ケレタロ（Queretaro）【観光編1】に引き続き、【観光編2】をお送りします。
今回はケレタロの水道橋と街並編です。
【水道橋（Acueducto）】
世界遺産ケレタロのシンボル、現在は使われていませんが、74のアーチからなる全長約1.3kmに及ぶ保存状態の良い水道橋です。ケレタロの花形観光スポットの１つです。
サンタクルス修道院（【観光編1】前述）に行った帰りに、街と水道橋の全景を見渡せる展望台まで歩いて行きました。
展望台だと思っていた柵に囲まれた銅像や建物があるこの場所は、独立革命時のヒロインの記念碑兼お墓でした。
記念館もあり中をざっと見学しました。
1726～1728年建造とまだ新しいせいか、TH（夫）はローマの水道橋のような遙か昔の歴史の重みは感じられなかったようですが、ピンク・ストーンを利用して作られたほんのりピンクがかった優美でリズミカルな曲線を描くアーチは絵になりました。
17～18世紀のケレタロの工業化により川の水が汚染されたため、住民の清潔な飲み水を確保するために、メキシコ・シティから建築家を招き、およそ5,000人もの先住民とともに建造したのだそうです。水の貴重さや有り難さを思い起こさせてくれる場所でした。
【街並】
スペイン植民地時代、メキシコ各地で先住民が奴隷のように扱われていたのに対し、ケレタロではスペイン人と先住民（アステカのチチメカ系のオートミ族）が同盟を結び共存してきたそうです。
当時、旧市街のコレヒドーラ大通りを境にして、西側がスペイン人地区、東側が先住民地区と、居住区が分けられていました。今では大部その差もなくなりつつあるようですが、それでも街歩きをしていてそれぞれ雰囲気が違うのが感じられました。
●スペイン人地区
「ケレタロはヨーロッパの街並によく似ているなぁ。」と観光初日に思ったのですが、それはスペイン人地区を初日に歩いていたからでした。
道幅は広くまっすぐで整然としています。豪華な装飾のある教会が建っているのもこちら側です。
ここから下4枚は、建物に写る”影シリーズ”です。
このホテルは壁がボツボツしていて面白かったです。
色んな種類のカットフルーツを透明カップに入れて売っている屋台ですが、
ショーケースの中もフルーツの上にも大きな蜂が何匹もたかっていて恐かった
●先住民地区
スペイン人地区と比べて細く入り組んでいる道が多いのですが、道沿いに色とりどりの家が並んでいて、直線で並んでいるのより視線が変わって面白かったです。
切り絵のようにすかし模様の入ったビニール製の何色もの旗がはためいている地域があり興奮しました。ケレタロで思い出すのは、サンタクルス修道院のサボテン娘。とこの旗の景色と、歩けども探せども郵便局が見つからなくて「この街の人達は郵便を出さんのかぁ
」と歩き回ったことです。
手作りタコスの屋台に集る人達。
きっとこの女性のタコスは美味しいんだと思います。
この子も笑えます。
ブーゲンビリアを見ると、なぜか旅行気分が盛り上がります。
この辺りはスペイン人地区と大差ない街並でした。
てぃらり～ん 屋根からサボテン。
●真ん中地区
私達（というよりTH（夫））が便宜上「真ん中」のカテゴリーに分けたのが、セネア公園の周辺です。
プロムナードにお土産屋台が並んでいて、そぞろ歩きが楽しい地区です。プロムナードのおかげで車に気をつけなくてもいいのも写真を撮るTH（夫）にとっては気楽だったそうです。
スペイン人居住区と先住民居住区の境界線に建っているサンフランシスコ教会。
ここで初めてチチャロン売りの屋台を発見！！
夕方頃から広場の人も徐々に増え始めました。
ケレタロでは観光以外に、ショッピング（TH（夫）はシャツをお買い上げ）をしたりカフェで休んだり、のんびり過ごしました。
・・・と思っていたのですが、その割にはよく歩いていました。
☆（備忘録）☆
・2/13の歩数：19,973歩
・2/14の歩数：20,738歩
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お褒めの言葉をそのまま旦那にメッセンジャーで伝えたところ、
「へへへへへ」
とのことでした。