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パパの子育て七転八倒

平日仕事が遅く代りに週末に集中して育児してます。ワークライフバランスと[父親が考える育児]がキーワードです。

パース:夜景のビルの電気について

2007年10月05日 | その他
夜の景色で、どこよりもきれい、と思っているのが、キングスパークからみえる、パースシティの夜景です。

東京、ニューヨーク、ロサンゼルス、香港、函館そして神戸。確かに光も明るくとっても綺麗と思いますが、街と自然もマッチさせての綺麗さでは、やはりパースが一番、と思ってしまいます。

ところで、家庭を大事にするパースの住民。遅い時間(夜6時から8時あたり)にビルのオフィスに電気が点いているのはどうも矛盾している。どうして電気が点いているんだろう?

それは、キングスパークからシティの夜景をビデオに撮っていたときのことです。
初老の、いかにもジェントルマン、といった感じの人がやってきて、いきなり説明をしだした。
その説明があっているか、英語の訳がひょっとして間違っているかもしれませんが、その方の話では、ビルの電気を点けることは法律で決まっているらしいです。
どうも街の夜景を作り出すための演出だとか。

にわかには信じられませんでしたが、そうであれば粋な計らいですね。

そうか、そんなに遅い時間までオーストラリア人が働いているはずはありませんよね。
納得です。

写真は、キングスパークから、雨上がりのパースのシティ(中心部からちょっと外れた方角ですが)の夜景です。

日豪比較:生命、財産

2007年10月05日 | その他
前の項目に引き続き。
そんなわけで、オーストラリアは国民に長生きして、良い人生を送って欲しい、という意識が国家全体に溢れていますね。

それに引き換え日本では、生命をとても軽視しているんではないでしょうか?
生きている間に、税金やローンなどを国家が搾り取れるだけ搾り取り、絞れなくなったら捨ててしまえば!
と政治家が思っているんではないの?と思えてしまいます。
企業に対しては税率を緩和し、富裕層にも税率を落とす、一方、こつこつ貯めた庶民の現金(預金)を銀行の株式投資に誘導し、高い手数料で金融機関を設けさせようとする。
だから、表向き献金なんて無くても企業の利益増大に貢献してくれる政治家は見返りを得ることができるから、庶民の知らない世界で、自分たちが得るべきお金が回ってこないことに気が付かないのだ。

オーストラリアは、国民にできるだけ財産を築いて欲しいから、同じ株式投資であっても手数料は低くなっている。これは政治家が1つ判断するだけ。企業=政治家が儲かる構図にしたいのか。
消費者=国民が財産を築いて欲しいか?

第一、日本の政治家たちは、本来のお仕事よりも、その特権を最大限に利用して、議員年金、領収証のコピー使用、秘書費用の不正計上、トンネル会社の設立など、もうやりたいことし放題。
一方、オーストラリアの閣僚たちは、国民に尽くすことが天命とされており、全資産が公開され、何か儲けごと(会社経営とか)をしようものなら、沢山の指摘を方々から受けるようなので、これも日本とは根本的に違っていますね。
財産をきちんと守って、生命を大事にすることを心がけてくれるオーストラリア政府と、取れるだけ取って、自分たちが保身に入る日本の政府と閣僚たち。

いったいどちらの元で生活したいですか?
あ。アメリカ政府も、日本と同じような感じですよ~!

日豪比較:国の政策 医食住

2007年10月05日 | その他
生きていくのに欠かせないのに使われる言葉として、よく「衣(い)、食、住」と言われます。

しかし、実際オーストラリアに移住した日本人不動産の方から聞いて、確かにそうだな!
と思ったのは、「衣」よりも「医」の方が大事であることに思い知らされました。
日本の衣類は品質も価格もしっかりしていますが、オーストラリアは高い割には品質は良くない。実はオーストラリア人は衣類についてはあまり重要視していない項目だからなんではないでしょうか?
むしろお話を聞いていて、納得というより自分が無知の領域にいたことで恥ずかしさを覚えました。
生きていくのに大切なのは医・食・住。これをきちんと安心して国民に提供するのが政府、政治家の役目。さて、その役目を日本の政府、政治家は国民に対してやっているでしょうか?

こう質問されると、日本人であれば誰でも簡単に「No」と回答するでしょう。
でも、オーストラリアの政府と政治家は「Yes」なんですよね。
それが国家の仕事。でも日本ではそれができていない。本当に先進国なんだろうか?

