MORGAN 2016年。 日本のタイトルは MORGAN プロトタイプL-9 だったかな?
主人公の リーが ある、人里離れた古い屋敷にはいるところから始まりました。
DNA操作やら なんやらによって人工的に作られた人間(?)が突然人を襲ったのでそれを調べにリスクマネジメント担当のリーが 実験現場をたずねるという はじまりでした。人工人間は生まれて5年なのにすでに16歳ぐらいに見えちゃいます。もちろんしゃべり方、態度も16歳くらいにおとなびております。そして、彼女を育て上げている化学チームはみんな そのMORGAN という人工人間を 大切にしているんですね。 襲われたスタッフも ”これは アクシデント 私がわるかったのよ” とか 弁護しています。
この 人工的な人間 (女の子) なんか エクス マキーナ という 映画を 思い出しました。あの映画も 女のコ(もっと 綺麗)だったなー。 とか、閉じ込められた状況も 似てるしさ。
ただ、リスクマネジメントの 女性 リーは MORGAN を EVALUATE して、今後を決めるわけなんですが、とにかく 化学チームが うざいんですね。 みんな MORGAN のこと大好きでして、かばうわけ。 科学者なんだから、もっと 中立てきな立場をとるべきじゃないのー・とか思っちゃいましたよ。
で、心理学者がMORGANを検査に来て、彼女をさんざん怒らせてしまうと、MORGANは怒りをコントロールできずに心理学者も襲って今度は殺してしまいます。
その後の展開がーーー???でしたわ。まあお話を作るためなんですけど、科学者チームはMORGANを殺すことを拒否した結果、MORGAN自身に襲われちゃうの。そして、リーがMORGAN と 戦いはじめますが、ここから、ネタバレ。
リーは滅茶苦茶戦闘能力が高かったんですね。ここで、私、わかっちゃいました。”あ! 彼女もいわゆる 作られた実験人間だね!”
最後は この実験を進めていた社長?と 部下の会話。
”プロトタイプ L-9は 失敗だった。しかし、L-4が 今回しっかり収めてくれてよかったよ”
”まあ、科学者チームが全員死亡もしかたがなかったな”
つまり 考えるに L-4 主人公のリーは 感情のないタイプで、今回は感情の持ったより人間にちかい タイプを作るという実験だったみたいです。ところが感情をもった 人工人間はその感情を制御できず、めっちゃやたら人を殺してしまうという 欠陥があったという 落ちなんですかね。
しかし、最初から感情のない人工人間だから理性的に使命を受けるとそれに対処できるわけで、なぜわざわざ 感情のあるタイプのプロとタイプを 作り出そうとしていたのか ?
科学者チームみんな MORGANを 大切に思っているってのも ちょっと よくわからないしね。(一人は 自殺までしちゃうんですよ)
でも 結構面白かったです。 日本では公開されずDVDスルーだったそうですが、まあ 正解ですね。暇なときに DVDで ちょっと 見るのに おすすめー な 程度の映画でした。