============================================

日立ビルシステムサッカー部 4-4-2
 
     14齋藤  6佐々木

13山下            4吉住

     20永井  18林

9山口  12山本  2小倉  7大根

       21高橋

日立ビルシステム・選手交代
53分 13山下 → 15石井
64分 14齋藤 → 17鶴岡
72分 12山本 → 16牧野

日立ビルシステム・警告、退場
14分 18林(警告)
74分 16牧野(警告)
83分  6佐々木(警告)
90+3分  2小倉(警告)

===============================================


第1試合に続いて第2試合。
神奈川県1部から昇格した横浜猛蹴(以下、猛蹴)が関東の舞台へついにデビュー。
相手は日立ビルシステムサッカー部(以下、日立ビル)。ここは2年前にtonan前橋と戦った
関東サッカー大会決勝以来、久々に見ることになる。

強風吹き荒れるコンディションの中、風上を選んだのは猛蹴。
ロングボールを使った速攻を得意とする猛蹴にとっては持って来いな展開となる。
前線からの早いチェック、そしてテンポの良い速攻。
猛蹴らしいサッカーで立ち上がりからペースを握ることに成功した。


20分、猛蹴の速攻から左サイドをフォローのため疾走した32番岡本が
日立ゴール右隅にシュートを突き刺し猛蹴が先制!!!
挑戦者の猛蹴の鮮やかな先制ゴールにどよめく場内。
たぶん会場にいた関東協会関係者全てが驚いた瞬間だったと思われ。




その後も猛蹴ペースで進み、猛蹴1点リードで前半を折り返すかと思われた45分に
猛蹴の伝家の宝刀、カウンターから28番キャプテン鳥毛が俊足を生かし2点目をゲット!!!
神奈川県リーグはもちろんのこと、関東大会でも注目された実力を見せ付ける。
関東大会の青梅FC戦で負傷退場してからプレーを見るのは
暫くご無沙汰だったので公式戦復帰後の復活ゴールを見ることが出来て良かったなと。




後半は風下になったので、立ち上がり日立ビルの猛攻を受ける猛蹴だったが守備陣がよく踏ん張りなんとか凌ぐ。
すると58分に再び猛蹴が高い位置からボールを奪ってショートカウンター。
それまで献身的な守備や機を見たドリブルでペースを作っていた23番米山が
このショートカウンターから相手GKの位置を見計らったループシュートで3点目!!
2点だけだと少々不安な面も感じたが、この3点目は試合を決定付ける非常に大きい1点だった。



その後も1点を追う日立ビルの猛攻に晒されるもGK大坪のファインセーブ、ハイボールは青野の的確な処理
中盤では32番岡本や途中出場の10番堀川の守備などにより失点を許さない。
焦りの色が見え始めた日立ビルのファウルが多くなり、試合が荒れかけたが
終盤も前からのプレスでボールを奪い交代出場の18番飯田がゴールを挙げて4点目。
終わってみれば4-0という大差で横浜猛蹴が鮮烈な関東リーグデビューを成し遂げることとなった。



個人的には猛蹴は県リーグ勢と比べたら一体どこでどう鍛えればそんな筋肉武装できるのさと言わんばかりの
胸板の厚さを持つ屈強な選手の揃う関東リーグ勢を相手に、これまでの5人交代から3人交代と代わったレギュレーションも含め
フィジカル面でどこまで持つのだろうかと少々不安に感じていた。

でも、足元の技術面、そしてスピードで猛蹴は関東2部でも十分通用することを証明して見せた。
昨年、S.C.相模原相手に接戦を演じ勝利したのも決してフロックではないと言えるだろう。

この勝利により関東2部開幕戦は猛蹴が単独首位。
これからも挑戦に次ぐ挑戦の日々が続くだろうけど、神奈川から輩出された
馴染みあるアマチュアローカルフットボールチームが成長していく姿を見ていくのは楽しいもの。

神奈川のチームは1部、2部とも線は細くても足元の技術が確かな選手が多いという印象を
前から持っていたけど、猛蹴の個人技術、戦術が関東で十分通用したことは神奈川県内の1部以下の
チームにも大きな刺激と自信に繋がっていくと思う。もちろんシーガルズもね。

猛蹴は猛蹴で、運営などハードルが高くて色々大変だと思われるけど
関東の戦いを彼ららしく楽しんで臨んでもらいたいっすね。
選手、関係者の皆さん、お疲れ様でした。

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4 コメント

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Unknown (選手)
2011-05-02 22:00:57
昨日は応援して頂きありがとうございました。これからもハードな戦いが続きますが、チーム一丸となって頑張っていきたいと思います。
また是非猛蹴の試合に足を運んで下さい。
応援宜しくお願いします!
返信する
Unknown (猛蹴2)
2011-05-03 00:09:52
いつもありがとうございます。横断幕のメッセージ最高でしたね。僕達の原点を言葉で表現していただけたのが素直に嬉しかったです。
ここで書いていただけるのがモチベーションになっています。また書いていただけるようにチーム一丸となって頑張ります!
返信する
Unknown (take-05(管理人))
2011-05-03 08:56:03
>選手さん、猛蹴2さん

コメントありがとうございます!
お二方からそう言ってもらって光栄です。

次戦はS.C.相模原戦に行けたらなと考え中です。
エリース戦も元JFLや元プロがいる強敵ですが
連勝目指して頑張ってください
返信する
いい幕でした! (toro)
2011-05-07 11:19:02
おはようございます。ご無沙汰しておりました。
以前動画の件でご親切して頂きましたtoro
です。
あの幕は管理人さんが作ったのですか?!
あまりに猛蹴スピリッツ、ぴったりのメッセージだったので
猛蹴さんがご自分で作ったのかと思っていました。
猛蹴を含め、神奈川のサッカーを本当に愛情深く見守って
こられたのですね!
いい幕です!!!

『たぶん会場にいた関東協会関係者全てが驚いた瞬間だったと思われ。』
あ!本当に驚いていましたよ。
どなたが関係者かは分かりませんが、私から見えた
範囲の人々の表情は“え?”とか“おお??”とか、
嬉しい+楽しい驚き!って感じでした。

『一体どこでどう鍛えればそんな筋肉武装できるのさ』
私は県リーグどころか関東リーグも知らなかったので
猛蹴の方たちを初めて拝見したときには“細っ”。
こんなんじゃ、ぶっとばされちゃう。。。と本気で心配になりました。

『神奈川のチームは1部、2部とも線は細くても』
体型や印象もそうなんですが、顔が優し~い普通の男の子たちですよね。
まっとうに社会生活を送っているっていう。
私はそこが好きなんですけれど。

長くなりましたが、私も管理人さんのようにきちんと情報を伝えて
読み手に共感を与えられる想いも織り交ぜた文章を
書けるようになりたいです。
こういう文章って絶対に選手もその周りの人たちも嬉しいって思います。

明日は群馬ですが、いらっしゃいますか?
こういう文章の書けるかたが、どなたか一人でもいいから
来て、また観戦記を書いてくれないかなぁと期待しています。

コメントは久しぶりですが、ブログはよく拝見しています。
過去分も読んでは、ふ~ん、神奈川サッカー楽しい!って
フアンになりました。
ありがとうございます!



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