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私の好きな映画

私の好きな映画 と 大好きなジュリーな 毎日

涙の続き

2013年04月08日 | ジュリー
ジュリーの舞台劇は、どちらかというと、軽い感じのが多いと思っていましたが
”先生のかばん”は 原作があるからか、ちょっと、ヘビーな感じです。

主人公の女性"月子”さん。 30代後半で、独身。いわゆる お一人様ですか。以前は負け犬とも
言いましたよね。 この女性の孤独感がすごい、分かりました。しかも、実家のお母さんが
家を売って、息子(月子の兄)の転勤について行くというのです。そこで、彼女は怒ります。
"なぜ? 私と暮らすという選択は無かったわけ? なぜそんな事を私に相談せずに決めたの?”
この、怒りはすごい分かります。やっぱり、生まれ育った家がなくなるのは 厭です。
そして、そんな、彼女にお母さんは ”お前の結婚を 願ってるから”
結局 そこなんですよね。 女性は結婚を望まれていて、結婚してない間は1人前ではないみたいな。
彼女の 怖いまでの孤独が、なんか、すごい感じてしまいました。
だからこそ、先生に”ずっと、ずっと そばにいてね” という、言葉がでてくるんですね。

この、舞台のジュリーは、ちゃんと 演じてるジュリーですね。 淡々とした話し方。
ずっと、めがねをかけていて、 あんまり、目がみえないし。
でも、本当に、やさしいジュリー。
月子さんを 抱きしめて歌ったり。。。ああ、月子さんが うらやましい。

見終わってからも、なんか、ずうーーと 胸に残ってしまって、
苦しくなる お話ですねえ。でも、また、もう一度 再演されないでしょうかね。
実際に見たいです。