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上海蟹も食べたかったので「今が旬の上海蟹と山海の幸コース 8,610円(税・サービス税込)」にしました。
お料理7品、デザート1品の付くボリューム満点のコースです。
●5年の甕紹興酒で漬けた、“酔っ払い上海カニ”
雌の上海蟹を紹興酒で漬けたもので、1人半身ずつ。
黒い部分は卵で一番美味しい部分だそうです。
紹興酒の芳醇な香りと上海蟹の甘くねっとりとした身が何とも美味でした。味噌も濃厚。
1品目から美味しくてほろ酔い気分
●“海と山の幸”本日のおまかせ前菜7品盛り
名前の記憶が定かではありませんが、向こうから時計周りに
四川よだれ鶏、栗の渋皮煮を桂花陳酒に漬けたもの(栗の甘みと金木犀の香りがGOOD!)、ブランドきのこのソテー、台湾産からすみを大根と一緒に、マンガリッツア豚のチャーシュー、鮎の甘露煮、鮑。
どれも美味しく珍しい前菜ばかりでしたが、中でも印象に残ったのは栗の渋皮煮とマンガリッツア豚のチャーシュー。
1品目の酔っ払い上海蟹とこの前菜だけで既に満足でした。
●秋野菜と板春雨の上海蟹味噌フカヒレあんかけ
銀杏、里芋などの秋野菜と葛きりに似た板春雨に、蟹味噌とフカヒレ入りのあんかけがたっぷりかかっています。
こってりしているのかと思いきや、程よい塩加減で食べやすかったです。
3品目にして既にお腹が満腹状態。
●活大上海蟹の姿蒸し、特製黒酢添え
蒸す前に活きたままの上海蟹が運ばれてきます。
陽澄湖産の大上海蟹(200gUP)が使用されているとのこと。
蒸しあがり。2匹とも顔つきが違います。
中はこんな感じ。
よく切れる専用の蟹ハサミで、あちこちに殻を飛ばしながら中身をほぐし、黒酢に漬けて頂きました。
美味しかったです。
が、ちかれた。。
「やっぱり蟹は食べるのが面倒だ」とTH(夫)と意見が一致しました。
蒸したのもいいですが、酔っ払い蟹の方が好みでした(剥かなくてもいいし)。
●“三浦産活ホラ貝・活ホタテ”と“プリッとコラーゲン”の豆腐チーズ(白菜腐乳)炒め
この辺りで、既に満腹度100%超。
プリッとコラーゲンのプリッと感がちょっと苦手でしたが、ホラ貝やカリコリしたお野菜と味付けは好きでした。
●“マンガリッツァ豚”上海蟹味噌団子とワァワァ菜の壺蒸し
ハンガリーの国宝豚“マンガリッツァ豚”に上海蟹の蟹味噌が練りこまれたお団子はフワフワで食べた瞬間ほろりと崩れます。
いいお出汁の出たスープは満腹と言えどもすっとお腹におさまりました。
壷蒸しスープって深い味わいでどうしてこんなに美味しいんでしょう。
●雲林風〆の食事 麺or飯
ここでようやく〆のお食事です。
コースの中では本当は「台湾風汁ビーフン」か「ジャコと高菜のピリ辛チャーハン」だったのですが、有名な麻婆豆腐も食べてみたかったので最初に追加でお願いしたところ、差し替えでも大丈夫とのことで差し替えて頂きました。
追加では到底入らない量だったので差し替えてもらえて良かったです。ありがたや。
花山椒の辛さの効いた辛い麻婆豆腐が好きで、ずっと食べたかった雲林の麻婆豆腐。
赤唐辛子も何本も入っていて赤唐辛子の辛さとともに、花山椒もしっかりピリリと効いていました。そうそう、私の好きな麻婆豆腐はまさにこんな感じ~
香辛料の辛さに体がぼーっと熱くなりました。
満腹と言えども、辛くて美味しい麻婆豆腐は別腹で、添えられたご飯もつやぴかで、両方きれいにたいらげました。
念願かなって大満足です。
●自家製デザート3品盛りと安渓のウーロン茶 “毛蟹”
自家製デザートは、黒糖アイスに黒酢ソース、杏仁豆腐、旬のフルーツ(柿とグレープフルーツとキュウイ)の白ワインジュレの3種類。
白ワインジュレの酸味が爽やかでした。
毛蟹尽くしの本日のコース、最後のお茶まで「毛蟹」という名前の付いたウーロン茶でした。優しい味わいですっきり。
今日のお料理にあう白ワインをお店の女性に選んで頂きました。
「Heart of Claudia Chardonnay (5,040円)」というカリフォルニアの白ワイン。きりっとした辛口ながらも時間がたつにつれライチやパイナップルのような甘い香りがたち、お料理ともバッチリでした。
「神の雫」で雫君がみやびちゃんと餃子を食べながら飲んだワインだそうです。
このワインを選んでくれた女性が、みやびちゃんと声や雰囲気が似ていてサービス精神満点の可愛らしい女性で、私達がお料理の写真を撮るのにあわせて蟹の向きをセッティングして下さったり、お見送りも最後までしっかりで、好印象でした。
それほどテーブル間隔は広くなくお店自体も大きくはありませんが、内装もモダンで落ち着く雰囲気です。
奥の半個室だとさらに落ち着けそうです。
それにしても、出てくるお料理の味も感動的で、ボリューム的にも大満足だったお店に出会ったのは久しぶりでした。
自称早食い大食いの私ですが、食べ始めから終わるまで3時間かかり、お腹がはちきれそうなほど満腹になりました。
TH(夫)と2人で「苦しいよう」と、這うような感じで家にたどり着きました。
こちらに行く前はお昼少な目にして行った方がいいと学びました。予約も必須です。
また是非行きたいお店です
それとあわせて、この界隈、古民家を改装した趣のあるお店も多いので、少しずつ開拓していきたいと思います。
あんこう鍋の『いせ源』や鶏すきやきの『ぼたん』や燻製の『けむり』とか、少し歩いただけで気になるお店が色々ありました。
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ありがとうございます!!
↓ ↓
名前が出ていましたが~~~
こんな素敵なディナーがいただけるのですね♪
今年は小さめの上海蟹しかいただいていなくて
う~~~できることなら行きたいです。
私も自称も他称も
大食い早食いアラフィー
なので、すごく羨ましい~~~。
ぼたんはうちの夫が愛してやまないお店で
かなりお勧めです。
名前があがるほどのお店なのですね。
今年の上海蟹の季節もあとわずかですが、
機会があれば是非行かれてみて下さい。
私ももう一回ご一緒したいくらいです♪
vin_rougeさんとなら、大食い早食い対決?もできそうですね
旦那様がこよなく愛されるというぼたんも行ってみます
私も紹興酒につけたのが、一番好きです♪
でも↑の蟹ミソのお団子も美味しそう!
食べてみたい♪
蟹の顔を観察するtakapyonaさんがカワイイ!
あの蟹ミソのお団子のフワフワ感、aacoさんに食べてもらって作り方教えて欲しい~。
こちらのお店、ワインにも力を入れてるみたいで種類も多かったので、aacoさんが東京に来られた時にマコ大好きさんと3人でご飯食べるお店の候補にいいなと勝手に考えてました。
蟹の顔の観察は、お店のお姉さんに
「顔つきが違うんですよ」と
可愛く教えてもらいました。
まだ召し上がったことがなかったんですね。
上品な甘みとしっとり感、旨みのある蟹だと思いました☆