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takapyonaの美味的生活

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フランス第2の商業都市 リヨン 《 リヨン in フランス 》

2006年03月13日 | フランスのレストラン・ホテル

リヨンへは2泊したので、2日にわけて見所を周りました。
リヨンはフランス第2の商業都市だけあって街の規模も大きく、移動するのにメトロやトラムを使います。メトロ・トラムの1日券(4.2EURO)というのがあったので、アビニョンから到着したパール・デュー駅で早速購入しようとしたのですが、日曜なので切符売り場はクローズ。よって券売機で買うしかないのですが、券売機はお札は受け付けずコインのみでした。2人あわせて8EUROのコインの持ち合わせがなかったので1回券(1.5EURO)を購入。こういう点がヨーロッパの不便な所です。日曜でも窓口を1列くらいあけるか、券売機でもお札が使えるようにして欲しいです。別の街のトラム乗り場でもやはり券売機しかなくコインしか使えなかったので、重いのですが、なるべくコインは手持ちで持っておくべきだと思いました。

リヨン観光1日目は、アビニョン到着後にランチを食べた後、歩いて衣装博物館と装飾美術館へ行きました。

その後、ケーブルカーに乗ってフルヴィエールの丘にある、ノートルダム・ド・フルヴィエールバジリカ聖堂へ行きました。
丘の上にそびえたつ白く堂々とした教会の外も美しいのですが、

     
      

教会内部の装飾も素晴らしかったです。
     

教会には展望台がありますが残念ながら冬のこの時期は閉まっていました。しかし、教会の裏手からもリヨン市内を一望することができました。
     

右上の写真のとんがっている建物は、クレディリヨネ銀行の本部のあるビルです。その形から「クレヨンビル」と言われているとか。

ノートルダム・ド・フルヴィエールバジリカ聖堂を見学した後は、旧市街に行きました。聖堂と旧市街を含む「リヨン歴史地区」1998年に世界遺産に登録されています。

日曜ということもあり旧市街のお店は閉まっている所が多かったですが、レストランは開いていて、人も大勢いました。
      

旧市街には「トラブール」と呼ばれる抜け道があります。建物が密集しているこの地域で、建物の真ん中を道にして建物の両側の道に行けるようにしたものです。
一見すると民家やお店のドアに見えますが(左下写真の右のドア)、このドアを開けると右下写真の通路になっていて通り抜けして別の道に出ることが出来ます。
最初、どこがトラブールか分からず、TH(夫)と2人、リヨンの旧市街をうろうろしていましたが、民家とおぼしきドアから欧米観光客3人組がガイドブック片手に出てくるのを見て、そこがトラブールの入口だと分かりました。
   

ところで、この日の気温は4℃でした。私はババシャツ2枚+アンゴラのとっくりセーター+シャツ+マフラー+半コート+帽子+マスクで防寒していたにも関わらず、風が冷たくとても寒く感じました。「寒い時はショコラ(ココア)を飲もう。」と、旧市街のサロン・ド・テに入りました。皆考えることは同じらしく、混んでいた店内を見渡すと、ほとんど皆ショコラを飲んでいました。

ここでは、ショコラ2.8EURO(≒402円、1円≒143.6円)、タルト・オ・シトロン2.7EURO(≒388円)を頼みました。ショコラは大きなカップにたっぷり入っていて激甘です。でも体の芯から温まりとても美味しかったです。家に帰って牛乳に砕いたチョコを溶かして飲んでみましたが、ここで飲んだような味にはなりませんでした。

こちらは夕暮れ時のソーヌ川とTH(夫)がいたく気に入っていた橋です。

リヨン観光2日目は、美味しい朝食を食べた後に、まずオペラ座へ行きました。
このオペラ座は、現代建築家ジャン・ヌーヴェル(Jean Nouvel)の設計で、古いオペラ座の一部も利用しつつ再生した建造物です。黒一色で統一されたシックな室内なのだそうですが、朝行ったため、入口の扉が閉まっていて中に入ることが出来ませんでした。

オペラ座の向かい側には市庁舎がありました。

リヨン美術館を見学し、LE NORDでランチを食べた後、TH(夫)の希望によりラ・ムーシュ公営場へ行きました。こちらは都市計画家トニー・ガルニエ(Tony Garnier)によるもので、市場・場等の建築物を広大な敷地に規則正しく配列されていることがすごいのだそうです。





建物の中に入ろうとしたら閉まっていて入れませんでした。事務所があったので、「中に入りたいのですが。」と言ってみると、現在この建物は展示場として使われおり展示会のない時は入れないとのことでした。でも親切に色々と説明をして下さって、帰りにトニー・ガルニエの都市構想が載っていると思われるフランス語の立派な写真集までお土産に頂いてしまいました。観光する場所ではないのか、観光客は他にいませんでした。

TH(夫)は、エクスナレッジ「世界の建築・街並みガイド フランス/スペイン/ポルトガル」という本で今回旅行する場所を全部コピーして持って来て、それに従って観光プランをたてていました。私がブログで建築関連の箇所を書く時はこちらの本を参考にしています。
リヨンでは、今回観光した場所の他に、リヨン空港に隣接する「リヨン・サトラス駅」も載っていたので、ここにも行きたかったそうなのですが、バスで50分近く片道かかるそうなので「リヨン空港を利用する時に見てみよう。」ということにしてやめました。
2日目の観光は以上で終了です。

リヨンは、、パリほど大都会でもなく中途半端に大きくて、移動するにもメトロやトラムに乗らなくてはならず、歩いてまわれる小さな街が好きな私にとっては、「観光見所を全て制覇したぞー。」という満足感が得られにくかった街でした。
ただ、ビジネスや住むには便利な街だと思いました。

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