長く生きていくには病気になるのが当たり前。それには大変なお金が掛かったり、入院しないといけない事態が発生する。その点、オーストラリアは大変な医療先進国で、技術も一級だし、住民へのケアをするためのサポート体制が十分に整っている。

それに引き換え日本では、医療費は向上し、病院はベッドを削減され、しかも
「医者としてやっていけない」と、辞めていく先生と看護婦が増えている。
いったい、日本の国民の健康を誰が面倒見るというんだろう。考え込んだ。

次に、食。オーストラリアは国土が恵まれていることもありますが、その恩恵を十分に生かし食料自給率が200%を超えている。そりゃ、人口が少ないし、グルメではないので、作るものも限られても、全然問題ないしね。
とひがんでいる場合ではない。日本は40%程度。しかも人口も多いので、何かあったら(食料輸入が制限されたら)ひとたまりもない。
マグロが食べれないとか、大豆の値段が上がって、お味噌汁が飲めない、といったレベルでは無くなってしまうのに、日本の政治家がいったい何をしているんだろうか・・・

そして、住=家。
オーストラリアを過去旅行していて、いわゆる野外で生活している浮浪者というものを見たことがない。一件もなかった。日本は・・・言うまでもない。沢山いる。
しかも日本はこれから家のローンを払えなくなる人が急増すると言われている。
ローンが払えない場合は銀行が差し押さえて銀行所有のものになる。あれ、銀行が大丈夫といって査定したのに、その責任はどこに言ってしまったの?そしてローンの残りはどうして所有が銀行に移ったのに、ローンを組んだ人が引き続き払うの?家を追い出されたのに!

オーストラリアではそんなことはあり得ません。
だいたい家から人を追い出すなら、査定をした銀行の責任において、銀行がローンを精算(というか引き取りというか)を行うからです。それだけきちんとしているので、人々は安心して生活しながらその家に住むことができる。
日本では一生懸命働いているのに、万が一失職や収入減でローンが払えなくなったら家を取られてしまう。そんなことが起こらないように、安心して生活できるようにするのが政府、政治家の役目のはず。
で、一体なにしているの?
というのが日豪の生活していく上での、基本的な差異でした。

これで益々移住したくなったのは言うまでもありません。

日豪比較:5人もざらの兄弟

2007年10月05日 | その他
日本では、子供を沢山作ろうとすると、まずは教育費とか、生活費のことを浮かべていろいろと考えてしまいます。日々の生活を圧迫してまで子供を沢山もうけようとは思わないのが今の日本での正直な心情ではないでしょうか?

しかし、オーストラリアのショッピングセンタの、特に夕方の食料品の買出しする親子をみていて、パワーを感じました。
子供が3人、4人、何には5人。

あるいは、17歳くらいの女の子がママの指示に従って買出しをしていました。
どうしてかな?と思っていたら、なんとママのおなかが大きくて・・・え、これって5人目?6人目?

オーストラリアでは、子供を沢山生んで育てることを奨励されています。
しかも、周りのオーストラリア人もそれがあたりまえだと思っている。その奨励も、4人以上子供を作れば、国から一定の補助が出るそうです。その補助も、平均年収並だそうで、もともと生活費が東京よりも確実に安いオーストラリアの、しかもパースであれば、働かなくても子供を育てていけるほぼ物価が安い(らしい)

であれば子供を沢山作ろうと思いますよね(まあ、そんな制度が未来永劫続くことはないかもしれませんが、それでも何もないよりはましですね)。

なんでも、国力を維持、発展させていくには、一定以上の人口増加が前提条件であり、その割合が子供4人、という算出をオーストラリア政府がしたらしいです。オーストラリアの新聞記事でしたが。いやあ、合理的というか、わかりやすいというか・・・

多分、日本もそこまでやれば子育ての環境はがラッと変わるはずです。
その代わり、公共事業と老人に回す医療費用とかの削減が必要になることも考えないといけないんですがね。

日豪比較:夫も育児休暇

2007年10月05日 | その他
さて、オーストラリア人の子育てを少し覗いてみましょう。
観光中に、昼間たくさんのモール、ショッピングセンタに行きましたが、そこでの家族連れの多いこと。中には子供(数人)の面倒を見ているのはパパだけ、という風景にも何度も出くわしました。

そんな自分も、年に数日は有休を使って子供と遊ぶこともありますが、オーストラリアでは全然違うようです。つまり、育児休暇がかなり長期間取れること。
長期間の長さって、どれくらいかはわかりませんが、オーストラリア人の夏休み平均休暇日数が4週間であることから、それよりも長いことは明白ですね。

しかも、有休だから、お金をもらいながら1日中子供と一緒に生活でき、かつママをサポートできる、なんて、優雅を通り越して、日本では生涯あり得ないような生活を昔から送っているとのことで、これは、「生活重視のオーストラリア人」と「仕事が中心の日本人」の、もう根本の差から発生しているので、いかんともしがたい話ですね。
だからなのか、そのような生活観を知ってしまって、移住しようとする日本人も多いようです。
ビザの問題があるので、まったくオーストラリア人とは同じような生活はできませんが、そのような世界で過ごしたいのは山々です。
もちろん、自分もそのうちの1人ですが。

夫が元気で、ママのサポートをする、子供をパパが教育することで家族の絆が強くなる。
有休なので、仕事にも差し支えることなく、しかも社会がそれを認めている。

ここまでやれるから、オーストラリアでは子供がたくさんいるのかもしれません。